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「労をねぎらう」の意味・似た言葉・使い方|例文3つ

初回公開日:2017年10月04日

更新日:2020年07月08日

記載されている内容は2017年10月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

「労をねぎらう」とは、どのような意味を持つ言葉でしょうか。また、正しい使い方を知っていますか?現代では用いる機会が少ない言葉とされていますが、「感謝」という、人として忘れてはならない気持ちが込められている言葉です。今回は「労をねぎらう」についてご紹介します。

「労をねぎらう」とは

「労をねぎらう」の意味・似た言葉・使い方|例文3つ
※画像はイメージです

「労をねぎらう」とは「相手の骨折りや苦労に対して感謝をし、いたわる」という意味合いを持つ言葉です。もちろん、実際に骨が折れた様子ではなく、骨が折れるくらいの苦労または努力を指す“たとえの”表現です。

この「労をねぎらう」という言葉は、頻繁に使われるものではありませんが、ビジネスシーンや日常の中では用いられることがある言葉です。

この記事では、「労をねぎらう」の意味や使い方、類語表現を紹介していきます。

「労」の意味

「労」という漢字には、「骨折ってはたらく・心身を使ってつとめる・ほねおり」という意味があります。「労」を使った表現には、「労をねぎらう」以外に「労をいとわない」といったものもあります。

「労」は、さまざまな熟語の中でも使われます。「骨折ってはたらく、ほねおり」という意味を持つ熟語では、「労働・労力・勤労」などが挙げられます。

もう1つの意味の、「精を尽くして疲れる」という意味を持つ熟語では、「労苦・心労・苦労」などが挙げられます。いずれも文章の中で目にする機会が多い熟語でしょう。

「ねぎらう」の漢字と意味

「ねぎらう」は漢字で「労う」と書き、意味は「骨折りや苦労に感謝し、いたわる」ことをいいます。「労をねぎらう」の「ねぎらう」は一般的にひらがなで表現しますが、仮に漢字で書くと「労を労う」と同じ漢字が使われることになります。

同じ漢字でも、名詞の「労」と動詞の「労う」では意味が異なります。前者は「骨折ってはたらくこと」、後者は「その骨折りに、感謝しいたわる」という意味を持ちます。

「ねぎらう」と似た言葉

次に、「ねぎらう」に似た言葉を確認していきましょう。「ねぎらう」に似た言葉には、「いたわる・慰める・大事にする・やさしくする」などが挙げられます

骨折りや苦労で疲れている人に対して、「いたわったり、慰めたり、大事にしたり、やさしくする」という気持ちを持って接すると考えれば、「ねぎらう」の類語も自ずと理解できるでしょう。

「いたわる」との違い

「いたわる」も「ねぎらう」と同様、漢字にすると「労」を使用した「労わる」になります。しかし、使われる場面には違いがあります。

「いたわる」は感謝を示す必要がない場面でも使用できますが、「ねぎらう」にはその人が行った努力や骨折りに対する感謝の気持ちが込められています。

「いたわる」にも「苦労・骨折り」といった意味がありますが、加えて「患う・養生する・弱い立場の人に同情して親切にする・気配りをして大切にする」といった意味もありますので覚えておきましょう。

「労をねぎらう」の意味

「労をねぎらう」の意味・似た言葉・使い方|例文3つ
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「労をねぎらう」とは、「苦労や尽力をいたわり慰めること。慰労。」という意味を持ちます。先程も述べたように、漢字表記すると「労を労う」とも書けますが、一般的には「労をねぎらう」と記します。

「骨折ってはたらくこと」の意味を持つ「労」と、「骨折りに感謝し、いたわる」という意味を持つ「労う(ねぎらう)」を組み合わせて、「骨折ってはたらいたことに感謝し、いたわる」という意味が生まれて来ました。

「労をねぎらう」と似た言葉

「労をねぎらう」と似た言葉には「慰める・慰問する・慰撫する・やさしくする・大事にする・慰労する」など、数多くの表現があります。

「相手を気遣って大事にする」という意味を持つこれらの言葉は、みな同様の使い方をすることができるため、使いこなせるととても便利です。自分の言葉の引き出しに収めておきましょう。

「労をねぎらう」の反対語

「労をねぎらう」の反対語は、あまり耳にしません。強いて挙げるとすれば、「無視する・関心がない・粗末に扱う」などです。

相手のことを気遣わず、大事にする気持ちが感じられない時に使います。

「労をねぎらう」の使用例

「労をねぎらう」の意味・似た言葉・使い方|例文3つ
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ここからは、「労をねぎらう」の使用例を、シチュエーション別に確認していきましょう。

