「表裏一体」の類語との違い4つ・意味2つ|歌詞の意味
更新日:2022年05月31日
類語4:不可分の関係
「不可分の関係」の意味を直訳的に表現すると「分けることができない関係」になります。
つまり、分けることができない程に密接な関係であるということです。「表裏一体」とほぼ同じ意味を持っています。
しかし注意が必要です。「表裏一体」は特に相反する関係に対して用いられる言葉です。そのため「不可分な関係」という言葉よりも使用できる範囲が限定されます。
類語5:切っても切れない
「切っても切れない」という言葉は「とても切り離すことができない」という意味です。「切っても切れない関係」という具合に使用されます。
「切っても切れない関係」は不可分と同じく、「表裏一体」と似た意味です。コインの例で説明しますと、コインの裏表と言う関係は「切っても切り離せません」し、「不可分」です。
しかし「切っても切れない」と言う関係も「不可分な関係」と同じく相反する関係でなくとも自由に使うことができる言葉です。
曲で言葉のイメージを深めたいあなたに
楽曲のタイトルはイメージに沿ったものが選ばれます。タイトルの言葉が知らないものであった場合には、曲の歌詞からその言葉のイメージを掴むことができます。
曲を聴いて楽しみながら「表裏一体」のイメージを感じてみましょう。
表裏一体の歌詞の意味
これまで「表裏一体」の意味や使い方をご紹介してきました。次に実際の使用例を紹介します。
アーティストの「ゆず」が「表裏一体」という楽曲を出しています。この楽曲の歌詞から、「表裏一体」という意味のイメージを掴んでしまいましょう
ゆず「表裏一体」
ゆずの楽曲では光と影を例にあげ「表裏一体」を表現しています。
光が輝くほど、闇は濃くなるという関係性は正に「表裏一体」です。このように相反するようで互いに影響を与えている関係は「表裏一体」と表現可能です。
表裏一体は「切り離せない」という意味
いかがでしたか。今回は「表裏一体」の意味や使い方などをご紹介しました。「表裏一体」という言葉は、大元で密接に関係していたり、二つの言葉は切り離すことができないという意味であることが分かりました。
そして「表裏一体」で表現される関係性の重要な特徴は「切り離せない」ものだということができます。
実生活でもそんな関係を見つけたら、「表裏一体」という表現を使っていきましょう。
初回公開日:2018年01月10日
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