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2018年01月05日

進学を考える学生/社会人のための大学院の偏差値ランキング

皆さんこんにちは、今回は大学院を志望する人向けに「とびきり役立つ情報」をお届けします。実際に大学院の偏差値はどれくらいなのか、そもそも大学院に偏差値ってあるのか、その辺りに焦点を当てながら、多角的な視点から大学院入試・ランキングをご紹介します。

学生・社会人のための大学院の偏差値ランキング

大学院にはそもそも「確定的な偏差値」というものはありません。言えば大学院は研究施設と同じで、その大学院を世間で公表する「表向きの看板」は直属の大学ということになり、大学院はその大学に属する専門研究施設となります。

そのため「大学院の偏差値」を問う場合は、その付属している大学の偏差値がそのまま推計となり、その大学偏差値を基準にもって、あるていどの大学院受験の難易度を図るしかありません。と言っても、大学院入試を受けるときには前もって競争率は予測できます。

各大学に用意されたホームページや、その当該する大学や大学院から発行されるパンフレット(受験案内パンフレット)を参照すれば、その競争率・倍率や大学院用の受験科目と内容がそのまま掲載されているので、そちらを見ながら難易度を図るしかありません。

大学院の偏差値ランキング

よくインターネット上でさまざまな「大学偏差値ランキング」や「大学院偏差値ランキング」が大々的に掲載されていますが、大学の偏差値は予備校などで推計されているため存在するにせよ、大学院の偏差値は公開されていないので存在するはずがありません。

大学院の偏差値を探そうとするとき、この上記のフレーズをしっかり念頭に置く上で「騙されないようにすること」が大切です。先述のとおり「大学院の偏差値」はその付属する大学の偏差値をそのまま基準にして考えればよいので、大学偏差値を参考にして下さい。

国立大学の偏差値から大学院の偏差値を推計

具体的にその偏差値推計でトップから5位辺りまでの昇順を言うと、以下の内容です。〈国立大学〉(偏差値)の順番で記載しています。

5位 東北大学(75)、一橋大学(75)

東北大学や一橋大学では学生数が比較的少数ながら、独自の看板学部が根強い学生集めへの主体となっています。東北大学では研究施設の充実、一橋大学なら経済学部の水準が高いこと、この辺りが学力維持を紡ぐ重点的な理由になるのでしょう。

特に東北大学では語学能力の高低が合否を分け、また大学院でも小論文対策にはしっかりとした勉強量が必要です。また一橋大学の看板学部と言われる経済学部では、特に数学の基礎知識・応用スキルがなければとても太刀打ちできないので、こちらは数学対策が必要です。

4位 名古屋大学(76)

旧帝国大学の看板を現在でも掲げる地方大学ですが、研究対象の豊富性は注目されます。主に工業・産業への研究成果がこの位置にとどめています。

名古屋大学の入試では学部入試・大学院入試ともに、国語能力(特に古典や漢文への知識)が非常に重要で、現代文や古典文学における識字率の高低が合否を分けてきます。また英語でも1つの問題への配点が高いため、1つも落とさずに解答するくらいの姿勢で臨んで下さい。

大学院入試の場合は書類選考と小論文、また専攻科目への基礎知識などが必要です。書類選考の折りから手を抜かず、きちんと準備万端にしておいて下さい。小論文対策ではこれまでの過去問(テーマ)への取り組みが効果的で、大学のホームページ・PDF資料や赤本などで対策可能です。

3位 大阪大学(77)

大阪という都会にありながら、歴史にも確固たる信頼性があります。レベルの高い学生が集まる根強い引き金が目立ちます。医学部の貢献業績も注目されます。

阪大の入試では学部入試では記憶型の受験対策、大学院入試では「どれだけ課題に機転を利かして基礎知識を応用できるか」が問われます。大学院入試の小論文対策では、特に時事問題や文章能力が必須で問われますので、日頃からの情報集めと文章力の向上が必要でしょう。

2位 京都大学(78)

学生の街の京都に設立された旧帝国大学の看板を持ちながら、理系学部の飛躍的功績には世界が注目します。文系にも京都大学独自の特徴が見られ、入試などの出題傾向や内容にはかなりの難問が頻出します。

京都大学の入試難易度は、とにかく英語の応用問題です。これは大学院入試でも社会人入試でも同じで、ちょっとやそっとの学力では追いつきません。国語能力にしても教科書レベルでは間に合わない場合が多いので、習得できる情報は何でも記憶しておくことがベターです。

京大英語の赤本を買って専門的・徹底的に英語の能力を伸ばすことが、京大対策への随一の対策となるでしょう。とにかく英語力のUPに努力して下さい。

1位 東京大学(80)

言わずと知れた、日本の学府において最高機関と謳われ続ける東京大学です。文系・理系問わず、あらゆる業績分野で功績を収め、大学の世界ランキングでも40位台と、他の日本の大学から抜群の異名を誇ります。

東京大学の入試難易度はとかく「問題量の多さ」と言われ、限られた時間内でどれだけ正確な解答ができるかという、まるでロボットに問われるほどの的確な判断が求められます。そのため、国・英・数・理・社を問わず、どんな問題へも必ず対処できる能力を習得して下さい。

東大は問題量と的確な判断、京大はマニアックな問題への解答、これが一般的に言われる難易度の決め手になります。

決して「偏差値」が難易度を示す指標には絶対になりませんが、とかく大学の難易度を示す際の最も手頃な指標はやはり数値に偏ります。この点で各大学の学術レベルを俯瞰すると、このようなランキングとなるでしょう。

私立大学の偏差値から大学院の偏差値を推計

国立大学と同じく私立大学の大学院ランキングも、まずは偏差値をもって眺めてみます。先述しましたが、大学院には偏差値水準というものがそもそもありませんので、受験生各自が個別の能力を見計らって、各自で各大学の問題に当たってみることが先決です。

ここからも〈私立大学〉(偏差値)の順番で記載しています。以下の情報はぜひ、受験対策時の参考としてとどめておいて下さい。

5位 青山学院大学(71)

リベラルアーツ派でキリスト教を特徴とする青山学院大学は、とくに女子から破格の人気を誇る柔軟な大学として有名です。英語の学力水準が高いこともあり、留学制度の充実にはことさら注目度が高いです。

