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「ほのぼの」の意味と使い方・例文・語源・言い換え|古文

初回公開日:2017年12月29日

更新日:2020年03月13日

記載されている内容は2017年12月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

「ほのぼの」という言葉は、一度は見聞きしたことがあるでしょう。その意味は「のんびり」と思われがちですが、ニュアンスとしては似ていても、言葉としての意味には違いがあります。「ほのぼの」の意味・語源・言い換えなどを、お伝えしています。

「ほのぼの」ってどういう意味?

「ほのぼの」の意味と使い方・例文・語源・言い換え|古文
※画像はイメージです

「ほのぼの」の意味は副詞の場合と名詞の場合に分かれますが、一般的には副詞の意味で使われることが多いです。副詞としての意味は3つ存在し、名詞としての意味は1つあります。それでは、計4つある「ほのぼの」の意味を見ていきましょう。

副詞の意味1「かすかに明るくなる」

「かすかに明るくなる」の意味で、注目したい言葉は「かすか」です。「かすか」の意味は4つほどありますが、「ほのぼの」の意味としては「やっと感じ取れる程度・はっきりとは認められない」の意味が当てはまります。

「かすか」の言葉に「に」が付いて「明るくなる」に続いていますので、「かすかに」=「やっと感じ取れるくらい」+「明るくなる」=「光の存在が現れてくる」と考えると、「かすかに明るくなる」の意味では「やっと感じ取れるくらいの光が現れてきた」ということを表していると考えられます。

副詞の意味2「ほんのり心の暖かさなどが感じられる」

「ほんのり心の暖かさなどか感じられる」の意味では、「ほんのり」の部分に注目します。「ほんのり」とは「色・香り・姿などがかすかなこと(うっすら・ほのかに)」の意味を持つ言葉で、「かすか」の意味については先程触れましたので応用すると、「ほんのり」=「色などがやっと感じ取れるくらい」の意味になります。

そこに「心の暖かさなどが感じられる」の言葉が付きますが、「ほんのり」+「心の暖かさなどが感じられる」と考えると、「ほんのり心の暖かさなどが感じられる」が表していることは「やっと感じ取れるくらいの心の暖かさが感じられる」になります。

これは「(心の暖かさなどの)量や程度がやっと感じ取れるくらい少ない」の意味ではなく、「赤らざまに」ではないが「心の暖かさがあるんだろうな」と感じさせるくらいの「やわらかい様子である」ということです。

副詞の意味3「わずかに聞いたり知ったりする」

「わずかに聞いたり知ったりする」の意味では、「わずか」がポイントです。「わずか」の意味は3つあり、1つは「数量・程度・時間・価値などがほんの少し」で、もう1つは「そうするのがやっと」ということ、そして最後の1つは「ささやかで粗末」といった意味です。

「ほのぼの」の意味としては「数量・程度・時間・価値などがほんの少し」が用いられており、そこに「聞いたり知ったりする」と付いているため、「聞いたり・知ったりしたことの程度・価値がほんの少し」ということが表されている意味だと考えられます。

名詞の意味「夜明け方」

「ほのぼの」を名詞として使用する時には、「夜明け方」の意味になります。「夜明け方」は「夜が明ける頃」のことですので、この意味は、副詞として使用する際の意味にあった「かすかに明るくなる」とイメージ的につながります。「夜が明ける頃」は太陽が徐々に出てくる頃でもあるので、「かすかに明るくなる」様子があります。

「ほのぼの」の使い方!よく使われる例文を見てみよう

「ほのぼの」の意味と使い方・例文・語源・言い換え|古文
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「ほのぼの」の使い方、例文をご紹介していきます。口頭上・文面上のどちらでも用いることができる言葉ですが、多くは口頭上で使われます。それでは、よく用いられる例文をお伝えしますので、ニュアンスに注目しながら使い方を考えてみましょう。

ほのぼのとした気持ち

「ほのぼのとした気持ち」の文では、「ほんのり心の暖かさなどが感じられる」の意味が用いられています。「ハッキリとではないけど、少しだけ心の暖かさが感じられると思うこと」が表された文です。「何となく心が暖かくなるような気持ち」のニュアンスで、使われることが多い文です。

ほのぼのした人

「ほのぼのした人」の文でも、「ほんのり心の暖かさなどが感じられる」の意味が使用されています。

「ほのぼのした人」がどんな人なのかと言いますと、「赤らざまに・明らかに・ハッキリと心の暖かさを示すわけではないけれど、心の暖かさがある人だろうということを、ほんの少しだけ感じる人」です。つまり、「心の暖かさを言動で明らかに示していないけど、心に暖かさがある人(だと感じる)」ということです。

「のんびりしている人」というニュアンスで使われることがありますが、「のんびり」は「緊張がほぐれて心身が楽・のどかで焦らない」の意味がありますので、「心が暖かい人」と言うよりは「心が暖かい人だろう」と思うくらいの人であり、「何となくそういった感覚になる人」を「ほのぼのした人」ということが多いです。

「ほのぼの」の語源は?

「ほのぼの」の意味と使い方・例文・語源・言い換え|古文
※画像はイメージです

「ほのぼの」は、「ほのか」という言葉を繰り返したことが語源とされています。「ほのぼの」を漢字で書く時には「仄々」が当てられますが、語源となる「ほのか」の漢字も「仄か」です。また、「ほのぼの」は「微微」と書くこともあり、「ほのか」は「側か」の漢字が当てられることもあります。基本的には、「仄か・仄々」で良いでしょう。

「ほのか」の意味

「ほのか」の言葉には、「わずかにそれが認められる」「心や意識がぼんやりしている」「量や程度がわずか」といった、3つの意味があります。これらの意味は「ほのぼの」の意味と結び付く部分があり、「ほのか」から派生して「ほのぼの」の言葉が誕生したことが分かります。

「ほのぼの」の意味と結び付く「ほのか」の意味は、「わずかにそれが認められる」と「量や程度がわずか」です。「心や意識がぼんやりしている」の意味は、あまり関わってきません。

「ほのか」と「ほのぼの」で結び付く意味

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