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「未曾有」の意味と使い方・読み方・例文・語源・類語・言い換え表現

初回公開日:2018年10月23日

更新日:2018年10月23日

記載されている内容は2018年10月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

「未曾有」は日本語で「みぞう」と読みます。もともとは「みぞうう」と読む日本語ですが、「唯一」を「ゆいいつ」ではなく「ゆいつ」と読むのと同じで、現代では「みぞう」と読まれています。読み間違えの多い漢字の一つで、決して「みぞうゆう」ではないので注意しましょう。

「未曾有」の意味と使い方

「未曾有」という言葉をニュースや新聞で見かけたことがある方も少なくはないのではないでしょうか。「未曾有」という言葉のきちんとした意味や読み方を知って、自分の知識を深め、話題に出た際にも慌てることなく対処できるようにしておくと良いでしょう。

今回は「未曾有」という言葉の意味や正しい使い方、「未曾有」の語源や類語表現などをご紹介します。「未曾有」という言葉の持つ意味を理解して、正しい使い方をしましょう。

ニュースや新聞などでも見かける「未曾有」

「未曾有」という言葉を一番多く見かけるのは「ニュース」や「新聞紙」の中ではないでしょうか。「新聞紙」や「ニュース」などでは「未曾有」という言葉がどのように使われているのか、考えながら読みすすめることはないでしょう。

「未曾有」という言葉を見かける時というのは、何かがおきた時に、そのできごとが今までにない規模の事件や事故だった場合などに使われている事が多いです。

難しい言葉ではない

「未曾有」という言葉は決して難しい言葉ではありません。「未曾有」という言葉の意味を正しく理解することで、自信をもって使うことができる言葉になるでしょう。

「未曾有」という言葉の読み方や意味を正しく理解しないまま使っている人もなかにはいます。「未曾有」という言葉を難しく考えすぎることはありません。難しいと感じている言葉であるからこそ、正しく理解して使いこなせるようにしましょう。

未曾有の意味

「未曾有」の意味とは「今までに一度もなかったような」「きわめてめずらしい」という事をあらわす言葉となっています。「未曾有」の意味を知るためには、「未曾有」という言葉に使われている漢字を見てみるとわかるのではないでしょうか。

「いまだかつてない」という意味を持つ「未曾有」は、ニュースや新聞で使われている場合、特に悪い事態の時に使われることが多いように考えられます。

「未曾有」の読み方

「未曾有」という言葉の正しい読み方は「みぞう」となります。もともとの「未曾有」の読み方は「みぞうう」と読んでいた事もあったようですが、現代では「未曾有」は「みぞう」とそのまま読みます。

正しい日本語として「未曾有」を読む場合、「みぞうう」ではなく「みぞう」と読むようにすると良いでしょう。「未曾有」という言葉を正しく使うために、読み方は大切なポイントになります。

間違った読み方

「未曾有」という言葉を間違った読み方をする方もいます。以前政治家の方が「未曾有」という言葉を読めずに「みぞうゆう」と読んでしまった事は記憶に新しいですが、他にも「みそうゆう」あるいは「みそゆう」と読んでしまう方もいます。

正しい日本語を使いこなせるように、「未曾有」という言葉は「みぞう」と読むことを忘れずに覚えておいてください。正しい読み方は日本語の基本になります。

「未曾有」を使った例文

「未曾有」という言葉はどのように使われているのか、例文をいくつかご紹介しますので参考にしてみてください。「未曾有」という言葉を使った例文をご紹介する前に、「未曾有」の使い方を一度考えてみましょう。

「未曾有」という言葉はもともと良い意味で使われることの多かった言葉でしたが、時代とともに変化していき、善悪どちらでも使うことができるようになりましたが、現代では悪い意味で使われることが多くなっています。

例文1:未曾有の大災害が起こる

「未曾有」の大災害が起こる。

「未曾有」の大災害という言葉は、災害が起きた時に「これまでに起きたことのなかったような」危険な事態だという事を伝えるために使われています。

大規模な災害が起きると、ニュースなどでも大きく取り上げられることもあり、「未曾有」という言葉が使われる事もあるでしょう。災害が多く発生している昨今では、「未曾有」という言葉も耳にする機会も多いのではないでしょうか。

