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「兼ね合い」の意味や使い方・例文|類語や言い換え・続く言葉など

初回公開日:2017年07月24日

更新日:2020年08月14日

記載されている内容は2017年07月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

みなさんは「兼ね合い」という言葉をご存知でしょうか。兼ね合いという言葉は社会人になれば頻繁にこの言葉を使う場面に遭遇し、上手に使いこなしていくことが求められます。ここでは、「兼ね合い」の意味や使い方、例文など社会人にとって必要な知識をご紹介します。

「兼ね合い」の意味とは?

「兼ね合い」とは二つのものがうまくつりあいを保つこと、また双方の事情を考えに入れて釣り合いを保つという意味です。「釣り合い、バランス、均衡」という意味です。

「兼ね合い」とも「兼合い」とも表記されます。例えば「会場は人数との兼ね合いできめる」「千番に一番の兼ね合い(成功が困難なことの例え)」などのように使います。

また「兼ね合い」という言葉はビジネスでの会話や文章でもよく使用されます。例えば「費用との兼ね合い」といった感じです。「兼ね合いを取る」「兼合いが難しい」など他の動詞や形容詞と共に使用されることがあります。

兼ね合いの類語や言い換えとは?

「兼ね合い」の類語や言い換えもいろいろあります。

平衡状態という意味で、

「平衡」
「権衡」
「釣り合い」
「衡平」
「バランス」
「平均」
「均衡」

という言葉があります。「兼ね合いが取れている」という言葉は「釣り合いが取れている」という言葉に置き換えることができます。

力がお互いを取消し安定した状態という意味で、

「振り合い」
「安定」
「均勢」

という言葉が類語として挙げられます。しかし「兼ね合い」をこれらの言葉で言い換えることは難しいです。

分布の均衡という意味で、

「安定」
「平衡」
「釣り合い」
「バランス」

という言葉が類語としてありますが、これらも「兼ね合い」という言葉と言い換えることは難しいです。言い換えることができるかどうかは、前後の文章によって変わってくるといえるでしょう。

兼ね合いの使い方

対立するものがある場合

「兼ね合い」という言葉は、対立する複数のものがある場合に使用し、相手の気を悪くしないように言い訳する時に使うことがあります。

ビジネスの場では多くの場面で用いられます。なぜなら社会人になればそのような立場に立たされることがたくさんあるからです。

例えば「仕事の内容」と「報酬」「顧客と会社」「仕事の量と休暇」「仕事と家庭」「部下と上司」など対立するものはいろいろと想定することができます。

どちらを選択するかを決められず、折り合いをつけることが「兼ね合い」です。お互い「どの程度」考慮するかが難しいときに使用する言葉が「兼ね合い」と言えます。

双方のバランスをとる場合

一方を切り捨ててしまうことができない場合、あちらも立たせたいがこちらも立たせたい、またそのようにするときにも「兼ね合い」という言葉を使います。

「品質と価格」「安全と効果」などが例として挙げられるでしょう。商品の「品質」をあげれば手間や材料費がかかり「価格」もどうしても高くなる場合がほとんどです。

逆に「価格」を抑えて提供しようとすると、どうしても「品質」が追いつかない場合があります。商品開発をする場合や会社としての利益を考えた場合、どちらを優先させればよいか難しいところです。

つまり、あちらを立たせばこちらが立たずといった状態のため、どちらをどれだけ立たせたい、支持したいかは曖昧なままで「バランス」を取っている状態でもあります。一口に「兼ね合い」といっても明確に選択できる場合とは限りません。

社会人にとって兼ね合いという言葉は必要

「兼ね合い」という言葉には「仕方なく」という意味合いが含まれています。プラスではなくマイナスのイメージがあり、苦しい立場に立たされているという時に使用することが多いかもしれません。

社会人になるといろいろな場面で、板挟みの状態になることが多くなります。しかし、だれに対しても配慮をした態度や言葉を発することが大切です。この言葉が使用できるかどうかで社会人としての能力も問われる場合があります。

つまり、社会人になるといろいろな場面で「兼ね合い」という言葉を使う必要が増えてくるといえるのです。

兼ね合いを用いた例文

「兼ね合い」という言葉を用いた例文をご紹介します。

「納品日へ向けての残りの日数と必要な作業との兼ね合いを確認して調整します」
「予算との兼ね合いで、計画を実行するかは未定です」
「仕事を引き受けるかどうかは報酬と仕事の内容で決めていきたいと思います」
「放送メディアの場合、放送法との問題が兼ね合いになります」
「橋の移築問題は、交通、河川整備と史跡保護の兼ね合いの難しさを証明する出来事となりました」
「コストの問題や経済開発との兼ね合いもあって、十分な解決は困難な状態です」
「家庭と仕事の兼ね合いをつけるのは、男女共に大切なことです」

「兼ね合い」という言葉はビジネスのさまざまの場面はもちろん、家庭など日常的な会話や文章にも多く使われています。検索すればニュースや書籍などありとあらゆるものに、「兼ね合い」という言葉が使われていることがわかります。

兼ね合いに続く言葉

「兼ね合い」という言葉には「兼ね合いが~」「兼ね合いを~」と動詞や形容詞が続くことがあります。その意味と例文をご紹介します。

図る

「兼ね合いを図る」と表現します。この言葉にはバランスをとろうとする、釣り合いをとろうとするといった意味があります。「はかる」は意図するという意味なので、「図る」という漢字を使用します。

例えば「ほかの社員の業務との兼ね合いを図り、こちらの業務を担当してもらいたいです」「合同展示会場の選定、予約なども内容との兼ね合いを図り決めなければなりません」といった使い方をします。

みる

「兼ね合いを見る」と表現します。意味はバランス、釣り合いが取れるようにみる、確認、チェックするということです。

使い方としては以下のような例があげられます。「お互いの主張の兼ね合いを見て決定します」「商品を買うときは品質と安全性の兼ね合いを見てから購入すると良いでしょう」

とる

「兼ね合いをとる」または「兼ね合いを取る」と表現します。この言葉はバランスをとる、釣り合いをとるという意味です。

次のような使い方があります。「家事と育児の兼ね合いをとることは大切なことです」「需要と供給の兼ね合いをとると、この数字が適当と言えます」

が難しい

「兼ね合いが難しい」と続きます。意味はバランス、釣り合いをとることが難しいという意味です。

例えば「予算と計画の兼ね合いが難しい」「建物をここに建築するには法律との兼ね合いが難しい」といった使い方をします。

ある

「兼ね合いがある」という表現をします。意味としては「バランスが取れている」というものですが、実際には「考慮すべき兼ね合いがある」といった使われ方をします。

使い方としては「先方との兼ね合いがありますので、早急に結論を出す必要があります」「法律との兼ね合いがありますので、お受けすることはできません」といった感じです。

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