Search

検索したいワードを入力してください

「いかつい」の意味と使い方・類語・漢字表記・四字熟語|敬語

初回公開日:2018年05月25日

更新日:2020年03月11日

記載されている内容は2018年05月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

「いかつい」という言葉は「硬い」「ゴツゴツした」という意味ですが、現代ではかっこいいという意味でも使われます。外見においても中身においても無骨ないかつさを持っている男性は女性にとても人気です。「いかつい」生き方は1本筋が通ったかっこいい生き方だと言えます。

data-max-num-ads=8 data-matched-content-rows-num="2" data-matched-content-columns-num="4" data-matched-content-ui-type="image_stacked" data-ad-format="autorelaxed">

「いかつい」の意味と使い方

「いかつい」という言葉を聞いてどんなイメージを持つでしょうか。なんとなく意味はわかるけど、うまく説明はできないという人が多いのではないでしょうか。老若男女に知られている言葉ですが、特に若い男性に使われることが多い言葉です。「いかつい」の意味や使い方を見てみましょう。

「いかつい」の意味

「いかつい」という言葉は一般的に、「怖い」「恐ろしい」などといった意味で使われます。また最近では「かっこいい」「クール」という意味でも使われることが多くなってきました。

「いかつい」の本来の意味は「柔らかくなくゴツゴツした様子」「ごつくて強そうな様子」を表す言葉です。それが転じて「体が大きい」という意味合いで「いかつい」と表現することもあります。

見た目

現代において「体が大きくて迫力がある人」や「目鼻立ちがはっきりしている外国人のような人」をかっこいいという風潮があります。また同様に「ゴツゴツした車」や「派手で色彩豊かな服」も好かれています。そういったものも「いかつい」と表現するようになってきています。

目に見えないもの

また、目に見えるものだけではなく目に見えないものにも「いかつい」という言葉はよく使われるようになりました。例えば厳しい状況や困難な展開、男らしい考え方などに対しても「いかつい」という言葉が使われます。

「いかつい」の使い方

「いかつい」は主に対面している時に口語として使われることが多い言葉です。ビジネスの場や敬語を使うべき場面では使われることはほとんどありません。また「いかつい」という言葉の意味から、女性や子供に対して使われることも少ないです。主には成人男性に対して使われる言葉です。

「いかつい」のイメージ

以前はマイナスのイメージが強かった「いかつい」という言葉ですが、現在ではプラスの意味も強くなってきています。それに伴い「いかつい」という言葉が使われる場面も多くなり、幅広い意味で「いかつい」という言葉が多用されています。

「いかつい服だね」「いかつい考え方」など名詞の前に使われることもあれば、「君っていかついね」「この車のカスタマイズいかつい」など文の最後に使われることもあります。より強調したい場合には、最初の「い」に力を込めて言うと、より硬いイメージやゴツゴツした感じが伝わるでしょう。

いかついファッション

ファッションについて話をする時に「いかつい」という言葉はよく用いられます。ファッションに関しては男女の性別を問わないのが特徴です。男性であっても女性であっても、形が奇抜であったり主張が激しい色使いであったりすれば「いかつい」と表現されることが多いです。

雑誌などでは「いかついファッション」が流行として取り上げられることもしばしばあります。「いかついファッション」を好む人たちも多く、服だけでなく靴やアクセサリーなどの「いかついアイテム」も多数あります。また着ている本人はその気がなくとも、周りから見ると「いかつい」と思われてしまうファッションもあります。

バブル

90年代初期のバブルと呼ばれた頃のファッションは、現代人から見ると「いかつい」と思われることでしょう。髪を盛ったり、肩パットを入れたり、ビビットなカラーの洋服を着たり、自己主張の激しいファッションは「いかついファッション」の代名詞です。

いかつい彼氏

女性であれば自分の彼氏が周りにどう思われているかは重要でしょう。中には「いかつい彼氏」を連れている女性を見かけることもあります。「いかつい彼氏」はさらに、「外見がいかつい彼氏」と「内面がいかつい彼氏」に分けることができます。ごくたまに「両方いかつい彼氏」も存在しますが、ほとんどはどちらかでしょう。

「外見がいかつい彼氏」はわかりやすいです。髪型が奇抜であったり、ドクロやシルバー類の小物やアクセサリーをたくさんつけていたり、革の服を着たいたりしています。また服装は普通でも、顔の彫りが深くいかつい表情の彼氏もいます。明るい色よりは黒などの暗い色が似合う彼氏です。

「内面がいかつい彼氏」は一目ではわかりません。外見は柔らかそうな印象であったり、おとなしそうな感じがすることもあります。しかし、お金の使い方が荒かったり、目上の人に対しての言葉遣いがひどかったり、「内面がいかつい彼氏」も少なからず存在します。

かっこいい

「いかつい」という言葉が「かっこいい」という意味を持ち始めたのは最近のことです。それは不良が活躍する映画やアニメが流行ったり、EXILEのようなクールで男らしい有名人が増えてきたことに由来するのでしょう。いかつい人がたまに見せる優しい一面に、キュンとしてしまう女性も少なくはないでしょう。

いかつい人やいかつい物が好きな人は、その裏に見える柔らかい部分も含めて好きであるという人が多いです。朝から晩まで誰に対してもいかつい人など存在しません。垣間見える優しさがさらにいかつさを際立たせるのでしょう。

