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2017年11月06日

スピーチの話し方のコツ・緊張しないコツ・スピーチ原稿の書き方

社会に出ると男女を問わず、人前でスピーチを求められる場面があります。結婚式や送別会など、慣れないシチュエーションで、焦りや緊張で固まってしまいます。しかし少しの下準備と勇気、ユーモアを盛り込む事がスピーチのコツです。人を引き込むスピーチを研究してみましょう。

スピーチのコツ

スピーチで緊張しないためには、聴く人の立場になって練習を重ねる事です。その練習は、大切な部分や伝えたい事柄をポイントに徹底的に覚えることです。あれもこれも覚えようとすると、途中でわからなくなってしまいます。

述べようとする事柄の重要度に従って優先順位をつけ、高い内容から1~2点に絞り、自分自身の中で納得し、そして簡潔に納めることがスピーチの緊張をほぐすコツです。

スピーチの時の目線

人前で話すことには非常にストレスを感ずる人が多く、その理由は「他人からどう見られるか」と、過度に感じてしまうからではないでしょうか。そんな中でのスピーチには、緊張してしまい伏し目がちになってしまいます。つまり、目線が下がってしまう状態になります。

目線が下がると人はさらに緊張し、失敗を恐れる感情が襲いますます落ち着かなくなってしまいます。そんな窮地を救うのは、目線を高く保って堂々と話すことです。

例えば、大きな会場でスピーチをする時のコツはその会場の一番奥の壁と天井の境を、また一番後部にいる一人の人だけを見て話すのもお勧めです。目線が高くなるので聴衆も自分に話しかけてもらうような気になり、スピーチに共感できるようになります。人前で話すことが苦手の人は、目線を高く遠くを意識して堂々とスピーチしてみましょう。

スピーチの声のトーン

スピーチの好感度を最高にアップさせるのが声のトーンです。他人の話を聞く時、その話の声が先に脳に届き話しの内容は後から届くと言われます。人は本能的な感性で心地よい音か耳障りな音かを判断し、理屈ではなくその音声によって、好感が持てる、持てないという感覚が働きます。

その好感度をアップさせる声をドレミの音階で表現すると「ソ」の音と言われ、高からず低からずの耳障りの良い音程を心掛けるのが、スピーチのコツといえます。女性の場合には、高い音が好かれる傾向もありますが、女性でも落ち着きのあるやや低めの声が聴く人には心地よく、安心感を与え好まれます。

状況別スピーチのコツ

スピーチをしなければならない場面は色々あります。企業の朝礼、新年会、忘年会、結婚式、送別会などです。そこで気を付けたいのが、それぞれのスピーチの時間と内容です。目的に合った簡潔でスマートなスピーチが、聴衆に歓迎されるコツです。状況別のスピーチをご紹介しましょう。

朝礼のスピーチ

朝礼を行う意義は、同じ職場で同じ仕事をしている人が一堂に顔を合わせコミュニケーションを図ると言う、大切な目的があります。

同じスピーチを聞くことで仲間意識を共有し、情報交換などその日一日を有意義に過ごすことができます。重要な情報を直接対面して伝えることは、言葉以外の身振り手振りも加わって、パソコンや社内放送での朝礼とは違い、心に響く朝礼を進められるコツといえます。

スピーチでどんなに素晴らしい内容の話をしても、相手に伝わらなければ意味がなく、心に残る共感をもてるテーマを選んで伝えましょう。

三分間スピーチ

3分間のスピーチは、決して短いものではありません。もし、テーマを見失ってしまった時には、さらに長く感じてしまいます。それを克服するためのコツをお伝えしましょう。

それは、事前に自分の考えを整理しておくことです。時間制限のないスピーチでは、思いついた事をそのまま話せばよいのですが、3分間では適当なところで話を終わらせる事はできません。

自分の考えを簡潔に纏め、時間内に相手にしっかり伝える能力を培うことです。構成がうまくいかない時には紙に書き出して整理をするとともに、3分間でおさまる内容になっているかどうかを声に出して読み上げ、インパクトのある内容に納めましょう。

即興スピーチ

色々なイベントが開催される直前に「一言お願いします」と、マイクを向けられることがあります。一瞬「ドキッ」として頭の中は真っ白。そして、それをかき消すようにさまざまな事が頭の中をグルグルと回り始めます。

