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「配慮」の意味・類義語・敬語「ご配慮」の使用例10

初回公開日:2017年08月15日

更新日:2020年03月13日

記載されている内容は2017年08月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

「ご配慮」ということばは、様々なビジネスシーンで登場し、気軽に使われています。「ご配慮」の本来の意味を理解し、使うべくシーン、使うべく相手を理解することで、より便利に使うことができます。それらを具体例を交えながら詳しく紹介します。

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「配慮」とは

「配慮」とは、相手に対して、あれこれ思いめぐらせながら心を配る意味です。訓読みでは、「配」は「くばる」、「慮」は「おもんぱかる」であれこれ思いめぐらす、考慮をすることを意味します。

さらに「配」と「慮」を組み合わせ、「ご」を付けることで敬語表現としても使え、目上の人、年長者、取引先への敬意を表すべく相手からの心配りという意味になります。

「配慮」について、詳細を解説します。

「配慮」の意味

「配慮」の意味は、良い結果になるようにあれこれ気にかけること、心遣いすることです。意味からもわかるように、物事や人に対して働きかけることで、良い結果やミスのない状態にすることがもともとの意味です。

会議などで誰もが参加できるよう調整することも「配慮」に当たりますし、主催のパーティーで知り合い同士が近い席になるようにするのも「配慮」になります。

「配慮」の類義語

「配慮」の類義語となる言葉を解説します。「考える」という意味を持つ言葉ですが、それぞれに持つニュアンスが違います。

そのため完全に言い換えて文章の中で使うことが難しいものもありますので、注意をするようにしてください。

「配慮」の類義語として、3つの言葉をご紹介します。

「考慮」

配慮の類義語の1つ目は、考えるという意味を持つ「考慮」です。考慮は、行動、判断する前にいろいろな要素を考え合わせること、が元の意味になります。

配慮は「良い結果を想定して」というニュアンスがありますが、「考慮」はもれなく考える、多方面から考えるといった意味合いが強くなる言葉です。

「気遣い」というニュアンスよりも、「考える」という行動を表す方が強いでしょう。

「深慮」

2つ目の配慮の類義語は、「深慮」という言葉です。深慮は「しんりょ」と読み、意味は深く考えることを表します。

深慮は同じ意味に「熟考」などがあげられ、こちらも心配りというよりも「よく考える」「網羅的に考える」というニュアンスが強くなります。

「高配」

配慮の類義語3つ目は、「高配」です。読み方は「こうはい」で、「配慮」よりもあらたまった表現になります。

日頃、目上の相手への気遣いに対して感謝の意を伝える際に使うことが多く、取引先への挨拶文の冒頭で、「平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます」と使います。

「配慮」の使用例|尊敬語として使う時

「配慮」を使う場合には、敬語として使うことも多く、相手の行動に対する感謝をする時に相手に伝えることができます。

相手のしてくれたことをなるべく具体的に伝えて、その後ろに感謝の言葉を続けます。相手に伝える時に「心配してくれて」を使うと口語的でくだけた表現になりますので、「配慮」を使うことで相手を敬う気持ちを表現できます。

配慮に対しお礼を言う時

目上の相手からしてもらった心配りに対して、素直に感謝の意を伝える際に、「配慮」を使い表現します。会話の中で相手にいう時には、「ご」を前につけ「ご配慮」と使い、尊敬語にします。

もしくは「配慮」に「もらう」の敬語である「いただく」と謙譲語にして、自分が「配慮してもらった」ということを表すこともできます。

使用例1「ご配慮ありがとうございます」

「ご配慮ありがとうございます」は、相手から自分に対して、何かしらの心配り、気遣い、心配をもらった時に使う表現として使えます。具体的に何をと示さなくても、どんな状況でしてもらったかを前につければ問題はありません。

使用例:「先般の転職の際には、多分なご配慮ありがとうございます。このご配慮へのお返しとして、全身全霊をかけて業務に邁進する所存です。」

使用例2 「ご配慮を賜り感謝いたします」

「ご配慮賜り」は、目上の人とのやりとりにおいての「もらう」のさらに丁寧な言い方です。「ご配慮いただき」としても問題はないですが、さらにあらたまっていう場合、正式文書などでは「賜り」を使う方がフォーマルになります。

使用例:「この度御社には格別のご配慮を賜り、無事契約の運びとなりました。今後とも、末永いお付き合いを、よろしくお願い申し上げます」

配慮をお願いする時

「配慮」は相手から自分への気遣いを表す言葉ですので、感謝だけでなく依頼をする時も使うことができます。ただし、使い方によっては失礼だと思われたりすることもありますので、前後の文脈などにも十分気をつけます。

こちらの方が立場で上の場合、もしくは依頼された側である場合には、相手の依頼の対価としてこちらの要望を伝えるために使うタイミングが多くなるでしょう。

使用例3 「ご配慮のほどお願いします」

「ご配慮」は使う相手によっては、暗に相手にしてもらいたい、すべきだという命令文のように使うことができます。相手の立場が下、もしくはこちらが困っている状況で相手に何かを依頼する場合使います。

使用例:「先月より納期の遅延が発生しており、納期の遵守を大変懸念致しております。このような事態が長期化すれば、弊社としては契約更新を見送らざるを得ません。納期遵守へご配慮の程、よろしくお願い申し上げます。」