「いかつい」の類語

「いかつい」には非常に多くの類語が存在します。本来の「ゴツゴツした様子」「硬い様子」という意味の類語であれば、「ごつい」「荒い」「凸凹」などが挙げられます。また「たくましい」「屈強な」「鍛えられた」「角ばった」なども類語であると言えます。

現代では「はっきりとした」「男らしい」「頼りになる」「自己主張が強い」「自信がある」なども類語として挙げられます。またこれらを総じて「かっこいい」という言葉も類語と言っていいでしょう。

「いかつい」の対義語

「いかつい」の対義語は「やわらかい」「なめらか」などが挙げられます。「細かい」「弱々しい」なども対義語と言っていいでしょう。

英語

「いかつい」は英語では「Rugged」と言います。本来はゴツゴツしたといった意味で、人や物に使うと無骨でカッコイイというニュアンスを与えます。現代の日本における「いかつい」は「Rugged」の意味に最も近いと言っていいでしょう。

また「Cool」や「Dandy」という表現を使ってもいいでしょう。「Cool」は考え方がいかつい時、「Dandy」は佇まいなどがいかつい時に使うことができるでしょう。

いかついの漢字表記

「いかつい」は主に口語として使われるため、文字として書かれることはほとんどありません。しかし文字で書かなければいけない場合に、「いかつい」を漢字で書くことはできるでしょうか。そもそも「いかつい」という漢字は存在するのでしょうか。

「いかつい」は漢字では「厳つい」と書きます。パソコンでもスマートフォンでも変換すれば出てきます。「厳」という漢字は誰でも知っているでしょう。「きびしい」「おごそか」などと読む漢字ですが、表外読みとして「いかつい」という読み方をします。どれも硬いイメージを与える言葉で、「厳」という漢字が硬いイメージをもつことがわかります。

「いかつい」の意味の四字熟語

「いかつい」という言葉に最もぴったりの四字熟語といえば「頑固一徹」でしょう。「がんこいってつ」と読み、頑なな様子を示す四字熟語です。同様の意味を持つ四字熟語で「意志堅固」「鉄心石腸」「剛強無双」なども挙げることができます。

また勇ましい様子を表すのであれば「勇猛果敢」や「剛毅果断」などが挙げられます。「いかつい」状況や展開を示すのであれば「破竹乃勢」「騎虎乃勢」などが挙げられます。「いかつい」が持つ意味によっていろいろな四字熟語が挙げられることがわかります。

「いかつい」の関西弁での意味

現代では全国で頻繁に使われている「いかつい」という言葉ですが、以前は主に関西で使われることの多い言葉でした。「いかつい」が日本中に広まった経緯として、関西出身の芸能人がテレビで発言したことも挙げられます。それでは関西で使われる「いかつい」とそのほかの「いかつい」に違いはあるのでしょうか。

「いかつい」は京言葉

京言葉を知っている人はどれくらいいるでしょうか。花街で使われる言葉や伝統的に使われる言葉の総称で、関西弁とは異なることが特徴です。京都弁での「いかつい」は「いかめしい」という意味を持っています。「いかめしい」は近寄ることができないほど威厳があり立派である様子を表す言葉です。

日本中で使われている「いかつい」は「硬い」という意味で、京言葉の「いかつい」は「威厳がある」という意味で、同じ言葉でも意味が異なることがわかります。現代日本で使われている「いかつい」は「無骨でカッコイイ」というイメージなので、どちらかといえば、京言葉よりも通常の意味に近いと言っていいでしょう。

関西弁の「いかつい」

関西弁での「いかつい」も「硬いゴツゴツした」といった意味は変わりません。しかし、元が関西で使われるのが多かった言葉であるためか、関西弁で言ったほうがしっくりきます。全国的には「いかつい」の「つ」にアクセントがつくことが多いですが、関西弁では「いかつい」の「か」にアクセントがつきます。

関西弁ではいまだにマイナスイメージで「いかつい」という言葉が使われることのほうが多いです。また外見よりは中身に目を向けて相手を「いかつい」と揶揄しがちです。喧嘩や言い争いになった時「いかつい」という言葉は必ずと言っていいほど出てきます。

敬語での「いかつい」の使い方

主に口語で使われる「いかつい」という言葉ですが、敬語表現は存在するのでしょうか。「いかつい」を敬語表現でいうならば「仰々しい」などが良いでしょう。ビジネスの場などで「この商品は色がいかつい」と言いたい時には「この商品は色が仰々しい」などといえば先方にも失礼には当たらないでしょう。

「いかつい」には「無骨」という意味もあるのでそちらを敬語表現として使ってもいいでしょう。人に対して使用する時は「雰囲気のある」「威厳のある」といった言葉を使うことをおすすめします。

「いかつい」からこそカッコイイ

現代においては細かくいろいろな方法で表現するより、大きなイメージで率直に表現したほうが好まれる傾向にあります。「いかつい」かっこよさは見た目に関しても中身に関しても1本筋が通っていて、見ていてとても気持ちがいいでしょう。

男性が弱くなったと言われる世の中で「いかつい」かっこよさは女性の目を引くことでしょう。付け焼き刃ではない「いかつさ」を身につけてみてはいかがでしょうか。

Latests