青山学院大学の入試難易度は何と言っても英語力の差に表れます。ヒアリングやスピーキングをはじめ、英語スキルを柔軟に養っておくことが合否を分けてきます。

さらに大学院入試では専攻科目への知識や小論文対策が必要で、専攻科目では情報収集の豊富さと、小論文対策では説得力のある基礎的な学力・文章力が必須になります。

学部入試・大学院入試ともに、ほとんどの学部で英語は必須ですので、英語対策ではしっかりと解答できる能力を身につけておいて下さい。

4位 同志社大学(73)、明治大学(73)

同志社大学も明治大学も古くから放任主義による学力維持が資本にあり、学生は大学院への進出から社会貢献への幅も広く、各大学の充実した勉学環境は教育の向上につながります。

ここでも英語対策がメインになるでしょう。同志社大学の出題は良問が多く、基礎的な学力があれば大丈夫ですが、それでも国立併願者がともに受検してきますので、1つの問題へのミスが合否を分けてきます。そのため、確実に解答できる能力を会得して下さい。

明治大学の場合も英語と国語能力は必ず問われ、特に英語では「やや難」レベルの問題が出題されることもあります。受験生個別でその難度は変わりますが、正確に解答できるよう知識を柔軟に広げておくことは大切です。

3位 上智大学(75)、立教大学(75)

ともにミッションテイストの根強い魅力を持っており、集う学生の学力レベルも依然変わらず高い。とくにコミュニケーションスキルを向上させる異文化学科の充実に秀でており、英語能力に長ける学生はさまざまな分野で活躍します。

上智大学の英語のレベルは一時期「早慶よりも上」と囃されたほど、どの私立大学よりもむずかしいとされた経緯があります。そのため上智大学を目指す際には、ネイティブ英語にも対応できるほどの学力を身につける、というほどの姿勢をもって臨んで下さい。大学院入試の場合も英語は必須であることが多いです。

立教大学の入試では基礎的な学力はもとより、これも問題量の多さへの対処が目につきます。学部入試の場合であれば記憶型重視の受験対策になるでしょう。しかし大学院入試の場合では、主に小論文対策や専攻科目への集中的な勉強が必要です。

2位 慶応義塾大学(81)

私学の雄と称されて久しく、そのさまざまな学術分野の活躍と貢献振りは他のどの私立大学よりも抜きん出ているとも言われます。就職率も安定しており、研究レベルや学術機関の充実をともに、大学院への入学もその辺りをねらって学生が集まります。

慶応義塾大学の受験では、主に数学の知識や小論文対策がメインになります。特に英語では東京大学と同じく「問題量への対処」がメインとなるので、基礎学力はしっかりと身につけ、解答スピードを充実させる必要があります。

小論文対策では「時事ネタ」や「思想をからめた課題論文」への対処が求められることが多く、ここでは語学能力に加え、どれだけ相手(採点者)を説得できるかという、アイデア力と構想力が問われます。このため、日頃から情報収集と文章力を磨く対策をして下さい。学部入試でも大学院入試でも小論文は出題されます。

1位 早稲田大学(82)

慶応義塾大学と肩を並べる形で、放任主義と学問の独立を謡いながら、主に政界やメディアでの活躍が幅広く取り上げられています。慶応とともに私学の雄で認められ、学生文化を見る点ではどの大学よりも土台が丈夫にイメージされます。

大学院の難易度は、学生がエスカレーター式で入学してくる状況にもより、ひと口で言えば受験の際の競争率に影響される傾向がうかがえます。そのため学生募集に成功した大学・大学院への入試の合格率は、そのまま難易度が増す形で認められます。

早稲田対策でも英語と国語ともに「問題量への対処」と「やや難から難」レベルの問題への対処が求められますので、しっかりとした受験対策は必須です。

大学院入試でも社会人入試でも専攻科目への知識は普通に問われ、また小論文対策では「どれだけ奇抜な発想をし、それに説得力を持たせられるか」という勝負になりますので、その辺りへの充実も兼ねて下さい。

国立大学・大学院の理系の偏差値と難易度

先述のとおり大学の偏差値を基準にして大学院の難易度を推計するので、理系学部でも各大学に当該する偏差値をまずそのまま基準として下さい。〈国立大学〉(偏差値)の順番で記載します。

5位 東北大学 医学部(76)、一橋大学 法学部・経済学部(76)

医学部や経済学部という、理系における学部が看板の上記2大学は、やはり単独で理系専門の研究施設の完備を図れる人気大学に認められます。加えて少子化などによる学生かき集めに対すもその難易度を落としていない点が、功績に加え、入試レベルも高めます。

4位 東京医科歯科大 医学部(77)、名古屋大学 医学部(76)

ともに医学部ですが、医学部ではその偏差値難易度においても非常に高く出ます。そのため大学・大学院の難易度を図る際にその偏差値推計を基準に見る際でも、難度の向上は必至となります。ことに名古屋大学の入試の難易度は、設題の多さにあると言われます。

3位 大阪大学 医学部(77)

大阪大学は先述のとおり、旧帝時代からの根強い人気を誇る大学です。学生には社会人なども集まり、競争率が激しくなります。加えて入試問題の傾向は大学・大学院ともに、非常に難度が高く、設題の量の豊富さよりも問題そのもののむずかしさが問われます。

その難解度を指標にして言うと、予備校で受験対策をしていてもむずかしいほどです。5教科7科目のセンター試験でも多くの学生が定員の狭さにふるい落とされ、阪大を受験するのは「阪大対策」そのものに重点を置かなくてはなりません。

2位 京都大学 医学部(78)

京都大学の医学部は先述の大阪大学と同じ難易度の他に、設題から出題範囲の広さも含め、非常にマニアックな傾向が特徴的です。加えて学生が多く集まる上で、大学院入試にしても特殊なむずかしさが認められます。

特に英語対策では「哲学思想をからめた問題文」や「宗教学を取り入れた特殊な問題への対策」に時間をかけて下さい。京大英語のむずかしさはこの点にあると言われ、「わかる人にはわかる」といった、絶対的な「壁」が見えてきます。まずはこの「問題取り組みへの壁」を打破することから始まります。

1位 東京大学 理科三類(79)

国立大学理系の大学院ランキング、第1位です。

東京大学の入試難易度を語る際には、まず問題量の多さに加え、その問題の多岐性に短時間で処理しなければならないという、機転を図る際でのむずかしさがあります。加えて設題傾向は大学・大学院ともに膨大であり、とくに理科三類ではその特徴が顕著に見られます。

国立大学はほとんど順位が変わりません。ただ、医学部を受験しようとする際には大学・大学院問わず、人体機能や生態に関わる「生命科学」への知識から自然科学への知識までを、学際的に習得しておかなければなりません。

