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「言葉使い」と「言葉遣い」の使い分け|言葉使いの基本とマナー

更新日:2022年07月22日

文字の変換の際に漢字が分からず困ってしまう、といった経験ありませんか?今回は、中でも特に疑問に思われがちな「言葉使い」と「言葉遣い」、そして言葉の使い方に注目していきます。使い分けを知って上手な言葉使いをマスターしましょう。

言葉使いと言葉遣いの使い分け

皆さまは「ことばづかい」といった言葉をご存知でしょうか?
よく耳にする言葉ですし、日常的に使用している方も多いでしょう。

では、文字変換の際には「言葉使い」と「言葉遣い」のどちらを用いていますか?

これはどちらかが間違いで、どちらかが正しいというわけではありません。どちらも存在し、使われている言葉なのです。ではどういったときにどちらを使えばいいのか、二つの違いとともに説明していきます。

気になる二つの違いとは?

一般的には「使う」は、「お金を使い果たす」「箸を使う」などの動詞として使われます。一方で「遣う」は、「気遣い」「心遣い」などの名詞として用いられることが多いため、「言葉使い」は動詞で「言葉遣い」は名詞だという違いが考えられます。

ですが国語辞典の広辞苑・大辞林では、「言葉使い」と「言葉遣い」は同じものとして扱っているようです。また、明治時代から両方の言葉が使われていたという記録も残っているとのこと。現代に置いても明確に、はっきりとした正誤の記載があるわけではないので、どちらかが間違いだと決めつけることはできないのです。

「ことばづかい」を使った例文

「ことばづかい」を文に用いる際は、「言葉遣い」の方を使うのが自然かと思います。

・丁寧な言葉遣いをする
・目上の人には言葉遣いを気を付ける

上記の例文では「する」や「付ける」といった言葉が動詞になり、「言葉遣い」は名詞になります。

「使う」の方を文に用いる場合は、

・丁寧な言葉を使う
・目上の人には気を付けた言葉を使う

といったようにすると言葉として自然です。意味合いを考え、文として自然になる方を選ぶことをします。

この記事では「言葉を使う」ということを紹介しますので「言葉使い」を用います。

言葉使いの基本

言葉使いの基本として何よりも一番に挙げられるものは「敬語」です。ビジネスシーンではもちろんのこと、身近な人以外との会話で敬語を使うことは常識となっています。特にビジネスでは人間関係がとても重要になってきますので、相手への思いやりや配慮が表れる「敬語」をうまく使い分けることが大切です。

敬語には「尊敬語」「謙譲語」「丁寧語」の3種類があり、話す相手や状況などによってそれらに分けられます。ではそれぞれどういったものか、3つの言葉使いの違いを詳しく見ていきましょう。

尊敬語

敬意を示す相手や、その相手の動作・状態を直接高める表現方法です。名詞の頭に「お・ご」などをつける接辞を使ったり、「お…になる」「れる・られる」を用いたりします。

・荷物→お荷物
・出席する→ご出席なさる

上記以外にも特別に形が変わる尊敬語もあります。

・食べる、飲む→召しあがる
・来る→いらっしゃる

謙譲語

自分がへりくだった表現をすることで、間接的に敬意を示す相手を高める方法です。「お/ご…する/なる」を使ったり、特別な言葉を用いたりして表現します。

・聞く→お聞きする
・食べる→ご馳走になる
・見る→拝見する
・行く、来る→参る

丁寧語

話し手が自分の言葉を丁寧にし、聞き手に対して敬意を表す方法です。名詞に「お・ご」をつけたり、語尾に「です・ます」を使います。

・菓子を食べる→お菓子を食べます
・連絡する→ご連絡します

それぞれの違いはわかりましたでしょうか。簡単に言うと、敬意の示し肩の違いということになりますね。言葉そのものの形が変わるものもあるので注意が必要です。

ではこれらを踏まえた上で、ビジネスシーンでの言葉使いのマナーについて注目していきましょう。

言葉使いのマナー

その時の状況や相手との関係性によって用いるべき言葉はかわってきます。マニュアル通りに行かないからこそ、言葉使いは難しいと感じる方は多いです。そこで、ビジネスシーンでの言葉使いについて、つい間違えてしまいがちなものをご紹介します。

まず、上司には尊敬語・謙譲語を、同僚には丁寧語を使うというのは社内のマナーの基本です。また挨拶として「ご苦労様です」という言葉がありますがご存知でしょうか?これは目下の人に対して使うものなので、社長などの目上の方に使うのは持っての他です。そういった挨拶をしたいときは「お疲れ様です」を使いましょう。

次に間違ってしまいがちな言葉使いは、お客様を含む社外の人との会話での、自社の人の呼び方です。社長・部長などの役職名はそれだけで敬語になってしまいますので、お客様に対して上司の名前をいうときは呼び捨てにします。

例 「○○課長は席を外していらっしゃいます」→「○○は席を外しております」

上記の例で言うと、課長ではなく話し相手であるお客様に対して謙譲語を使うのがマナーです。

また社内外関係なく、自分の身内のことを他人に対して言う時には敬語を使わないようにしましょう。

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初回公開日:2017年07月25日

記載されている内容は2017年07月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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