リア充の意味と使い方・勘違いされている意味と本来の意味
更新日:2020年08月20日
リア充が目について仕方ない
クリスマスや年末年始のカウントダウン、初詣やお正月など、これからの季節外を出歩けば手を繋いでひっついているリア充のカップルが目について仕方ないでしょう。カップルたちは自分たちの世界に完全に入り込んでしまっているので、外出先であるのにもかかわらず、他人を思いやる気持ちや気遣いなどが激しく欠如しています。
ですので、周りが全く見えていない状況のカップルに出くわした時、「道をあけてほしいのに」「どいてくれないかな」などとイライラし、リア充っぷりにイライラして不満が爆発している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
他人を思いやれないリア充は微笑ましい光景とはとても言えません。リア充なのは良いことですが、周囲の人を思いやる気持ちを忘れないでほしいです。
リア充の意味と使い方
あちこちで「リア充」という言葉が悪い意味でも良い意味でも使われていますが、リア充の本来の意味をご存知でしょうか。リア充の意味は、「リアル(現実世界)の生活が充実している人」と言われています。ですので、「リア充=恋人がいる」ということではありません。
リア充という言葉の意味で勘違いしやすい方が多いのが、リア充は彼氏・彼女がいる人のことを指すということです。決してそういう意味合いではありませんのでご注意ください。
リア充爆ぜろ
リア充爆ぜろという言葉があります。「爆ぜろ」という言葉ですが、「そのまま爆発してしまえ」という意味です。
リア充でない人が、リア充を羨ましく思い、「幸せそうなやつは爆発してしまえ」という思いを込めた言葉ですが、「爆ぜろ」というのは、文字どおりの意味ではありません。ただの比喩です。「リア充爆ぜろ」に込められた気持ちは、「充実していて羨ましい」「この幸せ者め」といった感じです。
爆ぜろ リア充
爆ぜろリア充はとあるアニメのセリフの「爆ぜろリアル」から変異した言葉で、若い世代の主に10代や、2ちゃんねるなどで流行っています。
リア充乙
よく「リア充乙」という言葉を聞きます。どういった意味合いが込められた言葉なのでしょうか。
まず「乙」という言葉ですが、2ちゃんねるなどで「おつかれ」という意味で使われていますが、揶揄した意味で使われているので、「お疲れ様」という優しい意味合いではありません。どちらかというと、悪い意味合いで使われていることが多いです。
リアルが充実しているリア充たちに向けて、挨拶のような軽いノリで「リア充乙(ちくしょう羨ましい)」という感じで使われます。
リア充の意味は変わったのか・変化
昔は妬みや羨みの意味で「リア充爆ぜろ」「リア充乙」などと使われていましたが、最近言葉は同じでも言葉に込められた意味合いが変わってきました。
昔と現在の使用例を見て分かりやすく解説していきます。
昔のリア充の使い方
昔はリア充とはネット民からすると、圧倒的に嫉妬の対象になり、妬みや羨みの気持ちを込めて、また、羨ましいけれどバカにするような意味で使われていました。
使用例は以下です。
「クリスマスが近いからって仲良くひっつきやがって。リア充爆発しろ」
クリスマスはカップルにとって一大イベントの一つです。盛り上がっているカップルを見ているとどうにもこうにもイライラして妬みや憎しみの感情を込められ、このように使われていました。
現在のリア充の使い方
嫉妬の対象になっていたリア充は、現在ではなんと祝福される意味で使われています。言葉自体は変わっていませんが、込められた気持ちが全く違います。
使用例は以下です。
「もうすぐクリスマスですね。彼氏いません。リア充爆発しろ」
自分には恋人がいないけれど、現在彼氏彼女がいる方たちに向けて、「リア充爆発しろ(末永くお幸せに)」と祝福の言葉を添えて使われています。
本来の意味
初回公開日:2017年12月05日
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