特に大阪大学、京都大学、東京大学の3校ではやはり、それぞれ独自に取り組んだ出題傾向をずっと維持してきており、ただ過去問題を解くだけでは勉強量が不足するという別格の難解さが認められます。

私立大学・大学院の理系の偏差値と難易度

私立大学・大学院の難易度を国立大学のランキングと同じく眺めてみましょう。これまでと同じく〈私立大学〉(偏差値)の順番で記載します。

5位 同志社大学 経済学部(70)

同志社大学の経済学部では、大学・大学院問わず、やはり国立大学を受験する学生も多く集まってくるので、その受験に際する競争率が高まることに難易度を示す指標があるでしょう。出題傾向は平易ですが、少しのミスが致命的になる点が難易度を上げています。

4位 上智大学 経済学部(71)

上智大学では学生数がやや少ないながらに、その大学ブランド(知名度)をもって独自の出題傾向を維持しています。これは大学・大学院の入試ともに見られる傾向で、たとえば英語であれば京都大学の入試に見られる「マニアックな出題傾向」が頻出しています。

ミッション系の大学は昔から「英語がむずかしい」という特徴があるため、大学院入試の際にもこの点に注意する必要はあるでしょう。

3位 順天堂大学 医学部(72)、近畿大学 獣医学部(72)

ともに医学部ですが、順天堂大学ではここ最近になって理系の研究設備やその成果が、目覚ましく発展してきました。主に理系専門大学の看板を背負うため、理系学部の入試はさらにその難易度を上げてきます。近畿大学の難易度の特徴もこの理系の成果にあります。

2位 慶応義塾大学 経済学部(81)

慶応義塾大学の看板学部は経済学部で、その経済学部に集まる学生数もさらに多数が見込まれます。看板学部だけに出題量と問題の質も難解です。これに加えて付属高校から推薦入試で入ってくる学生も多く、英語と数学で高得点を取らなければ競争についていけません。

1位 早稲田大学 政治経済(82)

早稲田のむずかしさは英作文にあり、700から1000語ほどの英作文をもって大問5題から6題の問題を解かなければなりません。まず英語ができなければ話にならず、その英語で国語を解答するほどの能力が問われます。

また時事問題への知識の深さや、受験者数の増加もあいまって、早稲田の筆頭とされる政治学部への入試を目指すのであれば、それなりの対策を練らなければなりません。国語にしてもマニアックな視点に照準が当てられ、教科書レベルではおよそ勝ち残れません。

私立大学の場合は多少の変動がランキングに見られますが、各大学の赤本でも知られるとおりに、問題・出題そのものへのむずかしさが特徴的です。どの大学・大学院を受験するときもそうですが、各大学に合った受験対策を取るのが大切でしょう。

国立大学・大学院の文系の偏差値と難易度

文系学部でも理系学部の場合と同じで、各大学の当該偏差値を基準に図ってみて下さい。〈国立大学〉(偏差値)の順番で記載します。

5位 名古屋大学 法学部(72)

名古屋大学の受験問題は全般的に良問とされますが、英語にしても国語にしても、1つの問題を解くのに時間がかかる場合が特徴的です。とくに英語は速読力はもとより、精読しなければ問題の意味さえわからないという、国語力が求められます。加えて英作文対策も重要です。

また国語では多少マニアックな出題がよく見られ、特に子分や漢文では教科書レベルでは間に合わない場合もあります。また特徴として有名なのは「漢文での150字で全体内容を説明せよ」とされる要約問題で、ここでは内容把握へのスキルが求められます。

4位 大阪大学 社会学部(75)

奇問やマニアックな出題は極力避けているようですが、人によってはそう見られる内容の出題もあるでしょう。とくに阪大も英語対策は入念にする必要があり、自由英作文と和訳問題では少しの減点が致命的になる場合があります。

3位 一橋大学 法学部(77)

特に一橋大学の入試でむずかしいとされるのは、数学と英語です。数学では出題内容は全問180点配当の大問式ですが、1問を落とすとかなりの減点をしてしまうため、それが致命的にもなりかねません。

また英語で特徴的なのはたいてい最後に出題される自由英作文で、この英作文でも中級熟語をあるていど駆使したややネイティブな表現を英語でできなければなりません。英語と数学の配点は1題につき非常に高いので、逆にこの2教科ができればかなりの強みです。

2位 京都大学 法学部(77)

京都大学の文系科目で特にむずかしいのはやはり英語になります。

赤本などで過去問を7~8か年ほどさかのぼって見るとわかりますが、かなりの意訳を強いられつつ、主に哲学チックな問題内容が全体的に多く、英語の知識はもとより、あるていどの国語力がなくてはどの問題もチグハグな解答をしてしまうことになるでしょう。

1位 東京大学 文科一類(80)

東京大学の入試では文系・理系問わず、量です。問題量がきわめて多く、たとえ1題ずつ間違わずに解答できても制限時間で追われるという2次的な難度が始終つきまといます。さらに英語や国語、小論文にしても、ハイレベルな学力が常に問われるので、学力と処理スピードの2つをマスターする必要があります。

私立大学・大学院の文系の偏差値と難易度

引き続きまして、私立大学・大学院のランキング3位から2位のご紹介です。〈私立大学〉(偏差値)の順番で記載します。

3位 上智大学 法学部(75)

文系で言えば上智大学は早慶以上ともされるほどの難易度を持ち、映画の脚本から英語の出題がされたり、ネイティブでしかわからない(英語圏に在住している人にしか理解できない)問題が普通に頻出する傾向があります。

上智大学・大学院へ入学するためには、まず英語力を高める必要があり、ヒアリングやスピーキングでも高得点をねらえるほどの充実した能力・学力が必須となるでしょう。語彙レベルの高さが基準となり、これは文系・理系を問わずにオールラウンドの分野で試されます。

英語と肩を並べる形で国語でも語学力が問われ、硬質の文章が問題として出題される傾向が年々見られ、特に漢字が読めなかったり、むずかしい表現に足踏みさせられたりと、近現代作品への理解が強く問われる傾向があります。

2位 早稲田大学 文学部(81)

早稲田大学の特徴的な傾向は、国語力・英語力への全般的な理解をもとにした、基礎能力の応用です。国語や英語ができるのは当たり前で、その能力をどれだけ発展させて問題に取り組めるかという点が評価されます。

