飄々の意味・読み方・語源/飄々とした人の8つの特徴と性格とは
更新日:2020年08月20日
飄々の意味読み方
「どんな人か」を表現するときには色々な意味の言葉が使われます。「明るい人」「元気な人」「物静かな人」「優しい人」「ひょうきんな人」などさまざまな言い方がされますが、その中の一つとして「飄々とした人」という表現があります。
今回は、「飄々(ひょうひょう)とした人」にスポットを当ててみます。まずは「飄々とした人」の意味を考えてみましょう。
「飄々」の意味
「飄々とした人」と聞いてどんな人をイメージしますか。「自由」「マイペース」「楽観的」「淡々としている」などなど、いろいろなイメージが挙げられます。
そもそも「飄々」とはどんな意味があるのでしょうか。
weblioによると「飄々」の意味とは、①風に吹かれてひるがえるさま。②ぶらぶらとあてどもなくさまようさま。③性格・態度が世俗を超越していて、とらえどころがないさまをあらわすとなっています。
①
出典: https://www.weblio.jp/content/%E9%A3%84%E3%80%85 |
風に吹かれてひるがえるさま。 「落花-」 「雪-として降り来りしが/八十日間世界一周 忠之助」
②
ぶらぶらとあてどもなくさまようさま。 「船は流れのまに〱-と軽く行くのである/良人の自白 尚江」
③
性格・態度が世俗を超越していて,とらえどころがないさま。 「 -とした好人物」
「飄々」ってどう読むの?
「飄々」とは「ひょうひょう」と読みます。
風に吹かれてひらひらと揺れている様子などの意味があります。飄にはつむじ風という意味があります。つむじ風とは突発的に・急に速く吹く風・疾風のことです。
気まぐれで流されやすい人の意味として、よく使用される言葉です。
飄々とした人の8つ特徴や性格
そんな「飄々とした人」にはどんな特徴があるのでしょうか。特に代表的な特徴をいくつか挙げてみます。
いずれも、上で挙げたイメージをどことなく表現した性格が滲み出ています。飄々とした人の意味である、「性格・態度が世俗を超越していて、とらえどころがないさま」が、特徴によくあらわれています。
特徴1:物事をきにしない
「飄々とした人」は楽観的な人が多いので、物事をきにしません。
多少の困難があっても、「どうにかなるでしょ」「なんとかなるんじゃない」といった意味に解釈して、あまり悲観的になることがなく、常にどこか余裕を感じさせる態度や言動をしています。
飄々とした人は細かいことを気にせず、心に余裕があるからです。
特徴2:自由
飄々とした人は、周囲と群れをつくることなく自分の世界観を持っているため、常に自由な場所に身を置いています。
飄々とした人は完全に孤立するわけではありませんが、周囲とは一定の距離で線を引き、それ以上周囲と群れることをしません。どこか一匹狼のような雰囲気を感じさせます。
周りからすると「掴みどころがない」と思われがちですが、割り切ってすっきりとした様子に、羨望の眼差しを向けられることも珍しくありません。
特徴3:その場をいきてる
「自分の中の明確周りな価値観を持つ」ことは、「飄々とした人」のように周りに流されずに自由にその場をいきるて人になる上で必要なことです。
こうしたものがないと、いちいち世の中の情報や流行に流されたり、「同級生の誰々が事業で成功して大金持ちになったみたいよ」といった話に影響されて、自分もあちこちに振り回されることになっていまいます。
特徴4:人を許す
「飄々とした人」はちょっとしたことで腹を立てたり苛立ったりすることがなく、人を許す性格です。
元々の性格というところもありますが、感情的になってもあまり良いことが無いことを「飄々とした人」は良く理解しています。
特徴5:場の流れにまかす
飄々とした人は、周りの人間にあまり感情の起伏を見せません。大小に関わらず周囲のでき事に対して「ふーん」といったように、どこ吹く風といった態度を取ります。
飄々とした人は場の流れにまかす傾向にあるからです。
飄々とした人は感情的にむきになったり、悲観的になったり喜びを爆発させたりといったことが少なく、流れにまかせて生きています。
初回公開日:2017年08月08日
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