「ちゃんと話そう」「間違いなく話そう」「ちょっと面白いことを」など、余分な事を考えてしまいます。しかし、数分でも考える余裕があれば、聞き手の層が誰なのか、どんな内容にするかなどの要点をひととおり思い巡らせて、簡潔に身振り手振りも添えて話すことに考えが落ち着くことでしょう。

目的が曖昧のままダラダラと話さず、導入部分や主張の根拠となる話題を2~3点メモをしておけば、とりとめのない話をする事もなくなるでしょう。何について、誰に、伝えたいことは何かを頭にとどめ、短めに話すことがコツになります。

結婚式のスピーチ

結婚披露宴の挨拶では、二人の幸せを最大限に祝福するスピーチを中心にしましょう。簡単な自己紹介の後、新郎新婦とご両家へのお祝の言葉、そして慣用句などを使い最大限の励ましのことばを述べることがお勧めのコツです。 

また、現在の仕事ぶりや人柄、直接面識がなくても相手の人柄にも触れ、誉め言葉で結婚を祝い、あなたの言葉であなただから話せるエピソードなども加えてみましょう。スピーチの時間は、他の人のことも考慮してできるだけ短く、できれば一分くらいで納めるのがお勧めです。

自己紹介のスピーチ

新しい職場での朝礼や飲み会などで自己紹介のスピーチを求められる機会は多いです。その場合には、とりあえず「人から自分はどう見られているか」を意識すると良いでしょう。

人はまず、見た目で何らかの感想を持ちます。「落ち着いている」「真面目そう」「背が高い」などです。聞く人が受けた印象と同じような表現で自己紹介をすると、聞き手は「そう、そう」となって、笑いに繋がり近親感も沸いてきます。

自分自身が他人からどう見られているかをいつも意識していることは、突然のスピーチの場面でも困らない一つのコツとなります。また逆に、見た目のギャップをテーマにすることも、意外性を誘い効果的な自己紹介となります。

送別会のスピーチ

企業で行われる送別会は、定年退職者、寿退社、中途退社の場合に開催されることが多く、その際には、上司や同僚から挨拶を受けます。それぞれの場合のスピーチのコツをお伝えしましょう。

・定年退職者

部下として色々お世話になった事に対しての感謝の気持ちを伝えましょう。ただ、最近では定年を第二の人生のスタートとする方も相当数あるので、今後の道を出席者に紹介するとともに、新しい門出を祝福しエールの言葉を送ることもお勧めです。

・寿退社

今まで共に仕事をしてきた仲間として、結婚を心から祝福する気持ちを素直に伝えましょう。これまでの仕事ぶりや人柄をたたえ、感謝の気持ちと「引き留めたけれどやむをえず」などと、退社を惜しむニュアンスを伝えると同時に、幸せな家庭を築くためのエールを送りましょう。

・中途退社

中途退社の理由はともかく、これまでの会社での存在感や評価などを懐かしみながらのスピーチも、共感を呼ぶことでしょう。退職の理由もさしつかえない範囲で説明し、頑張ってもらうよう激励の言葉を添えましょう。

スピーチで緊張しないコツ

人が緊張する時には、さまざまなストレスがその症状を強くします。人前でのスピーチでは「上手く話せなかったら」「失言するのではないか」「聞いてもらえなかったら」と、失敗した時の恥ずかしい事ばかり心配するあまりに、それに反応し緊張してしまうのでしょう。

緊張しないためには、ストレス反応をほどほどに止めることがコツで、そのためには、自分に対しての不利益を考えないようにすることが重要なポイントになります。

また、緊張しないために最も大切な心構えは自分の事を考えるのではなく「聞いてくれる人のための事を考える」ことです。聞いてくれる人が、納得し喜んでくれるようにとの心の切り替えをするのが、緊張しないコツということです。

スピーチの原稿の書き方

スピーチの話し方のコツ・緊張しないコツ・スピーチ原稿の書き方

恥をかかないスピーチをするには、用意周到な準備が必要です。まず、会の目的に沿ったテーマで自分の言いたい主旨を箇条書きにしておき、出だしから結びまで思いつくままに書き出しておきます。

一度書きあげたら、自分の述べたい主旨を表現できているかどうか、慣用句の使い方、無駄な言葉、失礼になる言葉がないかをチェックし修正します。原稿が完成したら、実際にスピーチする時のように声に出して読んでみましょう。

黙読している時より色々な事に気づくことができ、聞きずらい、わかりずらい言葉や、活舌の悪くなりそうな言葉も浮かび上がってきます。これを再度チェックすることで、自分の表現したい内容の原稿を書くことができるコツと言えるでしょう。