これは編入試験や社会人入試、さらには大学院入試でも同じく影響します。一般試験では国語・英語ともに問題量の多さと高い学力が問われます。

1位 慶応義塾大学 法学部(83)

慶応義塾大学の文系学部への入試にしてもやはり量が特徴的で、レベルの高い出題に加え、東京大学と似た「問題への処理能力」が求められます。

また大学院入試や編入試験で課される小論文試験やプレゼンテーション試験では、自分の主張を英語で表現する力に加えて説得力も問われ、語学力と表現力が合わさった形での実力試験が比重をしめます。

国立の大学院の偏差値ランキング

上記に習う形で、大学院の偏差値(難易度)を各付属の大学偏差値推計をそのまま参考にし、総合的に見た国立の大学院難易度ランキングを3位内でご紹介します。〈国立の大学院偏差値ランキング〉

3位 大阪大学

やはり、名実ともに知名度と実力が認められる大阪大学のポジションは不動です。大阪大学の受験制度は大学・大学院ともに、受験者数と問題のハイレベルがまず認められ、特に専攻科目や小論文試験でも一般入試と変わらない(それ以上の)学力が問われる点です。

大学院入試を目指す際には、特に小論文試験と専攻科目への対策が必須であり、小論文では語学力を、専攻科目では点数を落とせない二重のむずかしさが目立ちます。

2位 京都大学

京都大学の入試のむずかしさは出題傾向・内容そのものにまずあり、特に英語はネイティブで活躍できるほどの実力が必要です。その難易度を言えば、英語圏在住の人が解いてもむずかしいほどの英語であり、これをスラスラ解けるほどの英語力が必要です。

大学院入試では専攻科目での基礎学力に加え、英語と同じく小論文試験でも、かなりの語学力が求められます。まず大学院に入学して「自分が何を研究対象にしているか」という目的意識をはっきりとさせた上で、京都大学ならではの独自の出題傾向に太刀打ちできる実力が必要でしょう。

1位 東京大学

栄光ある、国立大学・大学院ランキング1位の発表です。

東京大学の出題傾向のむずかしさは先述したように、まず「膨大な量の問題への処理能力」が必須であり、さらに他のどの名門国立大学にも肩を並べる難解な問題内容が重点をしめるでしょう。

これは大学院入試でも同じく問われ、たとえ一般入試やセンター試験よりも受験科目数が軽減されるにせよ、問題そのものの量とむずかしさは変わらず、依然としてきわめて難解な問題を解いていくスピードは求められます。

この辺りがベスト3入りを果たせる国立大学で、この場合でも各大学院の学部によって難易度(偏差値)は違ってくるので、大学事情や試験内容をよく参照し、間違いのないよう調べて下さい。

私立の大学院の偏差値ランキング

上記に習う形で、大学院の偏差値(難易度)を各付属の大学偏差値推計をそのまま参考にし、総合的に見た私立の大学院難易度ランキングを3位内でご紹介します。〈私立の大学院偏差値ランキング〉

3位 上智大学

上智大学は、学部入試も大学院入試も英語能力への充実が必須であり、加えて語学力やボキャブラリの不足はそのまま入試においては致命的です。

大学院入試では特に上記の語学力が問われ、国語力の高さと、論文作成のスキルの豊富性がそのまま合否を分けるかなめとなるでしょう。さらに大学院入試でも英語は必須で、どの学部からなる選択コースでも必修外国語として英語は課されます。

国際的な学力を問うのは上智大学ならではのむずかしさと言え、この関門を突破できなければ大学入試よりもむしろ大学院入試の方が、さらに高い入試の難易度を思い知らされることになるでしょう。

2位 早稲田大学

やはり学部入試も大学院入試も、早稲田大学の場合は応用力とハイレベルの学力が問われる点にむずかしさがあり、特に大学院入試の場合は研究対象への具体性が問われます。

「これを研究したい」となれば、それについての研究方法を入学前から詳細に問われ(書類選考と面接時において)、まるで入試前から院生としてのスキルが徹底して問われる状態になります。

学部入試・大学院入試でのむずかしさは先述したように、問題量への処理能力と、持ち前の学力の応用にあり、早稲田入試の隠れた特徴としては、「ありふれた解答ではなかなか合格を勝ち取れない」という、大学側が求める奇想を評価する点にも見られます。

1位 慶応義塾大学

映えある私立大学・大学院ランキング1位の発表です。

慶応義塾大学の入試の難易度は、出題レベルの高さと問題処理能力、それに加えて定員数の若干さが目立つ点でしょう。受験者数と比較して総体的に定員は狭く、受験者数が多い年ではそれがものを言う形で難易度が上昇します。

少数精鋭で固められた大学院の内部状況からして、入学前からよほどの基礎学力固めをした後、さらに各研究科への受験対策を練る際には先述とおり「研究対象へのしっかりとした視点」と、その研究方法や成果へのあるていどの見込みなどまで隈なく見すえておくことが大切です。

学部入試では学力がメインに問われるため主に机上の勉強だけで済みますが、大学院入試となるとそれだけでは足りなく、「1つの物ごとにどれだけ興味と追究の視点が当てられるか」という、独創力の高さが求められます。これがいわゆる学部入試とは違う点です。

分野別大学院の偏差値ランキング

先述したとおり、各学部によって大学院の難易度(偏差値)も大きく変わってきます。学部というのは大学それぞれに個別にある「小さな大学」と理解してもらって一向にかまいません。

それでは以下の章から、少し具体的に「各学部」「勉強分野」に視野を広げ、大学院の偏差値推計をご紹介していきます。このランキングからは国立大学と私立大学を混合した形でご紹介します。

看護学の大学院ランキング

看護学科は「人間健康科学科」や「保健衛生学科」と名前を変えている場合もあるので、大学院受験をする際には、どうぞ各大学で使われている正式名称を正確に覚えて下さい。

3位 京都大学 医学部/人間健康科学科

感染症を主に研究対象に取り入れ、独創的な追究スキルに重点を置く本学科は、グローバリゼーションにも高く対応できる人間力の推進が図られます。しかし医療分野と福祉分野の学際的な研究は今後の課題であり、その発展途上から見て3位です。

2位 慶応義塾大学 看護医療学部

医療系に医学部・看護医療学部・薬学部での学際的な研究の成果が大きく社会に貢献し、総合大学としても稀な少数精鋭グループでの研究が特徴的です。堅実な研究成果の面から見て2位につけました。

