レビューの書き方|商品/先行研究/アプリ/ビジネス/本
更新日:2020年08月20日
商品やサービスのレビューはどう書くの?
商品やサービスのレビューには、そのレビューを読んだ人に「面白そう」「買ってみたい」という気持ちを起こさせなければいけないという使命があります。
客観的な視点で本を正確に評価する「書評」であったり、自分のブログやSNSなどでサービスを受けて感じたことをそのまま書く「感想」とは違い、そのレビューの文章だけで「この商品は(サービスは)お金を出す価値がある」と購入を決定づける書き方をする必要があります。
本のレビューの書き方は?
あらすじを書く
人は、どんな内容なのかも分からない本は買いません。レビューで、結末までのあらすじではなく、さわりの部分の内容だけを説明しましょう。レビューを読んだ人に「その後どうなるんだろう」と興味を引かせる書き方ができれば成功です。
具体的な良さを書く
「面白かった」「感動した」だけでは、ただの感想になってしまいます。レビューを読んだ人の本の購入の決め手にはなりません。レビューには、どこが面白かったのか、どこに感動したのかを具体的に書く必要があります。
本が書かれた背景を書く
その本が、作者の小説群の中でどのような位置づけなのかを書くことも大切です。処女作であるとか、名だたる賞の受賞後1作目であるとかをしっかりと紹介しておきましょう。
または、失恋後に書いたであるとか、子供が生まれた直後に書いたなど、作者の人生と照らし合わせてどんな時期に書かれたものなのかなどの、本が書かれた背景をレビューに入れた書き方をすると、レビューがより厚みを増すでしょう。
特別な価値をアピールする
「本屋大賞」などの、その本が受賞している賞はぜひとも押さえておきましょう。売上げ1など、今大勢の人が読んでいるというアピールをレビューに盛り込んだ書き方をすると、人の時代に乗り遅れたくない感情を上手にくすぐることが可能です。
本のレビューを書くコツ
本をよく読み込む
レビューを書こうとしている本を、しっかりと読み込むのは当たり前のことです。その本の良さを人に充分に説明する書き方をしたいのなら、自分が説明する内容をよく理解していなければなりません。
ネタバレはNG
人は、結末を知った本は読みたくなくなるのが心理です。その本を手に取ってもらいたいのなら、レビューにはネタバレを書かない方が良いでしょう。
自分の言葉で書く
ありきたりな言葉で本の良さを語っても、読み流されてしまうことが多いでしょう。立て板に水のような流暢な語り口で書いたレビューは、その内容が頭に残らないことがあります。レビューの書き方で最も大切なのは、自分の言葉で書くことです。
初回公開日:2017年12月18日
記載されている内容は2017年12月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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