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「運びとなりました」の正しい使い方・類語・過去・敬語・謙譲語

更新日:2020年06月30日

「運びとなりました」というフレーズは、ビジネス上よく耳にしたり、メールなどでもよく見たりする言葉です。この「運びとなりました」とはどういった意味でどんな使われ方をするのでしょうか。ここでは、「運びとなりました」の使い方や意味、例文をご紹介します。

「運びとなりました」の正しい使い方

「運びとなりました」というフレーズは、使い方を覚えるとビジネス上とても役に立つ表現です。この「運びとなりました」の意味や使い方について紹介します。

「運びとなりました」の意味とは?

「運びとなりました」の中の「運び」とは、物事が進捗する、進展するという意味があります。そして、この「運び」に「となりました」という言葉をつけることで、その方向が変わってしまった、うまくいかなかった、計画していたこととは違う方向に進んでしまったという意味になります。

つまり「運びとなりました」というフレーズは、大きな問題はないものの当初思い描いていたこととは違った運びとなっている、少し予定とは違った方向に進んでいるということを意味する言葉です。

「運びとなりました」の使われる場面

「運びとなりました」というフレーズは、どういった場所や場面で使われる言葉なのでしょうか。「運びとなりました」とは、予定とは若干違っていたという事柄を説明する場合に、相手に安心感を与えつつも、その報告をしなければならない場合に利用します。ただし、予定と大きく違っていた、想定外に方向転換をするというような場面で使用することは適していません。

また「運びとなりました」という表現は「決定しました」と断定する表現よりも柔らかい表現のため、報告する相手に対しても丁寧な印象を与えられます。「運びとなりました」は、当初予定していたこととはちょっと違う進行となりましたが、大きな問題はありませんという意味で使われる言葉です。

「運びとなりました」を使用する際の注意点

「運びとなりました」というフレーズを誤った場面で使用すると、そのことが大げさに伝わってしまう危険があります。会議の日程変更、プロジェクトの進捗報告などには適していますが、些細な出来事を伝えるときには適さない表現です。

また、日ごろコミュニケーションの取れていない上司に対して「運びとなりました」という表現で報告すると、勝手に決定したと解釈されてしまう恐れもありますので、ご注意ください。

「運びとなりました」という表現は、ビジネス上はとても便利な言葉ですが、個人的な報告で使用する場合は、転勤や結婚や退職など、生活が一変するような場面でのみ利用するようにしましょう。また、大勢人が集まる送別会や懇親会などで使用することは適している言葉です。

「運びとなりました」の正しい使い方:運びとなりましたら

「運びとなりました」は、語尾を変えて「運びとなりましたら」と変化させて使うこともできます。「~たら」は、条件ですのであとに続く文章がそれに合致するようにしなければなりません。

(例文)「まだ転勤の内示は出ておりませんが、正式に決定する運びとなりましたら、すぐにご連絡いたします。」

「運びとなりました」の正しい使い方:運びとなりましたこと

「運びとなりました」の語尾を変化させて「運びとなりましたこと」と表現することもできます。「運びとなりましたこと」という表現の場合は、その後に「ご報告させていただきます」といった言葉で締めます。

(例文)「このたび、私○○と、○○さんが結婚する運びとなりましたことをご報告させていただきます。」

「運びとなりました」は上司や目上の人にはあまり使わない

「運びとなりました」というフレーズは、上述したように物事の状況が変化してしまい、予定どおりに進められなくなったという意外な結果のときに使うため、ビジネス上、目上の人に対しては使用しない方が無難です。

報告の際に多用していると、日ごろから調整ができていない人という印象を上司に与えることになりかねません。

「運びとなりました」の類語

「運びとなりました」と同義語は「こととなりました」「ことになります」という表現になります。

(例文)
1.「このたび、私○○は、○○支店から××支店に移転する運びとなりました」
2.「このたび、私○○は、○○支店から××支店に移転することとなりました」

これらの表現は似ているように感じますが、「運びとなりました」を使用した方が、当初はそのように思っていなかったが意外に、といったニュアンスになり、「こととなりました」の方がそのようなニュアンスがない表現だといえます。

「運びとなりました」の類似表現

「運びとなりました」の類語には「こととなりました」の他にも以下のような類似表現があります。

1.「決定されました」:ものごとが決まったときに使います。「運びとなりました」という表現よりも、より断定的な言い方になります。ちょっと柔らかい表現にしたい場合は「運びとなりました」を使った方が良いでしょう。

2.「変更されました」:ものごとの予定が変更となった場合の表現です。こちらも「決定されました」と同様に直接的な表現ですので、相手に「どうして変更になったの」という疑問を沸かせてしまう言葉のため、ビジネス上では「運びとなりました」の方がやんわりと伝えられる言葉になります。

3.「進め方になりました」:「運びとなりました」と同じような意味合いですが、より砕けた言い方になります。

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初回公開日:2017年11月17日

記載されている内容は2017年11月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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