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くれぐれもの意味と使い方と例文|目上の人に対しての言い方

初回公開日:2017年06月28日

更新日:2020年08月14日

記載されている内容は2017年06月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

「くれぐれも」の使い方に迷ったことはありませんか?「くれぐれも」の類語と使い方に迷ったことはありませんか?くれぐれもの後に来る文章に迷ったことはありませんか?今回は、「くれぐれも」と類語の意味をニュアンスの違いと例文を交え解説していきます。

そもそも「くれぐれも」の意味って?

「くれぐれも」とは漢字では「呉呉も」と書きます。何度も心を込めて依頼したり、懇願したり、または忠告するという意味で使われます。また何度考えても、かえすがえすと言う意味もありますが、今回は前者の意味での使い方を紹介します。また、「くれぐれも」似たような言葉に、「どうぞ」「どうか」「ぜひ」「願わくは」が有ります。それぞれ紹介していきますが、意味合いが異なりますので、くれぐれも注意して使い分けましょう。

「くれぐれも」と類語の意味の違い。

共通するのは相手(聞き手)に対し希望を述べる言葉

どの言葉も共通しているのは、その後に続いて自分(話者)の希望を述べる言葉ということです。

しかし、「くれぐれも」「どうぞ」「どうか」「ぜひ」「願わくは」は、場合によっては違和感なく置き換えることが出来ますが意味合いが異なります。ニュアンスの違いから、不自然さを感じることが有ると思いますが、今回は意味を説明することで、不自然さの原因を解説していきます。

「くれぐれも」は念を押している言い方

「くれぐれも」の「くれぐれ」とは、繰り返し繰り返しすると言う意味や念を入れると言う意味があり、自分の気持ちや希望を強く念押ししていることを強調することで、その事項について心配している気持ちを表す場合に使います。

<念を押す>
くれぐれもご注意ください。

「どうぞ」一般的には丁重に又は許容する言葉。

「どうぞ」は、相手(聞き手)に対して丁重にお願いしたり、何かを相手へ勧める場合や物事を許容する場合に使われます。他には、何らかの状態を実現したいという意味も持ちますが「くれぐれも」の類語としては丁重なお願いという意味合いで使われます。

<丁重な言い回し>
どうぞお願い致します

<相手に勧める>
どうぞお召し上がりください

<許容>
「相席よろしいですか?」などに対する
「どうぞ」

「どうか」は困難はわかっているがどうにか「お願い」する。

「どうか」はお願いすると言う意味ですが、困難なことはわかっているが「それを承知でお願いする。」
「困難な状況で懸命にお願いする。」と言うニュアンスになります。そのため、「どうぞ」お召し上がりくださいを、「どうかお召し上がりください。」と言うのは何か食べることが困難なものであるかのような不自然さがあります。

他には、方法はともかくなんとかする言う意味で「どうかするから」と言う使い方や、普段とは異なる様子を「どうかしている」というふうに表現したりします。判断に自身がない場合などや迷っている場合に「どうかな」と使ったり、それに関連して確かな根拠が無い場合に「どうも~らしい」と言う使い方ができます。

一つの物事がなんとか成立しているさまの表現や、普通ではないさまを表す事ができますが「くれぐれも」の類語としては無理を承知でお願いするという意味です。

<無理を承知でお願いする>
どうか悪く思わないでください。

「どうぞ」と「どうか」のあらたまった言い方

丁寧に言い表したい場合は「なにとぞ」を用いることができます。よって、強い懇願の気持ちを表すことが出来ます。「どうか」を改まっていう場合には「なんとか」を用いることで困難を承知の上で懇願するばあいに用いることが出来ます。

<例文>
なにとぞよろしくお願いいたします。
なにとぞご理解していただけないでしょうか。
なんとかしていただけないでしょうか?

「ぜひ」は強い希望を表す。

「くれぐれも」の類語の場合の「ぜひ」は副詞です。「ぜひ」とは漢字で是非と書き、困難を乗り越え実行しようとするさまや心を込めて強く願うと言う意味があります。そのため、自他共に積極的な意思や行為を希望する言い方となります。

「ぜひ鳩に餌をやらないで下さい。」

などのように積極的でない希望に対し「ぜひ」の語を使うと不自然になります。ちなみに、古い言い回しでは、ある条件では必ずそうなるといった場合にも、ぜひを使います。

名詞としては、是と非、正しいことと正しくないことや、正しいかそうではないか意味であったり、物事の善し悪しを話し合い判断することや、それを批判することという意味があります。しかし「くれぐれも」の類語としては「ぜひ」は副詞で強く希望すると言うニュアンスを持ちます。「ぜひ」を丁寧に表現する場合は「ぜひとも」を用いることが出来ます。

<強い希望>
ぜひ教えてください

「願わくは」は祈りの言葉。

もちろん宗教的なお祈りの意味ではありません。言葉通り、願うことは「望むこと」と言う意味です「願わくば」と言う場合があり、この場合は「願いが叶うならば」という意味も含みます。そのため、「ぜひ」とは反対に、願わくば一日も早い解決を願うなど積極的でない言い方に使われます。出来ることならばと言うようなニュアンスとなります。

<願い>
願わくはその態度を改善してもらいたいものだ。

「くれぐれも」の使い方

念を押す意味で使うと不自然にならない

上記のように、「くれぐれも」には念を押すというニュアンスがあり、そのことを意識することで不自然な使い方を避けることが出来ます。次に例文を記載します。

「くれぐれも」の例文

両親には、くれぐれも宜しくお伝えください。

くれぐれもを使うことで念を押して、相手にお願いするときに用いることが出来ます。

作品には、くれぐれもお手を触れないでください。

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