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「アングラ」の意味と使い方・「サブカル」との違い|ネット

更新日:2020年08月20日

芸術関係に興味を持つと、「アングラ」「サブカル」という言葉に行き当たります。しかしその言葉が示すものは、同じように見えてしまい、違いが良く分からないという人も多いでしょう。この記事では「アングラ」と「サブカル」の違いについて紹介します。

「アングラ」と「サブカル」の違い

「アングラ」とは「アンダーグラウンド(underground)」の略で、「サブカル」とは「サブカルチャー(subculture)」の略です。

サブカルチャーとは社会の中で主流になる文化(メインカルチャー)に対し、主流文化とは異なった信条や行動を行う人々が持つ文化です。

そして「アングラ」は、メインカルチャーに反抗する「カウンターカルチャー」と言われるサブカルチャーの1つです。

サブカルの成り立ち

昔の「文化」というものは文学・美術・演劇・音楽など、大学で学んだり、知識層や裕福層に支持されるような物をさしていました。

例えばクラシック音楽を楽しむには、その曲にまつわる知識や音楽の形式などの知識が必要ですが、大衆が好む音楽は誰でも感覚的に楽しむことができます。文化を楽しむのは、それなりの教養や資金が必要で、一般の人が楽しむ大衆文化(ポップカルチャー)は低俗な物とされていました。

しかし20世紀に入ると、大衆文化が発達してきました。一般人が文学全集を手にしたり、逆に知識人が大衆文化に注目する事も多くなりました。

1960年代に入ると、ベトナム戦争が起こります。それに反対し愛と平和を訴え、自然回帰する「ヒッピー」と呼ばれる人々が出現し「サブカルチャー(サブカル)」が生まれたと言われています。

日本での「サブカル」の意味

一方、日本は元々独自の文化を持っていたからか、「サブカル」と意義が諸外国とは異なります。欧米ではメインカルチャーに反抗するサブカルチャーの出現は、政治問題にも触れる切実な社会問題となっていました。

サブカルの概念が日本に入ってきたのは1980年代に入ってからです。その頃の日本では「ニュー・アカデミズム」という、専門外の人が物事を語る事が流行していました。

その中で紹介された「サブカル」は既存の社会や価値観、伝統とは異なる文化というように紹介され、それは多くの若者に受け入れられました。そして日本では「サブカル」は「マイナーな趣味」「オタク文化」というように使われるようになりました。

「アングラ」の意味

「アングラ」の元々の意味としては「地下運動」を指し、社会体制に対する反発や批判をする「反体制運動」の中でも、水面下で動く事をを言いました。例えば戦時中のレジスタンス運動や、芸術や文学作品などで反抗するものもあります。

1960年代に、前述した「ヒッピー」のように反体制者が築いた独自の文化は、多くのポピュラー音楽、映画、現代芸術などの分野に強い影響を与えました。同じ頃、日本でも前衛的な芸術作品のブームが訪れました。

また、日本では「エログロナンセンス」のような表現も「アングラ」と称されます。法律に抵触するほどの「エロ」や、猟奇的な「グロ」、無意味だけどクスリとくる「ナンセンス」は、水面下で楽しむものと言われています。

「アングラ」が使われている分野

アングラという言葉は、実際にはどのような分野で多く使用されているのでしょうか。アングラな世界観が適応される分野を、いくつか紹介します。

インターネット

インターネット上には「アングラサイト」と呼ばれるものが存在します。アングラサイトはインターネット初期はまだ一般のユーザーが少なかったため、インターネット自体が「アングラ」でした。

アングラサイトで行われていたのはBBSによる情報とファイルの交換でした。どのようなものがやりとりされていたかというと、「著作権もの」と呼ばれる、不正コピーや不正ダウンロード、不正改造データなどです。

次にクラッキングや、クレジットカードの偽造などの技術を公開する「テクニカル」と呼ばれるもの、裏情報や危険情報を扱う「危険もの」と呼ばれるものもありました。

「著作権もの」や「テクニカル」は近年では法整備がされて、一般ユーザーの目につく事は、あまりありませんが、「危険もの」と呼ばれるサイトは近年でも怖いもの見たさで楽しむ一般ユーザーもいます。

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初回公開日:2018年04月02日

記載されている内容は2018年04月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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