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マッチポンプの意味/由来と使い方と・マッチポンプ商法の例

更新日:2020年08月14日

マッチポンプという言葉を知っていますか?マッチポンプという言葉は有名ではありませんが、ビジネスの世界では、マッチポンプ的な手段が使用されることがあります。マッチポンプを知ることで、情報に対して冷静に対処でき、的確な判断ができるようになります。

マッチポンプは自作自演

マッチポンプは、普段から耳にするような言葉ではありません。しかし、世の中ではマッチポンプ的な行動は多く、ビジネスの世界でも使用されています。マッチポンプとは、一言で意味を表すなら「自作自演」ですが、掘り下げていくとさらに深い意味になります。

今回は、マッチポンプの意味や類義語、マッチポンプの使い方やマッチポンプ商法などについて、ご説明します。

マッチポンプの意味と類語

ここでは、マッチポンプの意味や類語、そして実際に発生したマッチポンプの例をご紹介します。マッチポンプの類語はいくつかありますが、良い意味のものはほとんどありません。また、マッチポンプ的な手段は歴史的に見ると、数多く行われてきました。

マッチポンプの意味

マッチポンプは自作自演の意味であり、自分で問題を大きくしながら、自分自身でその問題を解決したり、隠ぺいする行為のことを指しています。さらに、自分自身で問題を大きくし、それによって利益を得ることの意味が含まれています。

マッチポンプの名前の通り、「マッチを使って自分で火をつけ、それをポンプで消す」というイメージから、この言葉はできました。そして、自作自演をする本人に何らかの利益があることが、マッチポンプの意味の中では特に重要です。

マッチポンプの類語

マッチポンプの類語で一般的によく知られている言葉は、ここまで何回か使用した、「自作自演」です。他にもマッチポンプの類語はあり、「やらせ」、「ねつ造」、「演出」、「インチキ」、「偽装」などがあります。

いずれの類語も、あまり良い意味合いで使われることは少なく、嘘の意味が含まれています。また、マッチポンプの類語のほとんどは、自作自演をしたうえで、利益を得るという意味も含まれています。

マッチポンプの例

歴性的にはマッチポンプ的な行動は、よく行われてきました。例えば、1964年8月4日に、アメリカ軍がベトナム戦争への介入を決定づけた、「トンキン湾事件」が発生しました。この事件では、アメリカ軍の艦艇が北ベトナム軍から攻撃されたと、当時は報道されました。この事件をきっかけに、アメリカ軍は報復というかたちで、北ベトナムへの攻撃を開始しました。

しかし、実際は8月4日の事件は、アメリカ軍の自作自演であったことが、今では分かっています。自分で問題を作り出し、報復という形で攻撃するこのやり方は、まさにマッチポンプです。歴史の中では、今まで明らかになっているものだけでも、マッチポンプ的なやり方がされた例は数多くあります。

マッチポンプの使い方

ここでは、あなたがマッチポンプという言葉を使う時に、適切に使えるように用法をご紹介します。

例えば、「今回の情報がリークされたのは、本人のマッチポンプである可能性が高い。本人は、この報道に関連して、知名度が大きく上がった。」といったように使われます。

ただ、マッチポンプという言葉自体が普段の会話で出てくることは、あまり多くはありません。しかし、自作自演で問題を作り出し、その問題を元にして利益を稼ぐ場合があれば、マッチポンプはとても適切な表現です。些細なことで騒ぎ立て、それをネタにして報酬を得るようなことがあれば、それはマッチポンプと言えます。

マッチポンプ商法・ビジネス

ビジネスの世界では、マッチポンプは意外に多く、自作自演のやり方で利益を得ている企業や業界は、少なくありません。また、マッチポンプを利用する商法は、決して新しいものではなく、古くから行われてきました。

特に、宣伝や広告の手段の中では、そうと意識されていなくても、マッチポンプに似た手段が使われていることもあります。ここでは、マッチポンプ商法や、その他のマッチポンプを利用した、ビジネス手法をご紹介します。

マッチポンプ商法

問題がないところに問題を作り出し、それを解決するためにお金を請求するやり方は、マッチポンプ商法と呼ばれています。例えば、家の床下をセールスマン風の人が見て、問題がないにも関わらず、シロアリ被害があるとして補修を持ちかける方法は、マッチポンプ商法になります。

また、仮にウイルス対策ソフトを作っている会社が、新手のコンピューターウイルスを作り、そのウイルスに感染しなくなるような対策ソフトを作ったとするならば、それもマッチポンプ商法になります。

自作自演で問題を作り出し、それを解決すると見せかけて金品を要求することは、詐欺の手段としても見受けられます。被害がなかなか減らないオレオレ詐欺も、一種のマッチポンプ商法と言えるでしょう。

ステルスマーケティング

ステルスマーケティングとは、芸能人などの影響力がある人物に、企業や広告代理店などがお金を渡し、広告宣伝であることを隠したうえで、ブログやSNSで商品やサービスを紹介してもらうことです。ほとんど知られていない商品を、有名で効果が高いものであるかのように芸能人が紹介する方法は、マッチポンプ的なものです。

また、口コミサイトの口コミを偽造する行為も、ステルスマーケティングの一種です。そして、この口コミサイトの口コミ偽造は、不当表示にあたる可能性があるとして、消費者庁が発表しています。このステルスマーケティングは、サクラを使って店に行列を作る、行列商法として行われてきました。そして、オンラインの発達により、ステルスマーケティングが利用される機会は増えています。

マッチポンプから身を守る

ブログやSNSなどで商品が紹介されていると、それがマッチポンプかどうか見分けることは、非常に難しいです。大事なことは、ブログやSNSの意見も参考にしながら、自分にとって必要な商品か否か、じっくり考えてみることです。

また、対面や電話のセールスでマッチポンプ商法に出くわしたときは、相手のペースに巻き込まれないことがとても大切です。「関係者と話をしたいから、電話番号を教えてくれ」と尋ねると、悪質なマッチポンプ商法の場合、相手側から電話を切ることも多いです。明らかなマッチポンプ商法だと分かる場合には、相手にせずに、警察や消費者庁に相談することが推奨されます。

マッチポンプの由来

初回公開日:2017年09月26日

記載されている内容は2017年09月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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