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2017年12月15日

「所感」の意味と使い方・類語と「考察」「雑感」との違い

「所感」は日常ではあまり馴染みのない言葉ですが、ビジネスシーンではよく使われます。「所感」は説明できる人も少ない言葉なので、ぜひ、この記事を読んで「所感」の意味を理解し、正しい使い方をすることで自分自身のスキルアップになります。

[所感」の意味と使い方

「所感」の意味と使い方・類語と「考察」「雑感」との違い

「所感」とは、「影響を受けて心が動いたところ、感想」という意味があります。例えば、「今の講演会を聞いた所感を教えてください」と言われた場合は「今の講演会を聞いて心を動かされたところを聞かせてください」という意味になります。

また、心が動いた内容について述べる場合は「所感を述べる」つ使います。使い方として、文章の最初に「今の講演会の所感を述べさせていただきます。~~」となります。「所感」はビジネスシーンで聞かれることが多いです。

「所感」の書き方

「所感」は書き方として2つあります。1つ目は、考察や分析として書きます、その内容に
対して今後どう活かしていくべきか、どう改善するかを述べます。この書き方がよく使われま
す。

2つ目は、お礼や感謝の気持ちを表現する書き方です。この書き方の場合は、「所感」を読む人がお礼を伝えたい相手の場合に効果的です。読み手が誰かわからない時や、まったくお礼の相手と関係のない人か「所感」を読む場合は、この書き方はしないように注意してください。

「所感」の漢字の意味

「所」は「神聖なところ」をいう意味があり、「場所やところ」という意味になります。「感」は「影響を受け心が動く」という意味です。二つを合わせて「所感」となると、「影響をうけて心が動く場所、ところ」という意味になります。また、「感想」は「影響をうけ心が動いた事柄をおもう」という意味です。意味としては、漢字も同じような意味になります。

「所感」の意味の類語

「所感」の意味と使い方・類語と「考察」「雑感」との違い

「所感」の類語は「感想」になります。「所感」とほとんど同じ意味なのですが、「感想」は
「心に映ったこと」という意味になります。「感想」を聞かれた場合は、話を聞いて「楽しかった」や「面白かった」で大丈夫ですが、「所感」を聞かれた場合は「具体的にどの部分で心が動いたのか、そう感じたのか」を説明しなければなりません。

自分の感じたことや気持ちを述べることには両方とも変わりはないのですが、「所感」のほうが具体的に答える必要があります。日常生活を送るなかで「感想」の方がよく使われているので、意味も通じやすいです。そのため、日常生活では「感想」を使うことをおすすめします。

「所感」の意味との違い

「所感」の意味と使い方・類語と「考察」「雑感」との違い

「考察」

「考察」とは、「見た、調べた結果から物事を明らかにするために深く考える」ことを意味します。または、「物事から何がわかったかを十分に考えて示す」という意味です。「感想」のように「~だと思いました」だけではなく、「察して考えたこと」になるので、「~の事実から、~ということになります」と具体的なことをあげて、結果を書きます。

例えば、春に富士山に登って「富士山の頂上は雪が積もっていました」は感想ですが、「富士山の頂上は気温が低く、とても寒かったので春でもまだ雪が積もっていました」という具体的なことを書くことで「考察」になります。

「所感」の違いとして、「考察」は結果に結びつく具体的なことをあげることで、「所感」は結果ではなく、具体的なことから何を感じたかを書くことです。

「雑感」

「雑感」とはまとまりのない文、まとまりのない感想、思いつくままに述べることを意味します。決して、まとまりのない文だからダメといことではありません。使い方として、キッチリとした「論」ではない時に、雑感で書くと読む人の緊張感なく読みやすいものになります。

例えば、新聞なので「雑感」はよく使われるのですが、取材した事実そのものを述べた以外の部分のことをいいます。記者個人の感覚に基づいて書かれた記事のことです。「所感」と違うところは、キッチリと書かないことです。