1位 畿央大学 健康科学部

引き続きまして、看護学科の大学院ランキングの1位の発表です。

主に介護分野にはじまる福祉の世界に実践的にマネジメントを図る本学科では、看護をテーマにした分野でもその知識と研究を即戦力に変える優良性が認められます。研究への柔軟な姿勢が勢いを持っており、今回その後の期待から見て1位です。

教育学部の大学院ランキング

大学院の教育学部を目指す際にも、大学の偏差値を参考にして下さい。

3位 筑波大学 人間学群/教育学部

「人間学群」と呼ばれる教育学類、心理学類、障害科学類の3つの学類から構成された実践的なスキルをもって、さまざまな研究対象を創造しています。ですが研究コースが少ない点が減点対象です。

2位 東京家政大学 家政学部/児童教育学科

児童教育学科、栄養学科などに始まる健康の向上を研究し、主に現代人の暮らしに焦点を当てながら教育の論理の創造を模索している画期的な躍進が魅力的です。

1位 早稲田大学 教育学部

まず教育への基礎理念を基準にし、教育学専修、生涯教育学専修、教育心理学専修の3つの特色を生かした育成主体が幅を広げます。この3重のシステムによる実践的なヒューマンスキルはどの大学よりも目覚ましいです。

栄養学の大学院ランキング

進学を考える学生/社会人のための大学院の偏差値ランキング

栄養学部も、国立・私立を合せた総合大学ではあまり一般的な学部ではありません。家政学や保健学科が見られる女子大に多い学部です。

3位 お茶の水女子大学 食物栄養学科

栄養化学、臨床栄養学、栄養教育学に始まるさまざまな特色を踏まえ、主に健康保持や衛生面のセキュリティをトータルマネジメントする能力を養います。研究コースがやや不足の点で3位です。

2位 京都府立大学 食保健学科

栄養学・食事学・食品科学を取り上げながら、京都府立医科大学附属病院での実習を参考にして、食と健康のプロフェッショナルを育成します。食品への知識から栄養学の側面でよほどの知識を求められ、特に医学部などの理系分野ではかなりの定評と受験難易度があります。

1位 京都女子大学 家政学部/食物栄養学

食・栄養・健康の専門的な学びを深め、実際に病院での実習を踏まえて臨地実習(学外)における実践的な学びが新鮮なプロフェッショナル育成につなげています。どの実践力をもって1位です。

建築学の大学院ランキング

建築学は工学系の学部に入りますので、「建築学部」という学部そのものがない大学・大学院は多いです。

3位 関西大学 環境都市工学部/建築学科

関西大学の環境都市工学科では、実際に地域に赴いて研究成果を実践材料としていくマネジメントに長けた調査がこだわりです。その地域貢献の点から見て上々の3位です。

2位 工学院大学 建築学部

建築デザインに主に重点を持つ、本学科も実践力と即戦力とをかねそろえた充実した貢献度が売りです。とくにインテリアデザイン分野が他大学に比べて秀でています。

1位 武庫川女子大学 生活環境学部/建築学科

都市デザイン分野の研究成果が充実していて、研究対象のスケールの豊富さも抜群です。最近になって勢いを増してきた研究実績の充実度は、どの大学にもまして貢献的です。

経済学の大学院ランキング

経済学部は総合大学の中でも看板学部にしている所が多いので、国立・私立ともにその大学院でも、普通に見られる学部になります。

3位 名古屋大学 経済学部/経済学科

経済メカニズム重視し、現代での経済界の飛躍を担うインターネットでの経済開発には目覚ましい進展があります。社会貢献においても非常に充実したアプローチを心がけ、不動の3位に落ち着きました。

2位 立教大学 経済学部

異文化コミュニケーションに始まる国際的な視点をはじめ、その発展と研究成果は経済界にも及んでいます。経済学を学ぶ上でのカリキュラムの充実が学生支援の土台になっています。その充実性をもって2位です。

1位 早稲田大学 政治経済学部/経済学科

政治経済界において抜群の活躍を果たしてきた、「ワセダマン」の異名を取る政治経済におけるトップと認められます。やはり臨機応変に実力を発揮できる実践力の充実性をもって堂々の1位です。

工学の大学院ランキング

工学は理工系に入るメインの学部になりますので、たいていの総合大学では開設されています。

3位 東京理科大学 工学部

理系の充実性を含め、工学系の専門知識を持ったエキスパートの育成に定評があります。主に理科系専門の学力を促進する点をもって、上々の3位につけました。

2位 法政大学 デザイン工学部

総合大学ならではの学際的な視点を持った工学系への専修は、知識と技術の両方をもって工学のエキスパートを洗練します。無駄のない充実した環境設備も認められる点で2位をキープです。

1位 東京工業大学 第一類

先日の東北震災の折りで活躍も目覚ましく、常に工学系においては抜群のエキスパートを輩出してきました。理系・工学においては日本一を誇る本学科の専修カリキュラムは、堂々の1位をキープできる内容です。

大学院の心理学専攻の場合の偏差値

心理学と一般的に言っても、各大学ではさまざまな学部・学科において「心理学に関連する科目」を履修できます。そのため「この大学や大学院には心理学部がないじゃないか」となっても、ある学部・学科に隠れるようにして開設されている場合が多いです。

そのため大学院で心理学を学ぼうとするときには、1度その大学で開設されている学部・学科を全て見直してみて、たとえその大学に心理学そのものがない場合でも、「心理学を学べる・履修できる学部や学科」が本当にないかどうか、確認して下さい。

これはこれからご紹介する各学部・学科についても同じことが言えます。農学や看護学科にしても、一般的な総合大学の学部・学科から見ればかなり新設の分野が多いので、それにちなんだ形での学部・学科が創設されていることも非常に多々見られます。

心理学の大学院ランキング

各大学院のランキングは引き続き、大学偏差値を参考にして推計します。

3位 筑波大学 人間学群/心理学類

臨床心理学をはじめさまざまな履修モデルを念頭に置き、研究設備の充実を含め、感覚・運動・認知・言語を研究の素材に取る方法は斬新な視点を模倣します。あらゆる研究素材を総合的に学べる点をもって着実な3位です。

2位 立命館大学 総合心理学部

哲学部を人間学部に変更した立命館大学は、さらに人間学に焦点を当てた研究素材を縦横無尽に用意しています。何と言っても理系の研究設備は関西一と言われるほどで、その成果をもって2位に浮上です。

1位 同志社大学 心理学部

カウンセリングや国際的な研究報告に視点をとどめ、実際に被験者を募った研究方法には「明日からでも実践できる独自の研究成果」が散在します。心理学でもその研究分野の幅広さをもって、実践心理学の応用には今後の躍進が期待されます。

