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2018年04月20日

奨学金の残高の確認方法・残高不足の場合|日本学生支援機構

高校や大学、専門学校への進学時に「日本学生支援機構」や「日本育英会」の奨学金を利用したという方も多いですよね。卒業後に奨学金の返済の際に気になる残高の確認方法の他にも、うっかり口座の残高不足で引き落としが出来なかった時の対処法について紹介します。

奨学金の残高(残額)の確認方法とは?

高校や大学への進学の際に「日本学生支援機構」や「日本育英会」の奨学金を利用した人は、振替口座の「リレー口座」を利用して毎月、奨学金を返還されていることでしょう。

毎月、または半年毎に決まった金額が引き落とされますが、将来の計画などを立てるときに「あとどのくらい返還残高(残額)が残っているの?」と疑問に思うこともあるはずです。

こちらでは、奨学金の返還残高(残額)の確認方法と「リレー口座」の残高不足により、振替日に日本学生支援機構が返還金を引き落としができなかったときの対処法についてご紹介します。

奨学金の返還残額の照会方法を確認しておこう!

「日本学生支援機構」において、奨学金の返還金残高の照会方法としては「電話による問い合わせ」「スカラネットを利用した確認」「奨学金返還証明書の発行を受ける」の主な3つの方法を紹介しています。こちらでは、その具体的な方法についてみていきましょう。

1.電話による問い合わせ

2.スカラネット・パーソナルを利用した確認

自分自身の奨学金についての情報を24時間いつでも(日本学生支援機構が指定するメンテナンス期間を除く)閲覧することができます。
奨学金を貸与・給付中の方や奨学金を返還中の人が、自身の奨学金に関する情報をインターネット上で閲覧できる情報システムです。貸与・給付期間や月額の確認、返還の総額や振込口座の確認が可能です。

3.奨学金返還証明書の発行を受ける

過去に「育英会」の奨学金制度を利用した人もいることでしょう。その場合も同様の方法で、日本学生支援機構に問い合わせてください。

まず「リレー口座」について理解しておこう!

「リレー口座」とは、奨学金の貸与終了後に、自動引き落としを利用して返還をする預・貯金口座のことです。日本学生支援機構の奨学金は、貸与を受けた先輩の返還金により、次の後輩に奨学金が引き継がれるという仕組みで運用されています。

その仕組みがリレーのバトンを引き継ぐようにみえることから、愛称として奨学金を口座振替で返還する際に利用する預・貯金口座を「リレー口座」とよびます。なお、振替手数料はかかりません。

日本学生支援機構の口座振替すなわち「リレー口座」を取り扱う金融機関は、ゆうちょ銀行、地方銀行、都市銀行、第二地方銀行、信託銀行(三井住友信託銀行、三菱UFJ信託銀行、みずほ信託銀行のみ)、労働金庫、信用金庫、農業協同組合、信用組合、信用漁業協同組合連合会および一部の漁業協同組合です。

どうやって奨学金のリレー口座を申し込む?

奨学金の「リレー口座」の申し込みには、2つの方法があります。

1.郵送で日本学生支援機構に「口座振替(リレー口座)加入申込書」 を送付する方法

これは、振替口座(リレー口座)の変更を希望する人が対象になります。奨学金の貸与が終了し、新規で「リレー口座」を申し込むことは、郵送手続きではできません。

2.金融機関の窓口に「口座振替(リレー口座)加入申込書」を提出する方法

奨学金の貸与が終了し、新規で「リレー口座」を申し込むこと場合は、こちらの方法になります。また、減額返還・保証切替などと併せて手続きをする場合も対象になります。

奨学金リレー口座を申し込む際の確認ポイント

日本学生支援機構の「口座振替(リレー口座)加入申込書」請求画面からの書類請求が難しいときには、電話・FAXで書類を請求することができます。
その際には、申し込み手続きを金融機関の窓口で行う「窓口用」か、日本学生支援機構に郵送することで行う「郵送用」かについてきちんと明記してください。希望手続き方法の記載のない場合には、金融機関の窓口で行う「窓口用」が郵送されますので注意が必要です。