「感想」

「所感」の意味と使い方・類語と「考察」「雑感」との違い

「所感」と「感想」は類語といわれるぐらいなので、意味もほとんど同じです。感想は、具体的なことをあげずに「楽しかった」「面白かった」だけでもいいですが、「所感」を聞かれたときは「どの部分でそう思ったか」「その点でこれからどうしていくできか」と具体的にあげないといけません。

小学生で「読書感想文」がありますが、「読書所感文」とはいいません。「感想」は簡単な意見を求められ、「所感」は少し難しく聞かれている時と判断するとわかりやすいです。

「所見」

「所感」と「所見」は漢字が似ていますが、意味は全く違うので注意してください。「所感」は「感じたこと、心が動いたことを語ったり、聞いたりする時」に使いますが、「所見」は結果に対する意見や判断のことをいいます。例えば、お医者さんが患者に病状を説明する時によく使います。

「意見」

「所感」と「意見」の意味は全く違います。「所感」は「そのことについて何を感じたか」を聞かれるものですが、「意見」は、「何を感じたか」ではなく、「自分の知識や経験を踏まえての判断」を求められます。似ているようですが、聞いている内容は違うので、「所感」を聞きたくても「意見を言ってください」と言ってしまったら、思ったような内容はかえってきません。

何を求めたいのか、何を求められているのかをきちんと判断して使い分けてください。

「所見」のビジネスでの意味

「所感」の意味と使い方・類語と「考察」「雑感」との違い

ビジネスシーンで、日報や報告書を書く時に「所感」の項目を記入する場合が多くあります。この「所感」の項目に「感想」を書く人が多くいます。「感想=所感」でも間違いではないのですが、ビジネスの書き方としてイコールにしてはよくありません。ビジネスでも書き方をぜひ参考にしてください

「所感文」

ビジネスシーンでよく「所感」は使われ、報告会や研修会のあとによく「所感文」を求められます。「所感文」とは印象的だった部分や、心が動かされた部分を具体的にあげ、今後は仕事の面でどのようにしていくべきかを、どのように活かしていくべきかを書く文のことをいいます。

ただ、「ここが楽しかった」「ここが良かった」だけではなく、ビジネスでは、常に仕事において得たこと、感じてそれを今後に活かしていくことを求められます。

「報告書」

「所感」の意味と使い方・類語と「考察」「雑感」との違い

「報告書」もビジネスシーンでよく使います。「報告書」に「所感」を書く場合は、最初に具体的に報告すべきことを書いて、最後に「所感」を書きます。報告する内容は、相手に伝わりやすく、具体的に書いたあとに「所感」を書き、報告した内容に対する自分の感想、意見として短く書き添えます。

ですが、最初に「所感」をいれる場合もあります。そういう時は、相手があまり報告書を読む時間がない人、あまりこの内容に興味がなさそうな人だなと思う時は、「所感」から入り、その後に内容を具体的に書いた方が親切な書き方になります。

「セミナー報告書」

会社でセミナーを受けた人の多くは「報告書」と「所感」を出すように言われます。「セミナー報告書」を求める相手は、違うセミナーに行っていたか、セミナーの内容を知りたい相手なので、セミナーの内容を具体的にわかりやすく説明してください。

その報告の後で、「所感」そのセミナーで自分が感じたことと、これから活かしていきたいことを書いてください。改善点も書くといいです。セミナー報告書は、ほとんど「所感」を求める人が多いので、「所感」に力をいれて書くといいです。

「所感」の意味を理解して

「所感」の意味と使い方・類語と「考察」「雑感」との違い

「所感」とは、「どういうふうに感じたのか」を聞きたいときに使います。そのような聞き方として似ている言葉はたくさんありますが、よく意味を理解すると内容は違います。相手がどう感じたか、それによって今後どの部分がどう変わるのか、どう活かしていけるのかを聞きたいとき、述べたい時は「所感」を使ってください。

「所感」はビジネスシーンで多く使われます。意味をきちんと理解し、間違った使い方をしないように注意してください。

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