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「根を詰める」の意味と用法・例文5コ・類語・「根詰める」

初回公開日:2017年07月24日

更新日:2020年05月27日

記載されている内容は2017年07月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

「根を詰める」という言葉を使ったことがありますか?なんとなくで使われがちな慣用句ですが、曖昧なままにしていてはいけません。間違った使い方で恥じをかかない為にも、正しい意味や使い方を理解しておきましょう。この記事では、「根を詰める」という表現について説明します。

「根を詰める」とは

「根を詰める」の意味と用法・例文5コ・類語・「根詰める」
※画像はイメージです

「根を詰めないように」と誰かに心配されたこと、あるいは心配したことはありますか。「根を詰める」とは普段何気なく使われる表現ですが、その元にある意味や正しい使い方はあまり知られていないでしょう。なんとなく使っている意味合いでは、間違っていることも充分考えられます。きちんとした場面で誤用することのないように、一度確認しておくと安心です。

この記事では、「根を詰める」の正しい意味や使い方をご紹介します。

「根を詰める」の読み方

「根を詰める」とは、「こんをつめる」と読みます。「根」は訓読みで「ね」と読み、音読みで「コン」と読む漢字です。通常、熟語を作る場合には音読み、単体で送り仮名を伴う場合には訓読みをする場合が多いのですが、この場合は単体で「コン」と音読みします。

「ねをつめる」と読んでも文字としては間違いではありませんが、慣用句では決まった形の言葉になりますので、やはりおかしな印象を与えてしまうでしょう。

「根を詰める」の意味と由来

「根を詰める」とは、「一つの物事を、精神を集中させて続けて行う」ことを意味する表現です。懸命に物事に取り組んでいるさまを表していると言えるでしょう。すると、ここでの「根」とは、何を意味しているのでしょうか。

「根」とは、根性を表す言葉です。またこの場合における根性とは、人の根本的な能力や性質、あるいは能力や知覚を持った器官の事を指します。仏教の教えや、植物の根や枝を指すことにその由来があります。

「根を詰める」は略した表現

「根を詰める」とは、すなわち「根性を詰め込む」ということであり、省略系の表現と言えます。「根」は上に述べたように「根性」、「人の根本的な能力や性質、あるいはその器官」のことを指しています。そして「詰める」とは、隙間なく埋め尽くすことを意味します。

したがって、「根を詰める」とは、「根本に持っている能力や性質を隙間なく詰め込むようにして、物事に集中して取り組む」ということの省略といえるでしょう。

「根を詰める」の使い方

「根を詰める」には、どのような使い方があるのでしょうか。

物事に没頭している人にかけてあげる言葉として、「あまり根を詰めて○○すると体を壊すよ」という使い方があります。相手を心配する時に使う用法です。

あるいは、物事に集中して没頭したことを伝える言葉として、「根を詰めてやったので、肩が凝ったよ」のように使う事もあります。いずれにしても、休憩も取らずひたすら物事に集中していた時に使う言葉です。

「根を詰める」場面の例

「根を詰める」はさまざまな場面で使う事があります。使うシーンによって相手を諭すこともできるので、覚えておくと良いでしょう。

例えば試験勉強をする時、いつもより早起きをして勉強をし、夜も遅くまで勉強をします。目標を達成するために少しの休みも取らず食事の時間さえ勉強に充てる日々が続くでしょう。これが、心身の疲労も省みずに「根を詰めている状態」です。

ビジネスシーン

ビジネスシーンにおいては、責任感や焦りから休息も取らず没頭してしまう場合がよくあります。例えば大きなプレゼンを任された場合、何とか成功させようと力が入ってしまうでしょう。資料が出来上がってからも、念には念を入れて確認作業を続けてしまうなど、根を詰めることになります。

こんな時、「あまり根を詰めると、体調を崩してしまいますよ」と、心配の一声を掛けてあげてください。緊張の糸が解れるキッカケになります。

主婦

家計をやりくりする主婦は、毎日近所のスーパーの広告をチェックして、一番安いスーパーはどこか、特売商品は何があるかと常に記録を取ろうとします。一番安い商品を求めて、スーパーをはしごすることもあるでしょう。

また子供の世話や食事の支度と休む間も無く張り切りすぎます。このような状態も「根を詰める」と言います。家事に集中しすぎて無我のような状態になり、根を詰めることによって疲れ果ててしまうでしょう。

「根を詰める」を使った例文

「根を詰める」という言葉について、その意味と使い方をご紹介しました。仕事や勉強、家事育児と、人は日々いろんなことに負われて生きています。真面目な人ほど、日頃から根を詰めてしまうことが多いでしょう。

そんな頑張り屋さんの努力を労い、体調を心配する一言をかけるには、どのような言い回しができるのでしょうか。以下に具体的な例文をご紹介します。実際に使う際の参考にしてみてください。

例文1「そんなに根を詰めないで」

もし身近にいる人がしばらく集中して物事に当たっている場合、「そんなに根を詰めないで」と声をかけることで休憩を促すことができます。普段から真面目な人だけでなく、重大な課題を控えている場合に、気負いや焦りから根を詰める人が多いでしょう。

「根を詰めないで」と言われることは、現段階での頑張りを認めてもらえているという安心感を多少なり生み出します。もうひと頑張りにうまく繋げることもできるでしょう。

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