また、日本学生支援機構にて奨学生番号が2つ以上あり、複数の口座がある場合、奨学生の名義の異なる口座から返還を希望する場合は、 電話にて奨学金返還相談センターまで問い合わせし、必要な手続きの指示を受けるようにしてください。
他にも、各種願出と併せて、リレー口座の手続きをする必要がある場合は、郵送用による手続きはできないことも覚えておきましょう。

「口座振替(リレー口座)加入申込書」の請求方法

奨学金の「リレー口座」を申し込むときには、指定の申込書に記入する必要があります。

準備するものとしては「口座振替(リレー口座)加入申込書」です。この申込書は、日本学生支援機構まで請求する必要があります。金融機関の店頭には、ありませんので注意が必要です。

「口座振替(リレー口座)加入申込書」は、以下の4つの方法で得ることができます。
1.ホームページから直接ダウンロードして印刷する方法

2.ホームページから必要事項を入力し、郵送よって受け取る方法
これは、申し込みの記入後に日本学生支援機構に郵送にて手続きする場合、金融機関の窓口で手続きする場合にそれぞれ請求書類が異なります。きちんと確認してから請求してください。
申込書は、郵送にて2日、3日で記入した住所に到着します。

3.電話・FAXで請求を希望する方法

「口座振替(リレー口座)加入申込書」請求の注意点

奨学金の「リレー口座」の取扱いがない金融機関もあります。例としては、外国銀行、インターネット専業銀行(ジャパンネット銀行、楽天銀行など)、その他一部銀行(あおぞら銀行、新生銀行、セブン銀行など)、一部信用組合になりますので注意が必要です。

奨学金返還のための「リレー口座」を申し込む際には、利用を希望する金融機関ごとに事前に確認しておくとよいでしょう。

スカラネット・パーソナルとは?

スカラネット・パーソナルとは、日本学生支援機構が運営する情報システムのことです。利用対象者は、奨学金を貸与・給付中である人や奨学金を返還中の人です。スカラネット・パーソナルに必要な情報を入力して登録すると、登録された自分の奨学金の情報をインターネット上で閲覧することができます。手元にある端末機器から無料で利用することができます。

このシステムでは、奨学金の返還金残高(残額)の確認、返還金の総額、振込だけでなく、各書類の請求やダウンロード、申請などの手続きが可能です。貸与・給付期間や月額の返還残高(残額)の確認、返還金の総額やリレー口座の確認などのサービスを24時間利用(日本学生支援機構指定のシステムメンテナンス期間を除く)することができます。

なお、各種届出、申し込みなどの手続きについては、午前8時 ~ 午前1時までです。

日本学生支援機構について

こちらでは「日本学生支援機構」についてご説明しましょう。「日本学生支援機構」は、平成16年に文部科学省所管の独立行政法人として設立されました。目的としては、奨学金関連事業の整理・統合することで、総合的な学生支援事業の実施です。

具体的には、「日本学生支援機構」の前体制である「日本育英会」が実施してきた日本人学生への奨学金貸与事業、国際学友会、関西国際学友会、日本国際教育協会、内外学生センターの各公益法人にて実施されてきた留学生交流事業、国による留学生への奨学金給付事業、学生生活調査などの事業が整理・統合されました。

「日本学生支援機構」は、英表記による「Japan Student Services Organization」から「JASSO(ジャッソ)」と略式でよばれることもあります。

日本育英会について

過去に奨学金を申請したことのある人は、年代によって「日本学生支援機構」よりも「日本育英会」の印象の方が強い人もいるのではないでしょうか。「別の機構?」「合併したの?」などと疑問に思う人もいるはずです。こちらでは、まず「日本育英会」についてご説明いたします。