「労をねぎらう」という言葉は、一般的には自分と同じ立場か、もしくは目下の相手に対して、努力・骨折り・苦労をいたわる気持ちを示すときに用いられます。

日常的には「お疲れ様」という言葉の方がよく用いられるため、「労をねぎらう」はあまり聞かれませんが、使い方を知っておくと役に立つでしょう。

次に、「労をねぎらう」の例文をご紹介します。

「労をねぎらう」のはどんなシチュエーションか

まず、「労をねぎらう」シチュエーションを考えてみましょう。労をねぎらう状況といえば、日頃の感謝の気持ちを相手に伝える時です。

伝える相手は、部下や同僚などの仕事仲間や、家庭では妻や夫など、さまざまな状況が考えられます。状況や相手に合わせた労のねぎらい方を考えましょう。

例1:部長が職員の労をねぎらう

1つ目の例文は、「部長は職員の労をねぎらうため、外出の帰りにケーキを購入した」です

この文には、「部下に日頃の感謝を伝えるために、ケーキを買って喜んでもらおう」という上司の気持ちが示されています。上司から部下へのいたわり方はさまざまですが、気遣いを感じるだけでも、部下としては嬉しいことです。

ビジネスシーンでは、どうしても上下関係ができてしまうので、時には部下に厳しく指導したり強くあたったりすることもあるでしょう。

部下との人間関係を良好に保つためにも、上司がこのような気遣いを見せることは大切です。

例2:日頃の労をねぎらい食事会を開催する

2つ目の例文は、「日頃の労をねぎらい、部下を誘って食事会を開催する」です。

この文には、「頑張ってくれている部下に、日頃のいたわりの気持ちを込めて、おいしい料理とお酒をごちそうする」という気持ちが示されています。

ビジネスシーンでは厳しく当たりがちな上司も、本当は部下に対する感謝の気持ちを持っていると示すことは、仕事を円滑に回していくためにも有効なことです。

例3:労をねぎらう言葉をかける

3つ目の例文は、「ゴールデンウィークに連日出勤した友人に、労をねぎらう言葉をかけた」です。

ゴールデンウィークやお盆休みなど、一般的には連休になる時期に休みがないという会社も少なくありません。そこで、休みを返上して仕事を頑張った友人にいたわりの言葉をかけた、という状況の文です。

「ニュースでは連休のことばかり報じられている時に、連日出勤で仕事をしているのは感心だ」という気持ちが込められています。

疲れを癒やすアイテムを手に入れよう

お世話になっている人へ労をねぎらう行動を起こすことはもちろん大切ですが、自分自身の疲れを取ることも大切です。自分なりのストレス解消方法や疲れを取る方法を知り、実践しましょう。

まだ疲れを癒す方法を確立していない方に抱き枕をおすすめします。柔らかい素材と可愛らしいデザインに癒されることでしょう。

「労をねぎらう」を使うときの注意点

「労をねぎらう」の意味・似た言葉・使い方|例文3つ
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ここからは、「労をねぎらう」という言葉を使うときの注意点を確認していきます。

主に相手をいたわる時に使われる「労をねぎらう」ですが、実際に使用する時に気をつけるべきことはどんなことでしょうか。いざという時に適切な使い方ができるよう、早速見ていきましょう。

「労を労う」は重言か

「労をねぎらう」と漢字で書くと「労を労う」と書きますが、「労」を二重に使うことから重言と捉えられてしまいます。

それを避けるために、後半の「労う」をひらがな表記にして「労をねぎらう」とするのが一般的です。文書に記す時などには注意しましょう。

「労をねぎらう」のに立場の上下はあるか

「労をねぎらう」は、目上の方に使うのは失礼に当たります。自分が「労をねぎらう」ことができる相手は、同じ立場にある人や目下の人に使うことができます。

上司から部下の労をねぎらう時や、同じ立場にある相手や仲間などに「労をねぎらう」と言うことは正しい使い方で、部下が上司に「労をねぎらう」という言葉を使うことはできません。目上の方に使う場合は、「お疲れ様です」が無難な言葉です。

「労をねぎらう」を使ってみよう

「労をねぎらう」の意味・似た言葉・使い方|例文3つ
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ここまで「労をねぎらう」の意味や似た言葉、使い方や例文について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

もしあなたが上司であれば部下に、夫であれば奥さまになど、ぜひ日常生活で「労をねぎらう」という言葉を使ってみましょう。

状況に合わせた使い方ができれば、相手への感謝がしっかりと伝わることでしょう。

「労をねぎらう」は感謝の言葉

「労をねぎらう」は感謝の言葉です。皆さんは、普段ねぎらいの言葉を誰かにかけていますか?

人は感謝を忘れると傲慢になると言います。傲慢とは人を見下すことであり、万事の悪を呼ぶものと考えられています。

何事にも感謝する気持ちを養い、また保つためにも「労をねぎらう」気持ちを大切にして、同僚・部下・家族・友人・仲間・恋人などにねぎらいの言葉をかけてみましょう。

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