「お目にかかる」の意味と使い方|3つの例文と類語の比較
更新日:2022年07月23日
「お目にかかる」とは
「お目にかかる」とは、「会う」という言葉の謙譲語です。
「お目にかかる」は謙譲語に属していて、「会う」という言葉の謙譲語になります。動作主がへりくだって相手を敬うので、基本的には主語は自分になります。
「目上の方にお会いする」ことを表すのが最もメジャーな使われ方です。他には「専門・商業目的で会いに行く」といった意味があります。
今回は「お目にかかる」の使い方や英語表現について、詳しくご紹介します。
「お目にかかる」は「会う」の謙譲語
「お目にかかる」は「会う」の謙譲語です。
先ほどもご紹介したように、「お目にかかる」とは「会う」の謙譲語です。謙譲語とは、動作主がへりくだることことで、動作の相手を敬う言葉です。
動作主がへりくだるので、基本的に主語は自分もしくはこちら側の人間です。「お目にかかる」は「目上の方にお会いする」ことが最もメジャーな使われ方です。
「お目にかかる」の使い方
「お目にかかる」の使い方をご紹介します。
「お目にかかる」は「会う」の謙譲語であるため、「目上の方にお会いする」ことを表すのが基本的な使い方です。
他の使われ方は、「気づく」「専門・商業目的で会いに行く」といった使い方があります。
「お目にかかる」の漢字
「お目にかかる」の漢字をご紹介します。
「お目にかかる」の「かかる」の部分は、「係る」や「懸かる」など複数ありますが、「かかる」の部分はひらがなで表記すると、間違いがないです。
普通は漢字で表記せず、ひらがなで「お目にかかる」と使われます。
「お目にかかる」の例文
「お目にかかる」の例文をご紹介します。
「お目にかかる」を使った例文を「挨拶の時」「面会をお願いする場合」「ビジネスメールで使用する場合」の3つのシーン別にご紹介します。
ぜひ、「お目にかかる」をビジネスシーンや普段の会話に取り入れる際の参考にしてみてください。
例文1:挨拶の時などで使用する場合
例文1は、挨拶の時などで使用する場合です。
挨拶の時などで使用する場合の例文として、「江藤様、お目にかかることができて光栄です」をご紹介します。
取引先の方や大事なお客様など、目上の方に対して初めてお会いしたという場合に、「江藤様、お目にかかることができて光栄です。」というように使うことができます。
名前の部分は、相手の名前や苗字に合わせて変えて使ってください。
例文2:会社の受付などで面会をお願いする場合
例文2は、会社の受付などで面会をお願いする場合です。
会社の受付などで面会をお願いする場合、「部長にお目にかかりたいのですが」という例文をご紹介します。
会社の受付や上司の家に訪問した場合など、受付の人や対応してくださった方に面会をお願いする場合に「部長にお目にかかりたいのですが」というように使うことができます。
部長のほかにも、社長やお世話になった方など、目上の方に訪問した場合に使うことができます。
例文3:ビジネスメールでの言葉として使う場合
例文3は、ビジネスメールでの言葉として使う場合です。
ビジネスメールでの言葉として使う場合の例文として、「それでは明日、お目にかかるのを楽しみにしております。」をご紹介します。
メールや手紙などの文面で、取引先や目上の方と会う約束をし、会話を締めるという場合に「それでは明日、お目にかかるのを楽しみにしております」を使うことができます。
文中に相手の名前を入れても良いです。会話の最後の締めとして便利です。
その他の「会う」の敬語表現
その他の「会う」の敬語表現をご紹介します。
「お目にかかる」以外の、他の「会う」の敬語表現をご紹介します。「会う」の敬語表現には、「お会いする」や「見える」などがあります。
次にご紹介するのは「お会いする」と「お会いになる」の違いや、「お目にかかる」と「お目にかかれる」の違いなど、「会う」の敬語表現の違いをご紹介します。
初回公開日:2017年07月13日
記載されている内容は2017年07月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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