農学の大学院ランキング

農学部は全国の大学で半分ほどが開設している学部と認識して下さい。

3位 東京大学 理科一類/農学部

専修課程を彩る最たるものが研究設備の充実で、最高機関を以前からずっと堅持してきた東京大学ならではの研究力と成果の幅広さは、おそらく国内でも随一でしょう。しかし、研究の視点がやや未来を見つめすぎている点も認められ、即戦力には少し劣ります。

2位 北海道大学 農学部

農耕を地で行く強さを秘めた本学部では、自然環境を相手に多くの実験的材料を積み重ね、培った研究設備にはさらに充実が深められます。常に自然を見つめての研究成果を予測するため、実践・応用にもよほどの飛躍が期待されます。

1位 東京農業大学 農学部

研究設備の充実はもとより、本学の特徴は学生への支援がじゅうぶんにある点が重要です。農学科、畜産学科、バイオセラピー学科に始まる3つの主軸をもって、抜群の勉学環境を実現しています。

法学の大学院ランキング

大学・大学院の代表的な学部の1つで、経済学部や文学部との学際的な発展が促進されます。

3位 慶応義塾大学 法学部

法曹関連の職種にはたいてい慶応OBが輩出されている現代では、やはり就職率の高さをもって抜群を誇ります。法律への知識の蓄積はもとより、プレゼンテーションなどを含む実践的なリーダーシップの育成は、今後の人材育成への基礎が担われます。

2位 中央大学 法学部

「伝家の宝刀」の法学部では慶応を抜いて法務省関連の職種への人材派遣が目を引きます。国家試験合格でも私立大学ではトップクラスを誇り、これまでの実績をもって単独2位です。

1位 東京大学 文科一類/法学部

法曹関連分野だけではなく、政治経済界でも抜群のOB輩出を担ってきた躍進をもって、やはり堂々の1位です。研究カリキュラムでも常に実践材料を取り、その成果をもって現代日本を確実にリードしています。

薬学の大学院ランキング

薬学は医学部とは個別に開設されていることが多いです。

3位 立命館大学 薬学部

キャンパスを拡大したことで有名な大学改革を経て、薬学部でも新たな研究環境が設置されました。特に創薬科学科では創薬科学の知識・技術を習得させ、医薬品研究への実践的な試みが飛躍的です。

2位 京都大学 薬学部

薬学の基礎体系を習得後、近未来での医薬品の創成を担う実践的研究が目玉です。特に4年次から6年次における特別実習、病院実習などが充実しており、薬物治療の実現にかける熱意と向上性をもって2位です。

1位 慶応義塾大学 薬学部

6年制と4年制に分けられ、薬学教育モデル・コアカリキュラムを基本とした生命科学への実学が魅力的です。ここでも課題解決へのプレゼンテーション能力が特徴的で、実際に現役科学者を交えての学習環境は他の圧巻できるほどの人材育成を実現します。

臨床心理学の大学院ランキング

臨床心理士になる際に必要な学士・資格となる臨床心理学の学士は、もちろん大学にて取得できます。さらに大学院卒業後は、そのまま研究員になる場合も多いです。

次点 香川大学 医学部/臨床心理学科

医学部で心理学を学ぶ点が本科の特徴で、これは全国の国立大学で初の試みとして知られます。医学・自然科学の確かな素養を会得するとともに、充実した研究環境は高度な専門スキルを獲得させ、カリキュラム改革が盛んな点がイチ押しです。

首位 法政大学 現代福祉学部/臨床心理学科

「健康で幸福な暮らし」に視点をとどめ、現代福祉を哲学や人間科学の点からテーマを絞って学ばせる点は、他大学も見習いたい非常に柔軟な研究方法です。とてもユニークな発想をもって研究資材を求める「創造性」を深める点はやはり抜群の魅力です。

福祉学部の大学院ランキング

福祉系の学部の開設も各大学・大学院によってさまざまで、現代のところ、あまり多くは見受けられません。

3位 広島県立広島大学 保健福祉学部/人間福祉学科

少人数での教育・研究、医療と連携できるソーシャルワーカー養成を含めた研究環境は、専門的知識・理論を学ぶ上で現実に即した実践スキルを会得させます。総合分野を体系的に用意した「人間福祉分野」の教材も豊富で、誰でも勉強しやすい点をもって3位です。

2位 岡山県立大学 保健福祉学部/保健福祉学科

課題の発見と生涯学習力を培わせるカリキュラムの充実は、福祉を担う専門分野として非常に実践的です。グローバル化を視野に止め、看護、栄養、福祉の分野での研究姿勢は今後の躍進をかなり高めています。

1位 関西学院大学 人間福祉学部

引き続きまして、福祉学部の大学院ランキング1位です。

とにかく実践的な研究・成果に視点をとどめ、精神面・健康科学の面から人間を見定める点に画期性があります。人間科学も心情から学ぶという点は誰でも受容でき、福祉について総合的に学べる点をもって堂々の1位です。

福祉学そのものを扱う学部や学科や他にも非常に多いです。生活環境や国際学、また教育学や文学を扱う学術範囲にも福祉分野は見られますので、ぜひ1度、大学事情を精彩に検索するとよいでしょう。

地域別大学院の偏差値ランキング

地方の大学院も大学に同じく、その偏差値の変動は「受験者数」によって左右されます。たとえば東京は人が多く集まるので受験者数が多い。そのため、その受験者の中に学力が高い者が多ければそれだけで偏差値(合格基準率)は上昇します。

この理屈を引き延ばす形で、地方の大学と都心の大学とを見比べるとき、どちらの大学・大学院に受験者が集まるかということを前もって予測しておき(これは例年の受験数を見ればあるていどわかります)、その上で「これくらいのむずかしさ」と偏差値を決めるより他ありません。

そうした「偏差値の変動が左右される自然の法則」と思惑をもって、以下の章からご紹介する各地域別での大学院の偏差値ランキングを参考にして下さい。その際、これまでのランキングでご紹介した「大学(ひいては大学院の)偏差値ランキング」を参照下さい。