例文2:未曾有の大惨事となる

「未曾有」の大惨事となる。

「未曾有」の大惨事とは、いままで起きたことの無いような大きい悲惨なできごとが起きてしまったという場合に使われることがあります。死者の数がいままでにないほど多くなるというような大惨事には、「未曾有」という言葉を使って表現するという事を覚えておくと良いでしょう。

例文3:未曾有の事態を前に対策を練る

「未曾有」の事態を前に対策を練る。

「未曾有」の事態とは今までになかったようなできごとが起きてしまう事で、そのような「未曾有」の事態を解決できるような対策を講じるという事でも、「未曾有」という言葉は使われています。

例文4:町が未曾有の大混乱に陥る

町が未曾有の大混乱に陥る。

町に今までなかったような混乱が起きているという場合にも、「未曾有」という言葉を使うことができるのではないでしょうか。混乱という言葉にも、大きさをあらわす言葉を使って、混乱が大きいものであることを強調しています。

「未曾有」のという言葉をつけることで、大混乱は今までになかったような事態になっているという大変な状況であることを伝えることがでるでしょう。

例文5:未曾有の大歓迎を受ける

「未曾有」の大歓迎を受ける。

このような使い方をする場合は、「未曾有」という言葉を良い意味で使っています。今まで受けたことの無いような歓迎を受けるという事は、大歓迎という言葉を良い意味で強調しているといえるのではないでしょうか。

例文6:古今未曾有

「古今未曾有」とは、過去から現在に至るまで、一度もあったためしがないという意味です。

古今未曾有」には前代未聞という言葉でも置き換えることができます。見たことも聞いたこともないような事をあらわす言葉として「古今未曾有」という言葉を使ってみましょう。

「未曾有」の語源・由来

「未曾有」という言葉の語源や由来について考えてみましょう。「未曾有」という言葉への知識を深めて、より自信をもって使うことができるようになるのではないでしょうか。

もともと「未曾有」という言葉はどのようにして使われはじめ、どうやって広まっていったのかなど、言語の起こりについて興味をもっている方はぜひ参考にしてみてください。

「未曾有」はもともと仏教用語

「未曾有」という言葉はもともと仏教用語であるとされています。仏教用語として使われている「未曾有」はサンスクリット語では、仏の功徳の尊いことや、神秘的な事を意味する「奇跡」という言葉を漢訳したものだと言われています。

仏教の伝来とともに日本に伝わった言葉ですが、鎌倉時代には善悪の両方の意味で使われますが、現代では良いことの方に使われる事が少なくなっており、悪い意味で使われることが多くなってきています。

「未」

「未曾有」の「未」という漢字にはどのような意味があるのか考えてみましょう。「未」とは「いまだ」という意味を持っています。「未曾有」という言葉でいうと、「いままで」という部分をあらわしています。

「曾」

「曾」という漢字にはどのような意味があるのでしょうか。「曾」は「かつて」という意味を持っています。「未曾有」という言葉の中では「かつて」という部分をあらわしています。

「有」

「有」という漢字にはどのような意味があるのでしょうか。「有」という漢字には「あらず」という意味を持って「未曾有」の中では表現されています。すべての漢字に意味があり、「未曾有」という言葉の意味を表しているのでしょう。

「未曾有」の由来

「未曾有」の由来とはどのようなものか考えてみましょう。「未曾有」はもともと仏の功徳の尊さをたたえるためのサンスクリット語の言葉を漢訳したもので、最初は「いまだかつてないくらい素晴らしいこと」を表現する言葉となっていました。

日本に伝わって来た時も良い意味で使われていた言葉でしたが、鎌倉時代から良い意味でも悪い意味でも使われるようになっていき、現代では悪い意味で使われることが多くなっています。

「未曾有」の類語・言い換え表現

「未曾有」という言葉の類語表現や言い換えて使うことができる言葉をご紹介します。どのような言葉があるのかを知って、間違った表現や、「未曾有」という言葉を使わない場合の表現方法などを考えてみましょう。

「未曾有」の類語や言い換え表現を知って、正しい使い方ができるようにして、「未曾有」という言葉を使わない場合には、どのような言い換えや置き換えができるのか考えてみましょう。