使用例4 「ご配慮いただけると幸いです」

命令文よりも柔らかい表現する場合には、「ご配慮いただけると幸いです」と言います。「ご配慮のほどお願いします」というと、8割以上やってくださいという強制力が高い表現なのに対して、「ご配慮いただけると幸い」は「もしできたらやってください」という意味になります。

目上の人、年長者、取引先などの敬意を表すべく相手へ、面倒なことをお願いする、厚かましいお願いする時にも控えめな表現として使うことができます。

「配慮」と一緒に使える形容詞と使用例

「配慮」に対しては、どのくらいの配慮なのかという度合いを表す形容詞共一緒に使うことができます。形容詞をつけて感謝の言葉をつければ、さらに深い気持ちを伝えることも可能です。

ここでは、「配慮」と一緒に使える形容詞、また使用例を紹介します。

使用例5 「寛大な」

まず1つ目は「寛大」をつけて、「寛大なご配慮」と使います。寛大は、心広く、思いやりがある様子を表すことができます。

自社やこちら側のミスや至らないポイントに対して、責め立てないことを依頼したり、もしくは許してもらったことを感謝する時に使うことができます。

使用例:「この度は至らぬ点が多かったのにもかかわらず、寛大なご配慮を賜りましてありがとうございます」

使用例6 「格別の」

2つ目の「配慮」につけて使える形容詞は、「格別の」です。「格別」の意味は、普通の程度とは違う、段違いという意味です。格別は「ご愛顧」などとも使うことが多く、ビジネスでは定例文になっていることも多い表現です。

ビジネスメールやダイレクトメッセージ、手紙などあらゆる場面で使えるため、1文入れるだけであらたまった文を作ることができます。

使用例:「平素の格別のご配慮を賜りまして誠に感謝申し上げます」

使用例7「多大なる」

3つ目の「配慮」につけて使える形容詞は、「多大なる」です。多大なるの意味は、甚大な、とても多いという意味を表す言葉です。

目上の相手や取引先などから心配り、心遣いをもらった時などにも「多大」をつけて、たくさんしてもらったということを表現します。

使用例:「この度は多大なるご配慮をいただきまして、ありがとうございます」

使用例8「特段の」

4つ目の「配慮」につけて使える形容詞は、「特段」です。「特段」の意味は、特別、格別という意味です。

使えるシチュエーションとしては、他の人とは違うといった意味で使います。自分一人にだけしてもらったことなどに対して、相手にお礼をいう時に使います。また実際には一人だけではなかったとしても、そのような気持ちだという表現としても使えます。

使用例:「この度の昇進には格段のご配慮を賜りありがとうございます。」

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「配慮」の謙譲語

自分から相手に対する「配慮」という場合には、謙譲語として使うことができます。この場合は、自分がへりくだる意味で使いますので、自分から相手への心遣いをいう時に使います。

多くの場合は、自分の心配りがなかったことを謝罪する場面で使うことが多い表現になります。

自分が配慮する立場である時注意すべきこと

立場が下、もしくはサービスを提供する側の場合は敬意を表すために気配りをするべきだったのにしなかった、その「配慮」がなかったことを表す時に使う言い回しです。本来は相手に対して気配りをするべきだったのにしなかったことを詫びるのに使うので、真摯に謝る気持ちを忘れないことが大切です。

もちろん相手がそこまで気にしていない時でも、相手を万が一にも怒らせてしまった時でも使える表現です。

使用例「配慮が行き届かず申し訳ありません」

1つ目の「配慮」の謙譲語の使用例は、「行き届かない」をつけて、配慮が不足していなかったことを表します。この場合の配慮は、自分から相手へ向いていますので、「ご配慮」とは言わないようにします。

「配慮が行き届かず」とは、気遣いはしたつもりだったけれど足りなかったことを意味しています。この場合は全くしなかったというよりも、したつもりだったが結果できていなかったという意味合いが強くなります。

使用例「配慮を欠く行動でした」

2つ目の「配慮」の謙遜語の使い方は、「欠く」をつけて、配慮がなかったことを表します。この場合は、全く心遣いができていなかったことを表します。

「配慮が行き届かず」の表現とは異なり、配慮するべきだったかどうかも判断できていなかった時に使うことが多いです。その結果として配慮が必要だったが、気配りができていなかったことを表しています。

挨拶やビジネスシーンで多用される「配慮」

「配慮」は会社の挨拶、また相手に何かしてもらったお礼を表す前置きとしても使える便利な表現です。ビジネスではお互いに心配りを欠かさないことで、相手がこちらの期待に添うような結果がもたらされることがあります。

また相手の気遣いに対して配慮ができれば、お互いの信頼感が深まり、好印象を与えることができるでしょう。

敬語を正しく使い分けよう

ビジネスシーンでよく使われる「配慮」ですが、相手からなのか、自分からなのかで使われる敬語も異なります。会社で一目置かれる人になるには、まずはマナーとして敬語を正しく身につけることが重要です。

「配慮」の場合は、自分からは「配慮」、相手から自分に向かっていれば「ご配慮」と使い分けます。

配慮と似た言葉の「高配」や「考慮」などについては、別の記事に詳しく解説していますので、こちらも参考にしてみてください。

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