関東で見られる国立大学・大学院の偏差値ランキング

国立大学は「学費の安さ」をもって受験者を集めやすく、たとえば社会人から入学する人を加算した場合では、有名大学・大学院がランキング上位に入ることが見込まれます。

3位 東京工業大学

理工系を学びたい学生に根強い人気を誇る本学は、やはり地方の学生からの人気を博し、ベスト3に入る柔軟な難関を誇ります。

2位 一橋大学

主に経済界や法曹界への活躍が目覚ましく、その点をもって全国的に有名な活躍を認めさせ、同じく地方からハイレベルな学生を入学させる本学は、その1大学の社会的貢献も証明できる牙城的存在です。

1位 東京大学

言わずと知れた名門で、日本をリードできる人材確保から研究施設の充実を誇る随一の大学です。文系・理系を問わずに研究成果とその功績は世界的レベルにまで手を伸ばす、いわば最高学府の底力を見せつけます。

関東で見られる私立大学・大学院の偏差値ランキング

最近ではますます私立大学への入学者が増えています。これは私立ならではの学術環境の多用性が光るためでしょう。

3位 上智大学

ミッションスクールとして有名な本学は、古くから英語教養の水準が非常に高い国際的学力の推進を図ってきました。そのため語学能力は国内でもトップクラスで、不動の3位です。

2位 慶応義塾大学

名門私立であり「私学の雄」として認められる本学の知名度は、おそらく全国的に認められる不動の地位を築くでしょう。それにより学生の入学も安定し、研究設備と大学発展に底力を発揮できる点が大学としての充実性を広げます。

1位 早稲田大学

「人種のるつぼ」と謳われる本学の学生文化を紐解けば、全国の大学きっての躍進力を秘め、政治界・経済界を単身でリードできる表面的・潜在的躍進力にあふれています。放任主義から紡がれた学問の自由性が、他大学を突き放す引き金と想定されます。

関西で見られる大学院の偏差値ランキング

やはりAO入試や学部入試の充実性もあいまって、国立・私立を問わず、さまざまな能力を生かすことのできる「柔軟型の入試制度」の利用が、人気大学への学生の入学を促進させているのでしょう。

第3位 神戸大学

「よりレベルの高い大学へ行くこと」、この点から言えば、今後の生来設計のカギに認められ、地方大学でも学力レベルの知名度と学習環境の充実を見て取り、国立では神戸大学がまずあげられ、神戸大学の大学院入試の場合は「専攻科目への高騰知識」が普通に問われます。

特に法学部の専攻課程では幅広い知識と応用問題への受験スキルが問われ、他の大学でも別格のむずかしさが問われるでしょう。しかしなにぶん地方大学というレッテルが剥がれず、他の大学との知名度競争にかけてはこのランキングに入ります。

第2位 同志社大学

リベラルアーツで放任主義・キリスト教主義をベースにした開校以来のミッション系大学ですが、同志社大学の場合は「比較的入学しやすくて関関同立のブランドももらえる」とのことで、やや受験生が殺到する傾向があります。いわゆる「お得な大学」というもの。

しかし出題傾向が学部入試・大学院入試を問わず「良問」とはいえ、かなりの受験競争率(いわゆる倍率)が上がるため、「1問を落とすと致命的な痛手を被る」という昔ながらの受験傾向は変わりません。この点から言えば「難問が出なくでも、受験そのものに難度がある」と見てよいでしょう。

第1位 京都大学、大阪大学

私立大学の競合からさらに抜きん出て倍率も上がり、そのブランド力も上げてくる大学が京都大学でしょう。京都大学の入試傾向は「独自姿勢の出題傾向が年々続く」と言われ、先述してきましたように、英語スキルや語学スキルの水準はズバ抜けて高いです。

大阪大学の受験傾向では学部入試・大学院入試を問わず、全国から受験生が集まり、歴史がある大学ブランドに加え、その学生の学力レベルもかなり高いです。

私立大学では関関同立の4校がたいてい的に絞られますが、国立大学の学部入試・大学院入試をねらう受験生の間では特にこの京都大学や大阪大学、また神戸大学に的が絞られます。

偏差値についてですが、大学院入試は一般入試などで見られる「学力1本」の試験内容ではなく、書類選考や小論文試験などにはじまり、どちらかと言うとAO入試の形に近くなります。そのため、普通に受験対策していてはいけません。

九州で見られる大学院の偏差値ランキング

九州地方で大学院を受験する際にも、これまで述べてきた受験システムがそのまま言えます。ただ九州地方となると本州から外れますので、それなりに遠方の受験生は大学・大学院受験そのものを敬遠する可能性も出てきます。

第3位 西南学院大学

学生からの人気を占める主な大学群を言えば、まず私立大学の西南学院大学は学術環境の充実度と学力向上を目指す改革意識が認められ、遠方の学生からも程よく支持されています。

第2位 熊本大学

そして九州地方の国立大学では「学力水準」の点から見ても2番手に謳われる熊本大学が、学生を集める充実した勉学環境と研究設備への評価が認められ、なかなか根強い安定を見せています。

第1位 九州大学

しかし何と言っても九州地方の名門大学と言えば、国内の大学ランキングでも常に上位にランクインしている九州大学が別格で、特に医学部をはじめ理系専攻の学部では歴史のある功績と成果の注目度があいまって、学生からの絶大の人気を誇ります。

ケース別大学院の偏差値ランキング

大学院に入学する目的は主に博士課程や修士課程を修了し、各専攻課程によって得られる生来に希望する就職分野を広げるためと、専門職学位によって左右する「就職する際に有利な立場」を獲得するためです。

つまり大学院では、将来の仕事へさらに役立つための具体的な学位やスキルを与え、人間力を秘めたヒューマンアビリティを持続させようと、個別に合わせたさまざまな専門コースを用意しています。この専門コースを「ケース」と理解してもらってかまいません。

博士課程の実際

大学院には大きく分けて、博士課程と修士課程とがあり、修士課程は最短2年で修了できますが、博士課程は4年みっちり学ぶ形を取ります。もちろん学位としては博士課程の方が上位にあり、修士課程を経てから博士課程でさらに学んで博士号を得る、という場合も少なくありません。

博士課程を修了する場合、一般入試、社会人入試、AO入試、各推薦入試などがあり、主に大学をすでに卒業している人が対象です。入試期間は8月9月、10月3月が一般的で、その期間に合わせて受験者を募ります。

必要書類としては、入学願書(ホームページより)、卒業証明書・成績証明書、志望理由書、研究計画書の4点が主で、大学院入学後の研究計画書を提出させる場合もあります。

「何かについて研究したい」と熱望する人が大学院へ行き、そこで「自分の研究対象」と合った、あるいは学際的に近い専攻課程を選びます。

博士課程を目指す際の偏差値ランキング

大学院で専攻課程を履修する上では、「どこがむずかしい」といった偏差値ランキングというものは存在しない、と言った方が適切でしょう。と言うのは、現代の大学であれば環境設備や研究施設の充実性も、全国の大学別で見ればそれぞれの特色をもって差異がないからです。