前代未聞

「前代未聞」は「未曾有」の類語表現として、言い換えや置き換えで用いることができます。「前代未聞」とはこれまで聞いたことの無いような珍しく変わった事を意味しています。「前代未聞」の「前代」とは今よりも前の時代の事をあらわし、「未聞」はまだ聞いたことがないという意味があります。

「未曾有」という言葉も「前代未聞」のように「いまだかつてない」という意味で使われますので、類語といえるのではないでしょうか。

破天荒

「破天荒」は「未曾有」の類語として言い換えて使うことができます。「破天荒」は故事成語のひとつとして知られていますが、意味は「今まで人がなしえなかったことをはじめておこなう人」となっており、今まで前例のないことを表すという意味では「未曾有」と同じように使うことができるのではないでしょうか。

空前絶後

「空前絶後」も「未曾有」の類語として使うことができます。「空前絶後」には「非常に珍しい」という意味や「今までに例のない」という意味があり、「未曾有」という言葉と置き換えて使うことができるのではないでしょうか。

類のない

「類のない」という言葉も「未曾有」と同じように使うことができます。「類のない」という言葉は、「他に似たようなものがない」という意味があり、「極めて珍しい」という意味を持つ「未曾有」という言葉と同じような意味で使うことができるのではないでしょうか。

前例のない

「前例のない」という言葉も「未曾有」と同じように使うことができます。「前例のない」という言葉は、「今まで同じような事があったためしがない」という意味で使われる言葉です。「未曾有」と同じように使うことができるでしょう。

想定外

「想定外」は「未曾有」の類語や言い換え表現として用いることができます。「想定外」とは事前に予想をしていた範囲よりも超えているという事を意味しており、「未曾有」の意味とは少し違いますが、考えてもみなかったという場面では言い換え表現として使うことができるでしょう。

イノベーション

「イノベーション」という言葉は意味は違いますが、言い換え表現として使うことができます。「イノベーション」とは「革新」という意味で、いままでの事態を一新するというような意味で使われる言葉となっています。今までなかったようなアイデアから新たな価値を創造していくという場合に使われます。

画期的

「画期的」という言葉も「未曾有」の言い換え表現として使うことができます。「画期的」とは時代にひとつの区切りをつけるような新しい事態が起こる様子をあらわした言葉で、「今までにない新しい事」という意味では「未曾有」という言葉と置き換えて表現することができるでしょう。

歴史的

「歴史的」という言葉も「未曾有」という言葉に置き換えて表現することができるのではないでしょうか。「歴史的」という言葉は歴史に残るほど重大な様子をあらわした言葉です。「歴史的な快挙」や「歴史的な大洪水」などといった場合、「歴史的」という部分を「未曾有」という言葉に言い換えて使っても問題なく使うことができるでしょう。

「未曾有」の反対語

「未曾有」という言葉の反対語も考えてみましょう。「未曾有」という言葉の類語や言い換えることのできる表現をご紹介しましたが、反対語にはどのようなものがあるのかを考えてみる事で、より「未曾有」という言葉について知る事ができるのではないでしょうか。

普段

「未曾有」の反対語表現として適切な言葉といえば「普段」ではないでしょうか。「未曾有」という言葉が「いままでにないできごと」をあらわす言葉であるならば、「普段」は「いつもの状態」「日頃」という意味で使われる言葉です。

通常

「通常」という言葉も「未曾有」の反対語として使うことができるでしょう。「通常」とは「特別な事ではなく普通の状態」である事をあらわす言葉です。人や物事がいつもどおりであることは、「未曾有」とは反対の意味を持っているのではないでしょうか。

「未曾有」の元々の意味

「未曾有」の元々の意味を考えてみましょう。「未曾有」という言葉は今ではあまり良い意味で使われることがなくなりました。しかし、もともとは良い意味で使われる言葉で、いまだかつて見たこともないような奇跡の事を「未曾有」という言葉で表現していたとされています。

言葉の知識を活かし「未曾有」を使ってみよう

「未曾有」という言葉についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。「未曾有」という言葉は難しく考える必要はなく、今までにないような事態が起こった時に使うことができます。

言葉についての知識を深めることで、自信をもって正しい言葉として使うことができるようになるのではないでしょうか。普段の会話の中で、正しい使い方で「未曾有」を使ってみましょう。

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