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「一時雨」と「時々雨」と「のち雨」のそれぞれの違いと降水確立

更新日:2020年08月20日

天気予報を調べたり確認をしていると、使われている用語が良く理解できず、結局天気はどうなるのか理解できない事があります。例えば「一時雨」や「時々雨」、「のち雨」のような言葉があげられます。「一時雨」「時々雨」「のち雨」について詳しくお話しいたします。

「一時雨」と「時々雨」の違い

天気予報で使われる雨についての用語はいくつか存在します。「一時雨」と「時々雨」、この言葉だけを聞いて、今日は雨がどれぐらい降るのか、どのように降るのか想像することは難しいでしょう。

まずは「一時雨」と「時々雨」、この2つの違いについてお話ししてみます。

気象庁

天気について調べたいとき、確認したいときは、気象庁のサイトにアクセスすると大変便利です。今回ご紹介する「一時雨」や「時々雨」「のち雨」のような、簡単に状況を把握しづらい言葉の意味も詳しく紹介してくれています。

例えば天気予報でよく耳にする「雨量」や「にわか雨」のような、なんとなく意味は理解していても、どのような定義で使われているのかが丁寧に紹介されています。

まずは気象庁が定めている解説を元に、「一時雨」と「時々雨」について確認してみましょう。

一時雨とは

「一時雨」とはそのままのとおり「いちじあめ」と読みます。気象庁の予報用語の解説では「にわか雨(雪)に関する用語」の項目で紹介されています。

一時雨の使い方としてよく耳にするのは「所により一時雨」のような使い方です。

「所により一時雨」の解説

しゅう雨性以外の雨またはしゅう雨性の雨と特定できない場合に用いる。

出典: http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/kousui.html |

「所により一時雨」の解説は上記のように掲載されています。解説の中に出て来る「しゅう雨」とは対流性の雲から降る雨のことを指しています。わかりやすく説明すると「にわか雨」のことです。では、にわか雨についてはどのような解説がされているかも見てみましょう。

「にわか雨」についての解説

降水が地域的に散発する一過性の雨。

「にわか雨」のなかには「一時的に降る雨」という意味が含まれているので、冬期の日本海側において、対流雲が次々と通り、晴れとしゅう雨(雪)が繰り返すような現象に対しては「にわか雨(雪)」は用いない。

出典: http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/kousui.html |

しかし、ここで気になるのは「ところにより一時雨」と「ところによりにわか雨」とされる場合の二つの違いです。にわか雨として特定できない場合に「一時雨」というキーワードを使うようですが、にわか雨そうでないかをどのようにして識別するのでしょう。

一時雨とにわか雨の違い

天気予報全般において「一時雨」のように「一時」というキーワードを使うとき、そのキーワードが持つ意味は、降るであろうと予想される時間が、全体の4分の1未満と定義されています。

例えば今日の天気予報で「曇り一時雨」というアナウンスがあったとします。そうなると、1日を朝の6時から夜の6時までの12時間で換算していると考えれば、曇っている時間は9時間以上あり、雨が降っている時間は3時間未満であるということになります。

にわか雨は、雨の予報としてはもっとも曖昧で、もっとも予報が外れやすいと言われています。それもそのはずで、「にわか雨」というのは、予想できない状態で降る雨を指すからです。いつどのタイミングで急に降り出すか分からないから「にわか雨」となります。

タイミングが読めないということは、当然にわか雨が降ると予想されるエリアも、大ざっぱにしか特定することは不可能です。そのため「ところにより」などというような曖昧な表現となります。

一時雨とにわか雨の予想の仕方

曖昧な表現となってしまう「一時雨」と「にわか雨」ですが、どのように予報を行うかも見てみましょう。

気象予報士泣かせの「にわか雨」は、いつどこで降るか分からないのに、なぜ予報を出すことができるのか、それはにわか雨と言うものは積乱雲から降ると言う特徴を持っているからです。

この積乱雲は寒冷前線によって、暖かい空気が発生し上昇したときに生まれやすくなっています。その性質を把握しておくことで、寒冷前線の動きを掴んでおくことに注意をします。そうすることで予測不能に近いにわか雨も予測することが可能となります。

「一時雨」の予測の仕方は、先ほどもご紹介したとおり、雨が降る時間の長さが、予報を行う時間のうちの4分の1未満であれば、「一時雨」という予報を出します。

「時々雨」とは

「時々雨」も一時雨と同じく、漢字を見たまま読み「ときどきあめ」となります。「一時雨」と「時々雨」は、語感的にも似たような曖昧さがあります。しかし、この2つは根本的に雨の降り方や、降っている時間の長さが異なります。

「一時雨」はここまででご紹介しているとおり、雨が降っている時間の長さが、予報期間のうちの4分の1未満の場合を指します。これが「時々雨」になると降っている時間の長さが、予報期間内の4分の1以上2分の1未満となります。

また雨の降り方にも大きな違いがあります。「一時雨」の場合の雨は連続して降っている雨を指すのに対し、「時々雨」の場合は断続的に降る雨を指します。

連続と断続的の違い

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初回公開日:2017年11月15日

記載されている内容は2017年11月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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