第3位 京都大学

それでも国立大学の功績が実績をもって有名でもあり、特に最近での「iP細胞」の研究成果をもって京都大学はベスト3に入る名門校でしょう。しかし、博士課程を目指す際には学生個別でさまざまな視点がありますので、ことに知名度と正比例するとは限りません。

第2位 慶応義塾大学

特に受験者数の多さや研究資材の豊富さは大学院の売りであり、その大学院内の研究設備と研究対象を視点に収めた充実した研究過程が期待されます。その点から言えば、その2点で破格の充実が期待される立命館大学や慶応義塾大学がそろって2位にランクインします。

第1位 早稲田大学

そして堂々の1位は早稲田大学で、この結果には大学院内の研究設備と研究対象を視点に収めた充実はもとより、受験者数の多さを認めながら、入試の段階で求められる実勢脳用へのスキルがふんだんに問われる点が影響しています。

ただ机上の勉強をしているだけでは間に合わず、博士課程を履修する上でもそれ以前でも、研究対象への視点やその方法へのスキルの求められ方があまりにも斬新で、早稲田ならではの独特な受験対策に対峙しなければならないからです。

このユニークでなお難解な受験のあり方は大学院入試でも健在で、小論文の書き方1つにしても学生の独自性が発揮されていなければ評価の点では劣ります。研究対象の広範を誇るだけあり、その大学院入試でも同じく学術成果の豊富性が問われます。

MBAの偏差値ランキング

MBAとは経営学修士のことで、主にコンサルタント事務や、マネジメントにまつわる多様な職種を活躍分野にできる、専門資格です。海外でもMBA取得者は年々増えてきて、その余波が日本にも飛び火する形で昨今から、このMBA取得者が急増しています。

第3位 慶応義塾大学

ビジネス・リーダーを念頭に掲げ、1962年から本格的なビジネススクール(KBS)を開設した慶応義塾大学の研究プロジェクトでは、特に修士課程でのMBAの勉強カリキュラムに多大な実学を求めます。その点では全国の大学でも3位以上に入る難関と言えるでしょう。

第2位 同志社大学

同志社大学大学院でのビジネス研究科でも、最近になってMBA取得を根強く支援する国際マネジメントへの研究視点が開花されてきました。京都大学経営管理大学院で取られるプロジェクト・オペレーションマネジメントを模倣して、独自の研究成果をもって「人材育成と向学」の点ではさらに注目すべき飛躍に認められます。

第1位 早稲田大学

MBAの取得についてはそもそも海外がその発祥であり、ハイレベルの語学力が問われつつ経営学への新たな研究対象への認め方が年々ハードルを上げてきています。

早稲田大学のビジネススクールや、MBA取得を促進させる研究科プログラムでは、国内外を問わず「ビジネス・リーダーシップ」や「サービス価値創造」を専門的に見つめ、経営学修士を学ぶで「習う側」から「指導する側」への転換に力を注ぐ、発展的考察と躍進が目覚ましく進歩しています。

この2点から見て早稲田大学が現在日本においてのトップに認められ、より実践的なMBAの専門的スキルを社会貢献に結びつけていくための「抜群の躍進力」が期待されます。

日本においてMBA取得を目指す場合、上記の大学院は全て有望です。しかしその難易度(偏差値)は、年々の受験者数の増減によって大きく分かれてくるので注意して下さい。

通信教育や通信課程に見られる偏差値ランキング

進学を考える学生/社会人のための大学院の偏差値ランキング

偏差値ランキングと言うより、利用率ランキングと言った方が適切でしょう。現代のインターネット上の充実により、大学の通信教育受講生は年々増えてきています。

次点 筑波大学

筑波大学の通信教育部(児童学部)では教育心理課程を念頭に置き、児童福祉の側面から現代社会へのニーズをどのように把握するかという点において、カウンセリングへの専門知識を学べます。これも専攻課程から実践的に学べる点でかなりおすすめで、充実度をピックアップして次点となります。

首位 中央大学

そしてイチ押しは、中央大学法学部の通信教育課程です。中央大学ならではの実践的応用学問を学びながら、法学、憲法、民放の基礎的知識を習得でき、スクーリングもオリエンテーションから集中講座があり、とても学びやすい環境が用意されます。

通信教育では個別学習が主となるので、各大学・大学院を受験する際、また入学後の授業レベルや競争率などについては、偏差値基準はありません。

夜間学部に見られる偏差値ランキング

夜間学部そのものが最近では減少しており、現在では全日制(昼間開講)の学部に移行してきています。偏差値は推計されていません。

次点 横浜国立大学

横浜国立大経営学部(夜間主コース)では専門教育科目を履修でき、経営関係科目、経営システム科学関係履修をはじめ、マネジメントに際する実践的な勉強を集中して受講できるので、ここでは次点としておすすめします。

個別試験科目は国語と小論文と面接で、主に3教科型の科目数で実施されます。その際でも推薦入試がありますので、社会人でも気軽に受験できます。試験内容は横浜国立でもあり、平易から少しだけ難と捉えて下さい。

首位 愛媛大学

愛媛大法文学科(夜間主コース)では前期・後期試験に分けて60名ほどが毎年合格します。センター試験では5教科から6教科の7科目で、個別試験は国語と小論文です。そして面接の有無は入試区分によって分かれます。試験内容はやや難です(個別性ありです)。

大学院では偏差値よりも個別性が重点

いかがでしたか。今回は「社会人のための大学院の偏差値ランキング」と題して、あらゆる角度から大学院入試にまつわる偏差値ランキングをご紹介しました。

大学院という専門機関は主に「研究対象を明確に持つ人」が集まる場所で、その研究対象―何を研究したいか・勉強したいか―ということが明瞭になっていないうちは、受験することをおすすめしません。

はっきりと「このことについて、こういう方法をもって研究したい・探究したい」という明確な意識をもって受験するのが最も合格の確率も高く、またその後の大学院生活においても充実した生活を送ることができるでしょう。

大学院入試については、偏差値というものがもとより存在しません。そのため偏差値はそのまま受験科目との相性や受験者数によって影響され、その状況をもって難易度が導かれます。大学院の情報を、少しでも皆さんの役に立ててもらえれば幸いです。

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