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「承る」の意味と使い方・例文6コ・類語/言い換え表現

初回公開日:2017年08月18日

更新日:2020年08月14日

記載されている内容は2017年08月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

ビジネスシーンでよく耳にする敬語「うけたまわる」には「承る」と「受け賜る」という漢字があてられます。みなさんは「承る」と「受け賜わる」のどちらを使われていますか。また、どのように使い分けていますか。二つの「うけたまわる」の本当の意味や使い方をご紹介します。

「承る」の意味

「承る」の意味と使い方・例文6コ・類語/言い換え表現
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「承る」は行動として「受ける」という意味を表します。また、この行動を丁寧に表現し、「受理します」という意味で示してくれる敬語です。

例を挙げますと、飲食店に電話をして予約をお願いした際に、「ご予約を承りました」と言われた場合、サービスに対する予約の申し込みを「引き受けた」という意味を表しています。これに加えて、「承る」は「受ける」「聞く」の謙譲語でもあり、「謹んで」という態度を示しています。

「承る」の読み方

「承る」の意味と使い方・例文6コ・類語/言い換え表現
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「承る」は「うけたまわる」と読みます。電話や窓口で予約などの依頼をし、受理されたときによく聞く言葉です。

ひらがなで書くと見えてくるように、「うけたまわる」は「うける」と「たまわる」という2つの単語から成ります。「うける」は「受ける」ですから、「受領する」「引き受ける」の意味の部分を表します。「たまわる」は「賜る」と書き、現代語の「いただく」と同じように謙譲語を表す古語です。

「受け賜る」との違い

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「受け賜る」は「承る」の語源となった言葉です。意味は「承る」と同じように「受領します」ですが、そもそも「賜る」という敬語自体に「受ける」という意味が含まれており、意味が重複している言葉です。

現代では「受け賜る」はあまり使用しません。「お言葉を賜る」という意味で「受け賜る」を使っていたものが「目上の方からのお言葉を引き受ける・承諾する」という意味になり、「承る」が生まれ、一般的になりました。

「承る」の使い方

「承る」は相手に対する敬意を表し、自分をへりくだらせて物を言う際に使います。社会生活で欠かせない敬語表現のひとつです。

敬語には、相手を持ち上げる「尊敬語」と、自分をへりくだらせる「謙譲語」があり、「承る」はよく使われる謙譲語です。先述のとおり、「受ける」という意味を表すのが代表的な使い方ですが、他にもいくつか用法があります。

「承る」は以下の4つの謙譲語

「承る」の意味と使い方・例文6コ・類語/言い換え表現
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「承る」の意味は、辞書にによって書き方は微妙に異なりましたが、意味合いが変わらず、下記の内容で記載されています。すべての用法で共通しているのが、謙譲語であるということです。辞書に基づいて、それぞれの意味での使い方を見ていきましょう。

1 「受ける」の謙譲語。謹んで受ける。お受けする。「大役を―・る」
2 「聞く」の謙譲語。謹んで聞く。拝聴する。「ありがたいお話を―・りました」
3 「伝え聞く」の謙譲語。「―・るところによりますと」
4 引き受ける意の謙譲語。謹んでお引き受けする。「御用命―・る」

出典: https://dictionary.goo.ne.jp/jn/18316/meaning/m0u/ |

「受ける」

目上の人から何かを受けとるとき、「承る」を使います。同じような謙譲語表現に「いただく」がありますが、「いただく」が主に形のある物を貰うときに使うのに対して、「承る」はお役目や要望など、形のないものを受けるときに使われます。

「聞く」

ご要望や注文、質問などを「聞いて受けとる」ことへの謙譲語表現として「承る」が使われます。本質的な意味は先述の「受ける」に由来し、形のない情報である言葉を受けとる際に「承る」がよく使われます。

ビジネスシーンでは契約や交渉など言葉によるコミュニケーションが多いので、相手の主張をきちんと聞いて受け入れている、ということを伝える際に使うと良いでしょう。

「伝え聞く」

今対面で話している人以外の目上の方から「伝え聞いた」ことに対しても「承る」を使うことができます。この用法では、あなたに情報を与えた第三者に対して敬意を表しています。上司から聞いた話を同僚に伝える際に「部長から承るところによると」のように使うことが多いでしょう。

この第三者は、必ずしも明確でなくてもいいので、「出どころはわからないが聞いた話に寄ると」というニュアンスになり、「伝え聞く」という意味で使います。

「引き受ける」

注文や依頼、命令など、仕事を「慎んで引き受ける」という意味で「承る」を使います。これも本質的な意味は「受ける」と同じで、ここから派生した用法です。

「引き受ける」では、目に見えないもののなかで特に仕事に注目しています。この「承る」には、依頼を受けとるだけでなく、実行する、取り扱う、というところまでが含まれます。

何か依頼をした際に「承りました」と返事があれば、安心して任せてよいということです。

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