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「至極」の3つの意味と使い方|例文5つ・類義語2つ

初回公開日:2018年01月26日

更新日:2020年06月02日

記載されている内容は2018年01月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

「至極」という言葉は、「この上がない」という意味です。日常会話の中ではなかなか使われることがなくなりました。しかし、そうした言葉も、その漢字の成り立ちや意味を調べることで、言葉の表す意味を理解することは大切です。ここでは、「至極」について学びましょう。

「至極」とは

至極は「これ以上の状態はありえないさま」の状態を指す言葉です。これ以上はないというほど最高な状態を表します。話し言葉で「最高」と言うと少し子どもっぽい言い方になります。

「至極」や別の口語体の「この上なく」はよりフォーマルで、ビジネスで使うのもふさわしい言い回しになります。今回は、もっとも改まった表現ができる「至極」について詳細を解説します。

読み方

「至極」の3つの意味と使い方|例文5つ・類義語2つ
※画像はイメージです

「至極」は「しごく」と読みます。至極を分解してみると、それぞれの文字は、「(極)きわみ」に「(至)いたる」の意味になります。

それぞれの漢字は「究極に至る」ことで、「本当にこれ以上はない」、「最も高いところに到達している様子」を表現しています。

「至極」の意味3つ

「至極」の3つの意味と使い方|例文5つ・類義語2つ
※画像はイメージです

「至極」には、「この上ない」という最高の状態を表す意味の他、多数の意味で使うことができます。全ての意味を知っているか、また使い分けができているかをチェックしながら読んでみてください。

至極自体に意味があるというよりも、至極をつけることでその程度を強調すると言った使い方が主になります。そのため単独で使うというよりも、別の言葉につけてこちらで紹介する意味になる、と理解してください。

意味1:この上ないほど

1つ目の意味は、ご存知の方も多い「この上ない」「最高な状態」「もっとも」などの意味で使うことができます。

もともと「至」には「到達する」、「極」は最高点ですので、字と同じ意味で使えます。そのため、もっとも使い方には迷わない意味になります。

似た言葉に「究極」があり、意味は「探索しつくして、もうこれ以上行けないところまで行く」ことです。「至極」は状態、「究極」はそこに至るまでの行動と覚えます。

意味2:人の意見に納得すること

2つ目の「至極」は、人の意見にこの上ないくらい納得した、とても納得したという意味で使えます。「至極」の言葉の中にもあるように、「きわめて」と言う意味を含んでいます。至極の後に「納得した」「理解した」という表現をおくことで、その表現を強調した使い方になります。

「至極」の本来の意味は「この上ない」という意味ですから、「納得」という動作をつけることでこの上なく納得している状態を表すことができます。

意味3:とても論理的で正しいこと

「至極」には、使い方によっては相手の意見を聞いた時に、納得できるほど論理的で正しいという意味でも使えます。納得の意味にも近いですが、これ以上に反論することがないくらいに正しい、といったニュアンスです。

「至極」の使い方5つ

「至極」の意味が理解できたところで、文章やビジネスシーンでどう使うのかを解説します。普段の会話では少し堅苦しい印象になるため、よりあらたまった場所で使うことが主な使い方です。

また普段でも聞きなれないという人もいるでしょう。周りにこのような表現を聞くシチュエーションがないと、「至極」を使うのも難しいので、使い方を理解し、きちんとした敬語を使うようにします。

使い方1:その意見は至極もっともだ

議論中や会議中に、相手の意見や反論が正しい場合に、相手の意見を認めるために使います。また反対意見があったとしても、一度相手を認めるために使うこともできます。

Aさん:「売上低下の原因は、少子高齢化社会にあるといえます」
Bさん:「その意見は至極もっともです。しかし自社なりの原因も考えるべきでしょう」

使い方2:この料理は至極美味しい

珍しい言い方ではありますが、目上の人が作った料理や連れて行ってもらったレストランの料理などを褒める場合に使えます。この場合には、先に説明した「この上なく」という意味で使います。

Aさん:「この料亭は、この料理がとても美味しいので、ぜひどうぞお召し上がりください」
Bさん:「この料理は、至極美味しいですね」

使い方3:芸人のネタを見るのは至極楽しい

「至極楽しい」と使う場合も、「この上なく、最高に」という意味で使うことができます。最高に楽しいという時の使い方ですが、「最高に」というと口語的になりすぎる場合には、「至極」を使います。

Aさん:「今回の舞台はとても面白かったです。」
Bさん:「はい。芸人のネタを見るのは至極楽しいことです。」

使い方4:お褒め頂き至極光栄です

「至極光栄」という場合にも、これ以上にないくらいありがたい、嬉しいという意味が込められています。多くの場合は自身のことを褒められた場合に使います。特に目上の人から褒められた時に使うと、謙遜したニュアンスも伝えることができるでしょう。

Aさん:「今回の企画は売上への貢献度合いが非常に高く、素晴らしい」
Bさん:「お褒め頂き至極光栄です。チームメンバーの頑張りが実になりました」

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