スピーチの構成

自分がスピーチをしなければならない会がどのような目的や趣旨をもった会なのかを、あらかじめ調査することが重要です。業界の専門的な会なのか、趣味の会かそれともある事業の打ち上げの会なのかなど、出席者の趣味(興味)や目的をも事前に調べておくことが上手い構成を成立させるコツです。

しっかり下調べをしておけばテーマを絞り込むこともでき、例えば業界の知られざるエピソードや情報を取り入れることもできます。自分の置かれている立場も考えて、会を盛り上げましょう。

スピーチの起承転結

手紙を書いたり、人前でスピーチをする場合にその内容を纏めて準備をしておくことで、書きやすくまた話しやすくなります。

そのポイントは、起承転結で④段階で文を組み立てる構成の仕方を表しています。
・起:出来事の前提を説明(導入)
・承:事件が起こる(起ー>転への接続)
・転:事件を解決する(思わぬ方向転換、逆転)スピーチや内容の核の部分
・結:結果(スピーチの結論)

また、4段階の起承転結は一番使われる文章構成ですが、こだわりすぎてもショートスピーチには向かない事を考慮の上で、それぞれの部分を簡潔に纏めるのがコツと言えます。

面白いスピーチ

色々な場面でスピーチをする時「面白いスピーチ」を意識してしまうことがあります。しかしそれは、漫才や落語を聞いた時のような面白さではなく「面白い」というのは「興味深い内容の話」「興味深い話し方」という意味ではないでしょうか。

スピーチの中に引き込まれ共感できるという面白さ、また、身振り手振りを加え声のトーンも変化させながらの話には、誰もが「面白い」と興味を持ち、話しの中に引き込まれていきます。そして、結果そのスピーチを聞いた人は「面白い話だった」との感想になるのでしょう。いかに興味を持って面白く聞いてもらうかがスピーチのコツです。

ユーモアのあるスピーチ

社会人になると会社の朝礼や結婚式など、大勢の人の前でスピーチをしなければならない場面に遭遇します。聞き手を引き込むスピーチをするためユーモアは欠かせず、その時間が短いほどユーモアの要素が必要になり、それがスピーチのコツとなります。

聞き手を笑わせしっかりと引き付ける内容にするには、体験談をベースに構成をすることがお勧めで、興味を誘うスピーチとなります。この場合のユーモアとは、スピーチの絶妙なタイミング、緩急のつけ方、表情、笑いをとるストーリーの構成すべてが計算されて成り立っています。

そして、ユーモアは「笑い・学ぶ」ことを意としているのですが、それはスピーチをする人の感性が聞く人たちを一つにするようなユーモアを作り出していると言う事でしょう。

スピーチの原稿を覚えるコツ

スピーチの原稿を覚えられず、話している間に次に何を話すか思い出せなくなって、頭が真っ白ということがあります。自分の言葉で自分が書いた原稿のはずなのに、突然わからなくなってしまうことです。

それは、一字一句覚えようとすることが逆にわからなくなってしまう原因となっています。原稿を書くことは、限られた時間の中で伝えたいメッセージを言葉を選んで組み立て、これで頭の中を整理することができます。

そして、原稿を覚えるにはそのあらすじを内容に沿って骨子を取り出して、メモとして書き出しそれを声に出して読み上げてあらすじを覚えてゆくのがコツです。声に出して覚えることは、スピーチの流れが繋がっているかどうかの確認がしやすくなり、途中で忘れてしまったということは避けることができるでしょう。

スピーチはポジティブに

人の前でスピーチをする機会は、色々な場面で多いのですが、中には経験が少ない人もあって緊張感が先立って頭が真っ白になり、言葉にも詰まってしまう場合もあります。一般的に経験の少ない人は、うつむき加減で声も小さく話の内容もとりとめがつかず、ダラダラと話しがちです。しかし、それでは聞く人も退屈になってしまいます。

その打開策は、しっかりマイクに向かって大きな声ではっきりと、そして話の内容についてはあらかじめ構成を考えてメモを作り、身振り手振りや少しユーモアも加えながら、簡潔に話すことが聞き入ってもらうコツといえます。

それさえできれば、スピーチに対する焦りや緊張感もなくなり自然に笑みも浮かび、話しに共感してくれる人と共に身振り手振りも加えながら、ポジティブなスピーチをおこなうことができるでしょう。そして、聞く人も自然に引き込まれる事になります。

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