「日本育英会」とは、簡単に説明しますと「日本学生支援機構」の元となった機構です。その歴史は、古く昭和18年に「財団法人大日本育英会」として創立され、その翌年には特殊法人として発足されました。その後、昭和28年に広く知られる「日本育英会」に名称が変更されています。

奨学金のリレー口座が残高不足のときの対処法

奨学金の返還に利用しているリレー口座の残高が不足していることに気付いたときに、どのように対処するべきなのでしょうか?こちらでは、具体的な奨学金のリレー口座の残高が不足しているときの2つの主な対処方法をご紹介します。

1.リレー口座に必要な返還金をできる限り早めに送金または入金して残高不足を解消する方法
2.何らかの理由により、奨学金の返還が困難な場合では、日本学生支援機構が設ける制度を利用して減額や猶予を申請する方法の2つです。

つづいて対処方法や制度を利用の詳細について、説明していきます。

奨学金の残高不足が分かったときにはどうすべき?

「リレー口座」の残高不足に気づいたときには、できる限り早めに必要な返還金額を「リレー口座」に送金または入金してください。失業や病気への罹患などの経済的な理由によって、残高不足のために奨学金の返還の延滞が長期間に及ぶ可能性がある場合には、その旨を日本学生支援機構に相談することをおすすめします。

残高不足のときには制度を利用できる場合も

日本学生支援機構では、減額返還や返還期間猶予の制度が設けられています。

そのため、奨学金の「リレー口座」の残高不足が継続する可能性や奨学金の返還が困難な状況に至ったときには、早急に日本学生支援機構に申し出るようにしましょう。

これらの制度を利用せずに、奨学金のリレー口座が残高不足の状況が継続した場合には、日本学生支援機構職員の他に、業務委託を受けた債権回収会社からの督促が行われます。

万が一、何らかの理由で奨学金の返還が困難な場合には、日本学生支援機構の制度をきちんと申請して利用するように心がけましょう。

奨学金の残高が不足していたらどうなるの?

「うっかり奨学金のリレー口座への送金を忘れてしまった」という経験はありませんか?「リレー口座」の残高不足により、日本学生支援機構が返還金を引き落としできない場合には一体どうなるのでしょうか。「ペナルティはあるの?」「特別な手続きは必要?」と不安になる人も多いはずです。

こちらでは、奨学金の「リレー口座」の残高が不足していた場合にどうなるのか、手続きの必要性の有無についてご説明します。

残高不足の期間によって対応が異なることに注意!

リレー口座の残高不足のために、奨学金の返還金が引き落としできなかった期間によって日本学生支援機構による対応が異なります。

1.延滞期間が3か月未満の場合

引き落としが可能となった時に「延滞分の割賦金および延滞金を含めた金額」がリレー口座から引き落とされます。

2.延滞期間が3か月を超えた場合

奨学金でも「個人信用情報機関への登録」(いわゆるブラックリストへの登録)が行われますので注意が必要です。

残高不足を避け、計画的に奨学金を返済するために

奨学金の返済が開始されるのは、月賦分の場合では貸与期間が終了した翌月から数えて7か月目の27日です。例えば、3月に奨学金の貸与期間が終了した場合では、10月27日が初回の返還金が引き落とされます。

そのため、事前に「日本学生支援機構」から奨学金の返済開始の連絡がありますが、見落としてしまうと「リレー口座のことを忘れていた」「返済開始時期を忘れて、リレー口座の残高を確認するのを忘れていた」という事態になりかねません。

転居、転職では「リレー口座」の確認を忘れずに!

