「オワコン」の正しい意味・よく使われる3つの対象
更新日:2020年08月20日
オワコンとは
「オワコン」という言葉は、今やインターネットの外でも見かけます。ネット上で誕生した省略語ですが、その意味を正しく理解している人はどれほどいるのでしょうか。
使われる範囲が広がるほど、言葉の意味合いもまた広く曖昧になってしまいます。しかし本来の意味を知る人にとって、それは好ましいことではありません。揉め事に発展することもあるでしょう。そこで、この記事では「オワコン」の正しい意味と使い方を改めてご紹介します。
語源・由来
まずはじめに、誕生した時期における意味合いと使い方をおさらいします。会話の中で生まれた言葉なだけに、元々は限定的な言葉です。「終わっている」の意味をしっかりと理解しましょう。
終わっているコンテンツの略称
主に漫画やゲームに対して使われる言葉で、一時はを博していたがもはや流行遅れになってしまった作品、あるいは時代に合わなくなってしまったものを指します。終わっているコンテンツ、それを略して「オワコン」と呼びます。
の落ちてしまった事実を嘆き、終わってしまったという含みを持っていることもあります。
元々ネットスラングで煽りの意味合いが強い
元々はアニメファンの間で使われていた言葉で、の廃れたことを強調し終了を断定することで相手の怒りを煽る効果があります。関係者やファンにとっては言われたくない言葉であることは、言うまでもありません。
厳密には終わっていない現存の作品に対して使われ、著しくの落ちた、あるいは主観的に「終わって欲しいコンテンツ」という意味合いも汲み取れます。
「○○はオワコン」という風に使われる
オワコンという言葉は、「一時はがあったけれど、今では飽きられてしまったもの」という意味で、以下のように使われます。
・あのゲームはもうオワコンだからユーザーが少ない
・オワコンにも関わらず続編を発表するらしい
実際にが下り坂のものに関しては、本来の意味合いで使われていると言えます。
オワコンが使われる3つの対象
次に、終わっているコンテンツの対象となるものをご紹介します。そもそもコンテンツとは、娯楽や教養のために作られた情報の内容のことを指します。漫画やゲームはもちろん、小説や映画など、あらゆるサービスが含まれます。
オワコンの対象となるものは、それらコンテンツの他、女性や有名人など一部の人間も当てはまります。それぞれどのようにして使われているのでしょうか。
コンテンツ
「オワコン」は、主に創作された作品に使われます。情報の内容物という、コンテンツの意味に合うものと考えてまず間違いありません。漫画やアニメ、ゲーム、映画などが挙げられます。また最近では、SNSなどもその一つとして並べることができるでしょう。
本来の使われ方
爆発的なヒットからの落ち込んだ作品に対して使われるのが、本来の用途です。さまざまな場所で取り上げられるほどにを誇っていたものであれば、その衰退は誰が見ても明らかでしょう。その場合はまさに、オワコンと称されるに値します。
コンテンツ自体に幻滅したファンが自虐的に使うことも多いです。
初回公開日:2017年12月08日
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