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「固定概念」は間違いか・「固定観念」との違い・正しい使い方

更新日:2020年06月23日

「固定概念を破る」「固定概念に囚われている」などと上司や先輩に告げられたことのある方は多いのではないでしょうか。こちらの記事では「固定概念と固定観念の違い」だけでなく、固定観念の使い方や意味、類義語について例文を交えながら詳しく紹介します。

「固定概念」の意味

ビジネスシーンなどで「固定概念」が使われる機会は多く、概ねそれは「外から影響を受けない」「考えを変えない」という意味として扱われています。

これをポジティブな意味で変換すると「自分の信念を持っている人」となり、ネガティブに変換すると「頑固者」だと言えるでしょう。

しかし、「固定概念」という言葉は「存在しない言葉」ということをご存知でしょうか。

「固定概念」は間違いか

「固定観念」は存在する言葉ですが、実は固定概念は固定観念の誤用の言葉なので、本来は使用しない言葉です。

つまり、誤用されている固定概念は、固定観念と同じ「外から影響を受けない」「考えを変えない」という意味として認識されています。しかし、固定概念という言葉が存在しないので、使うことそのものを控えるようにしましょう。

「固定観念」と「固定概念」の違い

固定概念の「概念」は「一般的、普遍的な考え」という意味なので、人により異なるものではありません。そのため、固定概念の「固定」は付ける必要がないことになります。

「概念」が「一般的、普遍的、客観的」ということが理解できていれば、固定概念ということばそのものに違和感があることが明白になるでしょう。

「固定観念」の使い方

前述したように、固定観念は固定概念と異なり「心の中に凝り固まっていること」「他人の意見や周囲の状況によって影響を受けないこと」「その人の思考や行動を規定する考え」という意味があります。

ここでは、「自分の考えを曲げない」「外から影響を受けない」「考えを変えない」ことに対して使う固定観念という言葉を使った例文を5つ紹介していきます。

「固定観念」の例文

「自分の考えを曲げない」「外から影響を受けない」「考えを変えない」など、自分の考え方をベースにしていることに対して使う固定観念に関する例文をご紹介します。

どの例文もビジネスシーンや日常会話でも使うことができる、または使われることの多い表現なので、覚えやすい例文のみを挙げています。こちらの例文を通して正しい日本語の使い方を理解し、適切な場面で固定概念ではなく「固定観念」を使えるようにしましょう。

例文1「固定観念にとらわれる」

頑固で自分の考えを曲げない人や融通が利かない人、周囲の意見を取り入れない人の多くは、物事に対して疑いを持ち、身動きが取れなくなる、行動力が消えてしまうなどの傾向にあります。そういう人に対して「固定観念にとらわれている」と使います。

自分の考え方に支配されて周囲の意見を取り入れないことを指しますが、物事が順調に進んでいる時にはあまり使いません。

例文2「固定観念を捨てる」

捨てるとは「不要な物を手放す」ということです。つまり、「固定観念を捨てる」という言葉は、今まで自分の考えだけに支配されていた特有の考え方を捨て去り、新しい考え方を受け入れるという意味で使われます。

多くはビジネスシーンで使われ、新しいプロジェクト進行や新規開拓をする際に上司などから言われることの多い言葉でしょう。

例文3「固定観念を壊す」

「固定観念を壊す」は、自分の凝り固まった考え方から脱出する、柔軟に物事を見る、自分の殻を破るという意味で使われます。

仕事が煮詰まり、アイディアを生み出すのに苦労している時、周囲の意見を聞けばもっと上手くいく可能性があるにもかかわらず、それをしない時に使われることが多い言葉です。

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初回公開日:2017年11月18日

記載されている内容は2017年11月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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