Search

検索したいワードを入力してください

根回しの意味と使い方と類語根回しの方法と事例|根回し上手な人の特徴

初回公開日:2017年08月14日

更新日:2020年08月20日

記載されている内容は2017年08月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

「根回し」は、反対者を中立にし、中立者を味方にすることです。また、「根回し」は、「相手への思いやりの行為」であり、最高のコミュニケーション技術とも称されています。「根回し」の本質と意味は何なのか?また、「根回しが上手い人」とはどのような行動をする人でしょうか?

根回しの「意味と使い方」と類語根回しの「方法と事例」

根回しの意味と使い方と類語根回しの方法と事例|根回し上手な人の特徴
※画像はイメージです

「根回し」とは、政治的な「裏工作」「ロビー活動」などのイメージが強く、好意的に受け取られていない節があります。一方で根回しは、「最高のコミュニケーション技術」とも称されています。

実際は、根回しは、どのような意味を持つ言葉なのでしょうか?また、「根回しが上手い人」とはどういう人なのでしょうか?今回、「根回し」をテーマにして、根回しという言葉の意味や類義語、根回しが上手い人の特徴や、根回し力の向上方法をご紹介しています。

「根回し」の意味

根回しの意味と使い方と類語根回しの方法と事例|根回し上手な人の特徴
※画像はイメージです

「根回し」とは、会議などの前に、参加者に対して事前に情報提供をし、その議事内容に対する意見の聴取や、参加者と主催者との意見の調整などのことを言います。「根回し」の成否が会議の合意形成に大変重要なカギを握っているともいわれて「最高のコミュニケーション術」ともいわれるゆえんです。

「根回し」というと日本だけ、と思っている方も少なくないでしょうが、そんなことはありません。海外では、重要な会議をするときには、根回しは欠かせません。「根回し」は、仕事を円滑に進め、同時に、職場に不協和音を立たせない正しいプロセスです。

「根回しの心得」について

根回しの意味と使い方と類語根回しの方法と事例|根回し上手な人の特徴
※画像はイメージです

自分が提案しようとしていることが、メリットばかり与えるものではなく、相手の人にとって、デメリットを生むことがあります。「根回し」とは、そのデメリットをどうやったら解消できるのかを考えたうえで、自分の提案が相手にとって、損の無い話として理解してもらい、賛同してもらうことです。

その意味で、「根回しの心得」で大事なのは、「提案事項」によって、「相手を窮地に追い込まないこと」と「相手の立場を考える」ことです。

全体のコンセンサスを得るためには、「根回しの上手な人の特徴」でも詳しく述べますが、「根回しの順番」がとても重要です。参加者の中で、「利害関係が最も大きい人は誰か」「発言の影響力が大きい順番」などを考えて、最初に「根回しすべき人」を見極める必要があります。

この順番を間違うと、全てが台無しになってしまう可能性があるからです。「根回し」を始めると、「根回し」が、どこからともなく社内に広まっていき、あなたが伝える前に、「他人からの噂」として伝わると、「私は聞いていない」と感情を損ねることにもなりかねません。感情的な要素が影響して、提案が流れてしまうこともあるのです。

言い換えると、「根回し」は「相手への思いやり」が大切です。ただ自分の言いたいことだけを伝えれば、相手の賛同が得られるわけではありません。相手の気持ち、立場を充分に考えたうえで、行動することが大切です。

「根回しの意図」について

根回しの意味と使い方と類語根回しの方法と事例|根回し上手な人の特徴
※画像はイメージです

「根回し」の前に、「参加者の情報」をしっかり集め、「情報の整理」をします。そして、相手がどんな意図・考え方を持っているのかを予測しておきます。まず、真摯に意見交換してより多くの「納得できる合意」が出来るよう決意することです。

その上で、誰に対して、何を話すのかを考えます。「根回し」の前に再度、自分は相手のことをどれだけ理解しているのかを再考します。そして、「会社の方向性」と「根回し事項」の整合性を確認し、参加者に納得してもらうために誠実に「根回し」を実施していくのです。

「根回しの語源」と「日本企業組織」の特色

「根回し」の意味やその必要性を説明してきましたが、その語源を確認していきましょう。Weblio 辞書では、語源について下記引用文のように紹介しています。

【根回し】ねまわし
① 木を移植するに先立ち,根の周囲を切り詰めて細根を発達させておくこと。
② 事を行う前に,関係者に意図・事情などを説明し,ある程度までの了解を得ておくこと。

出典: http://www.weblio.jp/content/%E3%81%AD%E3%81%BE%E3%82%8F%... | %E3%81%AD%E3%81%BE%E3%82%8F%E3%81%97とは - Weblio辞書

「根回し」とは、樹木の移植するにあたって、事前準備する一連の大事な作業が語源です。樹木の移植作業は、その木の個性や特徴を知り尽くし、且つ、移植の知識や経験が必要です。

ちょっとしたミスで枯れてしまうので、慎重にやらないと木をだめにしてしまうのです。だからこそ、事前準備にはすごく神経を注ぎこむのです。このことが、「根回し」の意味なのです。この木の移植の「根回し」が語源となり、企業の細根を育んで大木にしていく為の大切な事前準備の行為としての意味で「根回し」が使われるようになったようです。

「根回し」を重要視してきた「日本の企業組織の特色」

日本人は「組織内での和」を最も尊重するため、日本の会議は、異論も出ずスムーズに議題が可決されて終了するのが理想とされる伝統があります。日本人の国民性は、危機が目の前に現れた時、整然と発揮されることがあります。

「東日本大震災」でも「熊本地震」が発生した被災地の避難所で、苦しみに耐え、少ない当初の避難物資の配給に「老いも若き人々」も黙って自分の順番を待ちます。避難物資の取り合いも争いも起きず、自分に与えられた物資をもらって自分の与えられた避難所の空間に戻るのです。

これが、回りの状況を理解し、判断し、「全体の調和」を生きる。このことが、日本の古来の精神文化:「和の精神」だと確認させられるのです。その精神が会社でも、「根っこ」として息づいていると思うのです。

企業では、参加者の意見を反映させた議案を事前に調整して会議に提案し、結果的に意思決定がスムーズに進むことになれば「全社的コンセンサス」が速やかに採れる。全社的コンセンサスが速やかに出来れば、「情報の共有化」がなされ、「実行への無駄」が省かれます。このような理由から、日本では「根回し」は効率が良いと考えられてきました。

「類語根回し」の方法と事例

「類語根回しの事例」は、ロビー活動を初めとした「政治活動」の「ニュースバリュー」が強く、「根回し」という言葉の印象が悪い一因となっています。

「根回し」そのものも本来の意味からかけ離れた「悪いイメージ」に使われているため、「類語根回し」は、「相手の心理や動向を探り合って物事を行なうこと」や「 表には出ないところでの働きかけのことなどの意味で用いられています。

どちらにしても「水面下の調整」「水面下の工作」「 水面下での交渉」「心理戦」などで使われています。

根回し上手な人の特徴

根回しの意味と使い方と類語根回しの方法と事例|根回し上手な人の特徴
※画像はイメージです

「根回し上手な人」の特徴をみてみましょう。

Latests