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御中の書き方・様との使い分け・返信時のマナー|行の消し方など

更新日:2022年08月13日

封筒を記入する際、「宛名の後は、御中?様?」「正しい書き方ってどうするの?」など悩みますよね。ビジネスの場や冠婚葬祭などで使う封筒に、書き方がわからない状態で記入するのは不安なものです。改まった場で恥ずかしい思いをしないよう、正しい書き方を学びましょう。

御中とはどんな意味?

何となく企業宛に送るときに使っている「御中」ですが、正しく意味を理解していないまま使用している人も多いのではないでしょうか。

御中とは、「その中の人」に「御」がついた形で「その組織の中のどなたか」という敬称です。つまり、送る相手が特定する個人ではない場合、誰が開封しても良い内容である場合に「御中」を使用することができます。

また郵便物以外でも、ビジネスメールを送る際、本文の1行目に「株式会社○○ 御中」といった形で使うこともできます。

御中は敬称なの?脇付なの?

今では敬称の一つと紹介されることが一般的になってきた「御中」ですが、本来は脇付です。脇付とは、宛名の左下に添えて相手への敬意を表す言葉です。「侍史」「膝下」など一般的に使用されることはありませんが、今でも医療業界では使われています。

例)○○先生 御侍史

脇付は宛名に「様」などの敬称と併せて使います。後で御中の併用について詳しく触れますが、「御中」は脇付でありながらも他の敬称と併用をしない点から、一般的には敬称として使われていると考えてよいでしょう。

「御中」と「各位」の違いは何?

御中とは、「その組織の中のどなたか」という意味であるのはわかりました。そこでもう一つ、個人名以外につける漢字2文字の敬称が思い浮かぶ方もいるのではないでしょうか。文書の最初につける「○○各位」です。各位の場合は複数の相手に向けて書く文書のときに、それぞれに対して敬意を表す言葉です。こちらも敬称ですので、「様」と併用することはありません。

誤)「関係者様各位」

正)「関係者各位」

ただし、「お客様各位」に関しては「お客各位」とするには抵抗があるため、一般的には「お客様各位」としても間違いではないとされています。

さて「御中」と「各位」の使い分けですが、御中は宛名に使われ、各位は文書の冒頭に使われます。なので、封筒やはがきに宛名を書く際、複数名に宛てて送る内容の書類が入っていても「各位」ではなく「御中」を使うので注意しましょう。

宛名の「御中」と「様」の正しい書き方

就職、転職の際に送る選考書類。宛名の書き方間違っていませんか。御中なのか様なのか、採用担当者は細かいところまで見ています。正しい書き方を学んで、第一関門を突破しましょう。普段仕事で郵便物を扱っている方も一緒に確認してみてください。

担当者が分からない場合

上記で述べた内容を理解すると、担当者がわからない場合は「御中」を使用すると判断できます。担当者の個人名は分からないけれど、会社名の他に部署や課、係などがわかる場合は、できるだけ詳しく記入しましょう。こうすることで、企業が郵送物を受け取った際、振り分けしやすくなり、当書類を処理する担当者の手元へ早く届きます。

例)株式会社○○ 〇○部○○課 御中

履歴書を送る際、担当者名や正しい部署名がわからないときにはどのような書き方をすればよいでしょうか。一般的に使われるのは「採用ご担当者様」という言葉です。このように記入すると、企業内で郵便物を振り分ける人にもわかりやすくなります。採用担当者が複数名いる可能性がある場合には「採用ご担当御中」としてもよいです。

担当者が分かっている場合

担当者の名前がわかる場合には御中は使いません。担当者名の後に「様」という敬称を付けましょう。

例)株式会社○○ 〇○部○○課 〇○様

併用はしない

企業などの組織には「御中」で個人名には「様」を使う、と丸覚えしてしまうと誤った書き方になりがちです。それが、「御中」と「様」の併用。ここでもう一度思い出してほしいのが、「御中」の意味です。

御中は「その中の人」に「御」がついている敬称ですから、さらに「様」をつけてしまうのは二重で敬称を付けることになります。「その中のどなたかへ○○様へ」と書いてあったら、明らかに違和感を覚えるはずです。

誤った書き方)「採用ご担当者様 御中」「○○会社 御中○○様」

正しい書き方)「採用ご担当者様」「○○会社 〇○様」

様方ってどんな時につかうの?

「様方」も宛名に使う敬称のひとつです。個人の自宅に送付する際に使用し、企業や団体などの組織に送る際には使用しません。使用するケースとしては、受取人の苗字と送り先の世帯主が異なる場合に使います。

例えば、世帯主が〇○さんで〇〇さん宅に△△さんが居候していて、△△さん宛てに送付する場合には、「○○様方△△様」といった書き方になるということです。様方という敬称は世帯主の名前の後にしかつきません。

気付ってなに?

目にする機会は滅多にありませんが、宛名に「気付」と書かれていることがあります。「きづけ」と読みます。個人宅以外を経由して受取人に郵便物を届ける際に使用します。例えば、受取人Aさんが出張で某ホテルに滞在しているとします。ホテル滞在中のAさんに手紙を出す際、宛先はどのような書き方になるのでしょうか。

ホテル+御中と書くと「ホテルの中のどなたか開封してください」といった意味になってしまいます。ここで登場するのが「気付」。「ホテル○○気付 A様」とすることで、ホテルから無事Aさんに届けられます。

個人宅へ送る際は気付は使用しません。「様方」は個人宅にいる受取人に対して送るとき、「気付」は個人宅以外の場所にいる受取人に対して送るときに使う、と合わせて覚えるとよいでしょう。

外脇付の書き方

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初回公開日:2017年11月08日

記載されている内容は2017年11月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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