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「格別」の意味と使い方|「格別」の2つの例文と7つの類語表現

初回公開日:2017年07月29日

更新日:2020年06月02日

記載されている内容は2017年07月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

「格別」と「別格」「特別」、意味はどう違うの?「格別のご高配を賜り」ってどういう意味?など、ビジネスシーンで多用される「格別」という言葉に対する素朴な疑問や基本的な意味、正しい使い方について例文も交えて詳しくご紹介しています。

「特別」も、「格別」と同じような意味を持つ類語表現の1つです。「特別」という言葉はより広い場面で用いられ、日常生活でも耳にすることが多いのではないでしょうか。

「特」という漢字はこれ自体に「とびぬけている」「群を抜いている」「他を排してとりあげられる」という意味があります。

これに「別」という字を付け加えることで、「ほかのものとは違う」という意味を強調しています。

意味

「特別」は、「他との間に、はっきりした区別があること」「他と、はっきり区別して扱うこと」「物事の状態・性質などの度合いが群を抜いているさま」という意味のある言葉です。

「格別」と同じような意味を表すことがわかるでしょう。ただし、「特別」は、このあとに否定形の文をつなぐことによって「これといって」「それほど」という意味を表すようになる用法もあります。具体的な使い方は後述します。

使いかた

「特別」は基本的には「格別」と同じように用います。

したがって、「特別のご配慮」「特別のお引き立て」と言っても間違いではありません。ただし、この言い回しでは「格別」が用いられることが多いです。

「それほど」「とりわけ」という意味での使い方としては、「特別変わったことはなかった」「特別好きな食べ物はない」などのように使います。

「特別」を使って「他と区別」するほどの物はない、という意味になります。

3:「ひときわ」

「ひときわ」も「格別」と同じような意味を表す類語表現の1つです。日常会話でも用いられることがある言葉です。また、小説などでも使われるワードでもあります。

「ひときわ」は漢字では「一際」と書きます。ここで使われている「際」は、物事が目立っていることを指す「際立っている」という言葉にも使われます。

「はっきりと確認できる」「目立つ」という意味を持つ言葉です。

意味

「ひときわ」は「他と比べて特に目立っているさま」「一段と」という意味を持ちます。この用法では「格別」と似たような意味を示しています。

ただし、「ひときわ」はこれに加えて「区別せず、ひとまとめに扱うさま」「あるとき、一時」という意味も持ち、広い使い方をする言葉でもあります。

かなり昔から使われている言葉なので、その時代によって主流の意味が移り変わってきました。現在は「目立つ」という意味がメジャーです。

使いかた

「ひときわ」は、形容詞や動詞の前につけて強調するという使い方をします。

例えば、「ひときわ目を引く容姿をした美少女」「ひときわ大きな声で叫ぶ」「雨はひときわ激しくなった」というように使います。この用法では「格別」と似ています。

「区別せずにひとまとめで」「あるとき、一時」という意味は、古語では多く用いられていましたが現在はあまり使いません。

4:「一層」

「一層」という言葉も、「格別」と同じような意味を表す類語表現の1つです。「一層」も、日常会話でも良く耳にする表現でしょう。

「一層」の「層」は、「折り重なっている中の一枚」というイメージで良いでしょう。この「層」は「格段」の「段」と同じような意味を表します。

「階層」という言葉があるように、「層」は「地位」「ステータス」という意味も持っています。

意味

「一層」は、「程度がいちだんと進むさま」「ひときわ、ますます」という意味を示します。この意味は、「格別」と似ています。

また、これに加えて「ひとかさね」「数層の建物のいちばん下」「むしろ、かえって」「いっそのこと」という意味も持ちます。

「ひとかさね」という用法や「むしろ、かえって」という用法は、「格別」とは全く異なる意味を示すので、混同しないように注意しましょう。

使いかた

「格別」と同じような意味での使い方としては「暑さが一層激しさを増す」「より一層謎が深まる」などのように使います。「これまでもかなりのものであったが、さらに」というニュアンスがある言葉です。

「むしろ、かえって」という意味では、「そういうことであれば一層やめてしまう方が良い」「一層のこと帰ってしまおう」など、「考えを改めて、これまで目指していた方向とは逆の方へ進む」というニュアンスで使います。

5:「殊更」

「殊更」という言葉も、「格別」と似たような意味を表す類語表現の1つです「ことさら」と読みます。この表現も聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。

「殊更」の「殊」は、「特殊」という言葉にも使われている漢字です。この漢字自体に、「他のものと異なっていて特に優れていること」という意味があります。

これに「特」という漢字が付くことで「他より優れている」という意味が強調されています。

意味

「殊更」の意味の説明には、「格別なさま」「特に際立って」「とりわけ」とあり、「格別」と同じ意味を表すことがわかります。

ニュアンスも、「格別」と同じ程度のフォーマルさを持っているので、同じような感覚で用いて良いでしょう。

また、これに加えて「殊更」には「考えがあってわざとすること、故意」「わざわざ」という意味もあります。「さらに」「わざと」という意味を持つ点では「格別」と異なります。

使いかた

「殊更」を「格別」と同じ意味で用いるときは、「今年は殊更暑さが厳しい」「彼の意見は殊更に感じられる」のように使います。「殊更の○○」のように、後に名詞をつける使い方はあまりしません。

「わざと、故意」「わざわざ」という意味では、「殊更きつい言葉を使う」「殊更気にしなくても大丈夫だろう」というように使います。「特別」の「それほど」という意味での用法と似ています。

6:「とりわけ」

「とりわけ」という言葉も、「格別」と同じような意味で用いられる類語表現の1つです。「とりわけ」も耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。

「とりわけ」は、漢字では「取り分け」と書きます。この文字のとおり、「取り分けておくほど」という意味を表します。

したがって、「ほかのつものとは異なる」という意味を持つ「格別」と同じような意味を持つと言えるでしょう。

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