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「平素より」の意味と使い方|注意すべき2点や類語表現6つ

初回公開日:2017年08月04日

更新日:2020年08月14日

記載されている内容は2017年08月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

今回は「日頃より」という良く見かける表現と、この表現とよく似た表現で「平素より」という2つの表現の違いや使い方の違いについて、例文を含めてご説明してみたいと思います。ここで正しい使い方をしっかりと覚えてビジネスの場で恥をかくことのないようにしましょう。

「平素より」とは

「平素より」の意味と使い方|注意すべき2点や類語表現6つ
※画像はイメージです

主にビジネスシーンで「平素よりお世話になっております。」というような言い回しを耳にしたことがある人もいることでしょう。この「平素より」とはどのような意味の言葉なのでしょうか。

また、どのような場面で用いられるのでしょうか。「平素より」という言葉は、社会的に公的な文章や発言で使われる言葉であり、その使い方を誤解したままにしているといざという時に困ってしまいます。しっかりとここで確認しておきましょう。

意味

「平素より」という言葉は「常日頃から」という意味合いを追っておりそこには「敬意」が含まれています。また、「お世話になっています」といった意味合いの言葉と対で使われ、感謝を表現することが多いです。

「平素より」の「平素」とは、「いたって普通の」「普段」という意味があります。つまり、「平素より」は、特別なことがないような日常生活でも、という意味になります。

使う場面

「平素より」という表現は多くの場合時候の挨拶と組み合わせて使われる傾向が高いという特徴があります。例えば「新年の侯」だとか「花開く折りとなりましたが」という季節の挨拶に続いて「平素よりお引き立てをいただき誠にありがとうございます」といった形です。

「平素より」という表現を使う時は、まず月ごとの時候の挨拶を覚えておいてそれと合わせて使うとワンランク上のビジネスマンという印象を得ることができるでしょう。

「平素より」の例文2つ

「平素より」の意味と使い方|注意すべき2点や類語表現6つ
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以下に「平素より」を用いた例文を2つ紹介します。どちらも社会生活をするうえで非常によく見かける言い回しです。

「平素より」を使うとき、そこには感謝の気持ちが込められていることが多いです。従って、何に対する感謝であるのかを一緒に示す場合が多いです。

1:「平素よりご愛顧」

「平素よりご愛顧いただきありがとうございます。」というような表現を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。この表現は、企業が顧客に日ごろの感謝を込めて使う場合が多いです。

「愛顧」とは、「ひいきにする」「製品を愛用する」という意味のある言葉です。つまり、「平素よりご愛顧いただき」は、「日ごろから我が社(の商品)を贔屓にしていただき」という意味になります。

2:「平素よりお世話になっております」

「平素よりお世話になっております」という言葉も日常生活でよく耳にする言葉です。この言葉は、ビジネスシーンでよく用いられるでしょう。

取引先に電話をかける際に、本題に入る前にあいさつとしてこの表現を使います。取引先は、日ごろから仕事での関係を持っている相手であり、良い関係を続けていきたい相手ですので、「普段からお世話になっております」という表現を使うのに適しています。

「平素より」を使う時の注意点

「平素より」の意味と使い方|注意すべき2点や類語表現6つ
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「平素より」という表現は、フォーマルな言い回しであり、ビジネスシーンで使いやすい言葉の1つです。相手に丁寧な印象を与え、その後の会話をスムーズにできるようにします。

ただし、どんな時でも「平素より」を用いて良いというわけではありません。言葉の意味をよく考えれば、「平素より」が合わない場面もあると気づくことでしょう。主に、以下の点に気を付けて使うようにしましょう。

1:初めての相手には使えない

「平素より」という言葉は、「常日頃から」という意味を持ちます。従って、「常日頃」関係を持っていない相手には適しません。

初めて会った相手に「平素より」を使ってしまうと、「いつこの人とそのような深い関係になったのだろう」と不思議に思われてしまいます。また、「誰かと勘違いしている」ともとられかねません。どちらにせよとても失礼な行動に当たりますので、初対面の人には絶対に使わないようにしましょう。

2:全体を丁寧な表現で統一する

「平素より」という言葉は、主にビジネスシーンで用いられるようなとても丁寧な言い回しです。したがって、「平素より」を用いるのならその他の部分も丁寧な表現を使うように心がけましょう。

文章を作成するときにも、「です・ます」調と「だ・である」調が入り混じっているスタイルで書くことはあまり好まれません。「言葉遣いがなっていない」と評価されてしまう可能性もありますので語調を統一するよう注意しましょう。

「平素より」の類語表現5つ

「普段から」「常日頃」という意味を持つ「平素より」という言葉と同じような意味を持つ類語を以下に5つ紹介します。同じ言葉ばかりのワンパターンになってしまわないよう、語彙力をつけておきましょう。

また、それら類語を使った例文も紹介します。それぞれの言葉に似合った使いどころがありますので、適切な場面で適切な言葉を使うことができるようにしましょう。

1:「先般」

「先般」は「せんぱん」と読み、「平素」と同じような意味を持つ類語です。それほどメジャーな言葉とは言えないので、初めて目にしたという人も多いことでしょう。

先般という言葉は、割と「堅い」言葉ではありますが、だからこそこれを使いこなせると「デキるビジネスマン」という印象を与えることができる可能性があります。以下で意味と使い方を確認しましょう。

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