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「俯瞰」の意味と使い方・類語・対義語・読み方|座るポーズ

更新日:2020年08月20日

芸術・写真・建築などの分野においてたびたび口にされる俯瞰と言う言葉をご存知でしょうか。これはあらゆる分野の制作活動を行う方に知っておいてほしい言葉です。各分野を通して必要とされてくる俯瞰と言う考え方について、今回はその意味や格分野での使い方を紹介していきます。

俯瞰の読み方って?

俯瞰はどちらの漢字も常用漢字ではないため、読み方が非常に難しくなっています。所見で読める方は少ないでしょう。書籍の中には「俯かん」などと表記して読みやすくしているものもあります。

「俯瞰」は「ふかん」と読みます。部首以外の部分が「ふ」「かん」と読む事ができるため、読めないわけではありません。芸術雑誌や写真などを趣味にしている方にとっては、なじみ深い言葉です。これからそのような分野に挑戦してみたいと考えている方は、この漢字を覚えておきましょう。

俯瞰の意味と使い方

俯瞰は「高い所から見下ろす」と言う意味を持っています。山の上や建物の屋上、飛行機などの中から下の世界を見下ろすとき、高い視点で見降ろして見えた風景の事を「俯瞰風景」と言います。「俯」は「うつむく」、「瞰」は「見下ろす・遠くを見る」と言う意味を持ち、俯瞰は人間が下の世界を見ている様子を表しているのだと言う事が分かります。

使い方としては、「俯瞰図を描く」「俯瞰の視点で撮影する」「物事を俯瞰してみる」「政治には俯瞰的見地が必要だ」など、多岐に渡ります。行動的なものとして俯瞰を体現するほかに、物事を少し離れた位置で見て全体の様子を捉える、主観的位置ではなく客観的な立場で物事を見ると言う意味も持ち合わせています。

俯瞰の対義語

俯瞰の対義語は俯瞰が持つ意味によって言葉が異なってきます。物理的な行為なのか、それとも目には見えない動きなのかが重要となります。

「現実世界で物事を見下ろす」場合は、俯瞰の対義語は「仰視」と言う言葉が当てはまります。訓読みにすると「あおぎみる」となり、「見下ろす」行為である俯瞰の対義語である事の正しさがうかがえます。読み方は「ぎょうし」となり、目を凝らしてじっと見る「凝視」同じ読み方になるので読み方と意味の区別が必要です。

また「物事を客観的に捉え全体像を把握する行為」のために使われる俯瞰は、「仰望」と言う言葉が当てはまります。意味は「仰ぎ望む事、敬い慕う事」で、読み方は「ぎょうぼう」となっています。

俯瞰の類語

俯瞰の類義語は「一望」「鳥瞰」「概観」と言った言葉が当てはまります。「一望」と言った高い所から景色を眺めるような行為には「眼下に見下ろす」と言ったセンテンスも同義語として含まれます。

また「鳥瞰」「概観」と言った「物事を距離を置いたところから全体を捉えようとする事」を意味しているものには、「包括的に見る」「大局観で見る」「巨視的に見る」「マクロの視点で見る」と言ったセンテンスが同義語として挙げられます。大きな違いはないものの、視点の大きさが俯瞰の意味に組み込まれている事がよくわかります。

俯瞰図を描くにはどうしたらいい?

風景画などの絵を描く人や漫画・イラストを嗜む人にとって背景などの景色を見て性格に描く事は、重要なスキルの一つでもあります。しかし俯瞰風景は一つでも基準線が乱れるとその構造を崩壊させてしまうと言う恐ろしい性質を持っています。俯瞰風景を描ける人は非常に頭が良く、目の力に長けていると言われています。

訓練なしでは描く事さえ難しい俯瞰風景ですが、コツを掴んで練習を重ねれば基本的なスキルを補う事ができます。そこからの応用は自分の腕次第なので、コツコツ練習を積み重ねて正確な俯瞰風景が描けるようにスキルを修得しましょう。

パースを意識

風景を描く場合において重要となってくるのが、パースのとり方です。特に奥行きを重要とする俯瞰図では、これができていないとパースが狂い、どこかまとまりのない絵になってしまいます。

パースをとる時は定規を使って建物などの直線をはかったり、どの部分とどの部分が垂直で、何と何が並行であるのかをしっかりと把握しましょう。また消失点がずれてしまうと奥行きが2重になってしまい、矛盾した図となってしまいます。綿密な計算と角度・距離感を求められるため、俯瞰図は普通の絵よりも初心者にとっては難しい視点となっています。

三点透視図法を使う

建物などの幾何学的で直線的な物体を描く時、一点透視図法や二点透視図法・三点透視図法と言ったスキルが重要になってきます。これは消失点を定めた上で物体を描いていくものであるため、距離感や奥行き・配置を意識した図を描く事ができます。

三点透視図法は1つの横直線状に作った2点の消失点と、別上にある3つ目の消失点を基準として俯瞰図を描く方法です。この方法ができるようになると規則正しい物体の俯瞰図が描けるようになるため、建物などの直線の多い風景を描く時に活用する事が可能になります。まずは簡単な一点透視図法から学んでいきましょう。

俯瞰を意識した写真を撮るには

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初回公開日:2017年12月05日

記載されている内容は2017年12月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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