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「ドナドナ」の意味と使い方・語源|車/IT/ライブ/携帯

更新日:2020年03月12日

「ドナドナ」という言葉を知っているでしょうか。実はイディッシュ民謡である「ドナドナ」ですが、そのワードは携帯電話や車、IT業界でも使用されています。実際にどういう意味で使用されるのか、またその語源はどこからきているのかを紹介します。

「ドナドナ」の意味とは?

みなさんは「ドナドナ」というワードを聞いたことがあるでしょうか。きっと、歌や仔牛、悲しい意味合いを連想する人が多いでしょう。しかし、「ドナドナ」は携帯電話や車、ライブなどいろいろな場面や意味で使用されることがあります。ここで、どんな使い方があるのかぜひチェックしてみてください。

携帯での「ドナドナ」の意味と使い方とは?

「ドナドナ」は日本では「売られていく」という意味で認知されています。よって、携帯電話での「ドナドナ」とは、「携帯電話を売却する」という意味として使用されます。買取業者やそのシステムの「買取情報」のことを「ドナドナ情報」と呼んだりもします。

MNPで「ドナドナ」

携帯端末を売却する人の多くは「MNP一括0円」というプランを利用します。他社の携帯に乗り換える際に、本体料金が一括で0円になるというシステムです。近年NMPの施策により、そういったプランをやめていこうという方針が進んで減少傾向にありますが、まだ人によっては儲けることが可能です。

例えば、最新機種の携帯端末の場合は当然高値で売却できます。NMPで携帯を新しく購入し、それを売却しても毎月の割引が残れば得をするという考え方です。本体代金を一括で支払い、売却したあとの毎月の維持費がとても安くなるSIMだけが残るというやり方があり、それに他の機種のSIMカードを挿すということも可能です。

実際の売却のやりかたとしては、専門業者に郵送で送る方法とその業者に携帯端末を持っていく方法があります。業者によって、同じものでも高く買い取ってくれるかは、差が出る可能性があるので調べる必要があります。

車での「ドナドナ」の意味と使い方とは?

車での「ドナドナ」とは、駐車違反や事故、売却、下取りなどで愛車が運ばれていく様のことを意味します。歌の「ドナドナ」で仔牛が荷馬車に乗せられ連れていかれることから連想されています。「ドナドナ」だけではなく、「ドナられる」という言い方もされています。車が自力で走るのではなく、他の手によって運ばれていくということがポイントです。

ITでの「ドナドナ」の意味と使い方とは?

ITでの「ドナドナ」は、「ITドナドナ」というワードで使用され、「客先に駐在し働くこと」を意味する、IT業界でよく使われる身近な言葉です。自社に一度仕事を持ち帰り、作業に取り組むよりも、客先で仕事をした時間の無駄をなくすことで利益に繋げるという考え方であり、1960年代後半から広がりました。

「ITドナドナ」された社員は、正社員だとしても客先では派遣社員のような立場になってしまい、客先の人間たちに気を使わなければならないので、少なからず精神的に辛く感じる可能性もあるでしょう。客先に「連れていかれる」という意味合いから「ITドナドナ」という言葉ができました。

ライブやコンサートでの「ドナドナ」とは?

ライブやコンサートでの「ドナドナ」とは、なんらかの理由で「その会場から連行される」という意味を持ちます。その理由としては、転売などで不正に入手したチケットでの入場や、ライブ中の動画撮影・録音などの禁止されていることを行なった場合です。ルールを破った観客が、係員に追い出されるということです。

ここでも「ドナられる」という言い方もします。会場を追い出されればもちろんそのイベントをそれ以上楽しめなくなる上に、名前や住所も確認されるので今後同じライブなどには参加しにくくなる可能性があります。

チケットで「ドナドナ」

中でも手に入りにくいチケットは、不正に高値で転売されることが多く、特にジャニーズグループの多くのチケットが高額転売されていることが問題視されています。ライブ会場の近くで、手に入らなかったチケットを個人に売って欲しいと殺到することもしばしばです。また、多くはネットオークションやSNSを利用して売買されています。

近年ではチケットと身分証を提示し名前の一致を確認したり、目視による顔認証チェックやQRコード付きのデジタルチケット販売をしたりと、不正取引の撲滅のためにさまざまな手段で対策を強化しています。

「ドナドナ」の語源とは?

結局「ドナドナ」どういう意味なのか、語源はどこからきているのでしょうか。

実は「ドナドナ」というのはイディッシュ民謡のひとつであり、1940年から41年にニューヨークで公演されたミュージカルである「エステルケ」(Esterke)のなかで歌われた一曲です。東欧のユダヤ人が使用している高地のドイツ語の方言でドイツ語の従姉妹にあたる言語のイディッシュ語で歌われています。

曲の元の正しい発音は「ダナダナ」(Dana Dana)であり、「ドナドナ」という言い方は英語版の「Dona Dona」を文字どおり読んでいるためです。英語の場合では元のイディッシュ語により近い発音で読めるようにこの綴りになりました。

「ドナドナ」という民謡

初回公開日:2018年04月10日

記載されている内容は2018年04月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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