転居、転職などで給与の銀行口座を変更した際に「リレー口座」の変更を忘れてしまう場合も残高不足に至る要因です。そのため、奨学金の「リレー口座」の残高も定期的に確認することを忘れないようにしましょう。
「リレー口座」の残高をきちんと管理し、計画に沿った奨学金の返還を実現できるように心がけましょう。

奨学金の残高不足を防ぐためのポイント

こちらに奨学金のリレー口座の残高不足を防ぐための確認ポイントをいくつかまとめてみます。

1.定期的にリレー口座は、どの銀行口座を利用しているか確認する

リレー口座の確認方法としては、まず自分の銀行口座の出金の経歴を確認することです。もし、それでも不明であったり、奨学金の返済開始前の場合には、リレー口座の申込書控え用紙、日本学生支援機構から郵送にて送られてくる書類、スカラネット・パーソナル、電話による問い合わせなどの方法があります。

2.リレー口座の残高を毎月確認する

日本学生支援機構によるリレー口座から返済額の引き出しは、月賦返還では毎月27日、半年賦分では1月と7月の27日と決まっています。また、月賦と半年賦とを併せた返還方法も同様です。「リレー口座」の残高が不足していた場合に対処するためにも、余裕をもって1週間前には残高を確認する習慣をもちましょう。

リレー口座の残高と返還金を手軽に管理する方法

仕事、家事などが多忙で、毎月奨学金の「リレー口座」の残高を確認することを手間に感じる人は、まず「リレー口座」を毎月の収入を得る口座に変更しましょう。これによって「リレー口座」への送金や入金の手間を省くことができます。 

また、奨学金の返還金の残高管理については、スカラ・ネットを活用することをおすすめします。

リレー口座の変更完了には1~2か月の期間が必要

「リレー口座」を毎月の収入を得る口座に変更するときの注意点が1つあります。それは、「リレー口座」の変更手続きが完了するまでには、1~2か月必要とします。そのため、変更手続きが完了するまで「リレー口座」を閉鎖は控えましょう。

また、「リレー口座」の変更が完了するまでは、変更を申請する前の「リレー口座」に残高不足にならない金額を準備しておくことも大切です。

奨学金の残高(残額)は電話でも確認できるの?

奨学金の返済金の残高は、電話による問い合わせにても確認可能です。電話により担当者に問い合わせるときには、まず自分の奨学金番号、奨学金の種類が確認できる書類、筆記用具やメモを手元に準備しておくと安心です。

電話にて残高(残額)を確認する際の注意点

電話するときには、番号のかけ間違えが多発しているそうですので、十分に確認してから発信するようにしてください。なお、ナビダイヤルを利用しての通話になるため、通話料金は発信者(利用者)が負担することになることも覚えておきましょう。

電話による奨学金返済残高の確認の短所としては、問い合わせ受付時間が限られていたり、回線の利用状況によっては担当者につながるまで、待ち時間が生じる点です。この短所の影響を受けずに、奨学金返済残高の確認を行う方法として、スカラネット・パーソナルを利用する方法があります。そちらの方法もおさえておくと役立ちます。

奨学金の残高(残額)の明細の確認方法とは

奨学金の返済残高(残額)の明細はどのように確認できるのでしょうか?こちらでは、具体的な方法を 3つご紹介します。

1.スカラネット・パーソナルにて確認
最も手軽に、そして短時間で奨学金の返済残高(残額)を確認することができます。

2.奨学金返還証明書の発行を受ける
この証明書には、貸与総額、返還総額の他に現在の残高(残額)が明記されています。

3.電話による問い合わせ

こまめな確認で残高不足を防ぎ、確実に返済しよう!

こちらでは、日本学生支援機構における奨学金の返還残高(残額)の確認方法と、万が一「リレー口座」が残高不足となっている場合の対処法、残高不足を防ぐポイントや既存の制度についてご紹介しました。

冒頭にもご紹介しましたが、日本学生支援機構の奨学金は貸与を受けたみなさんの返還金が、次の奨学生の奨学金となります。そのため、責任をもって「リレー口座」の残高確認を行う習慣をもち、万が一「リレー口座」の残高不足が継続する事象が生じた時には、できる限り早めに日本学生支援機構に相談し、制度を利用するようにしてください。

奨学金を計画に沿って確実に返還できるように努めていきましょう。

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