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「布石」の意味と使い方例文7つ・「布石を打つ」とは

初回公開日:2017年12月29日

更新日:2020年03月05日

記載されている内容は2017年12月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

ビジネスの勝敗を左右することもある「布石」。皆さんは「布石」を正しく使いこなせているでしょうか。本記事では「布石」の類語と使い方・読み方・例文・語源を紹介していきます。本記事で「布石」に対する理解を深め、「布石」を使いこなしていきましょう。

「布石」の意味

「布石」の意味と使い方例文7つ・「布石を打つ」とは
※画像はイメージです

「布石」とは「後のためにあらかじめ整えておく手はず」のことです。「布石」はたびたび使われる言葉なのではないでしょうか。なぜなら、「布石」の有無がビジネスの勝敗を分けることがあるからです。

「布石」は時として勝負の切り札にもなり得る重要な物です。しかし、意味をよく理解されていなかったり、間違った使い方をされていたりします。本記事では「布石」の類語と使い方・読み方・例文・語源を紹介していきます。

「布石」の読み方

「布石」の読み方は「ふせき」と読みます。建築用語では「ぬのいし」という言葉もありますが、その読み方の場合は指し示す意味も変わっています。ビジネスシーンで使われる場合は、ほとんどの場合が「ふせき」という読み方と意味で使われますので、意味をよく理解して使い分けるようにしましょう。

「ぬのいし」とは

「ぬのいし」とは、そのまま実際の石のことを示します。建築用語では、「玉」という字が「短い」という意味で使われるのに対して、「布」という字は「長い」という意味で使われます。

つまり、「ぬのいし」とは長い石という意味で、土台下などに長く敷いた石のことを示します。建築用語ですので、建築に携わっていない会社でのビジネスシーンではあまり使わないものでしょう。

「ふせき」とは

「ふせき」とは元々囲碁で使われた言葉です。囲碁の序盤戦で後のために要所要所への石の配置をすることを「布石を打つ」といいます。この場合の石とは囲碁の石のことを指します。この布石が後の戦いに重要なものとなってくるのです。

そのことから一般の生活の中でも同じような意味で例えられて使われるようになり、「布石」という言葉は、将来のために配置しておく備えと考えられるようになりました。

「布石」の使い方と例文

「布石」の意味と使い方例文7つ・「布石を打つ」とは
※画像はイメージです

「布石」を含む言葉は、慣用句辞典やことわざ辞典にはほとんど載っていません。しかし、「布石」の適切とされる使い方は決まっています。

たくさんの使われ方がありますが、適切な用法を知って、恥をかかないための布石としましょう。ここでは「布石」の使い方・読み方・例文を、7つ紹介していきます。

例文1:布石を打つ

一般的に一番使用されている使い方に「布石を打つ」があります。「布石を打つ(ふせきをうつ)」の「打つ」は「囲碁を打つ」ことを由来としており「将来を見越して段取りを整えておくこと」という意味です。

例文としては「第1志望合格のために布石を打つ」「彼女は巧みな布石を打った」「今のうちに、勝利のための布石を打っておきたい」というように使用します。

例文2:布石を投じる

「布石を投じる(ふせきをとうじる)」も、使われ方としては「布石を打つ」と同じです。碁石を打つことを「投じる」と表現しているのでしょう。意味合いは「布石を打つ」と同じく「将来を見越して段取りを整えておくこと」として使われています。

似た言葉に「一石を投じる」という言葉があります。水の中に石を投げ入れることなので「投じる」が使われていますが、囲碁の石を打つ「布石を投じる」は正しい言葉ではありません。

例文3:布石を残す

「布石を残す(ふせきをのこす)」は、物語がなにかの「布石」と感じさせるものを残して終わってしまった時などに使用されています。こちらも「布石を打つ」と同じ意味で使われています。

次回への布石を打っているように感じるけれど、次回があるのか確信が持てない、でも今後に何かありそうな展開を残して終わってしまった。というときに使われています。

例文4:布石を作る

次は「布石を作る(ふせきをつくる)」の意味を見ていきましょう。

布石が「将来に向けて事前に準備しておくこと」なので、「布石を作る」は「将来への準備を作っておく」でしょうか。「布石を作る」の意味も「布石を打つ」で十分に表現できます。

例文5:布石を踏む

「布石を踏む(ふせきをふむ)」もたまに使われている表現です。同じ囲碁からの表現で「定石を踏む」という表現があります。こちらは「じょうせきを踏む」と読み、物事をする場合の一番良い手段、方法、手順という意味で使われます。

「定石を踏む」の「踏む」も打つと同じ意味で使われているので、「布石を踏む」も「布石を打つ」と同じ意味で使用されています。

例文6:布石を敷く

「布石を敷く(ふせきをしく)」も、「布石を打つ」と同じ意味として使われていることがあります。しかし建設用語で使われている「布石(ぬのいし)」が土台下に敷く石であり、この表現の仕方では「ぬのいしを敷く」となり、土台下に石を敷くという意味になってしまいます。

「伏線を敷く」と表現することがありますが、布石は「布石を敷く」とは表現しないことになっています。伏線と布石は似た意味の言葉なので注意しましょう。

例文7:布石を置く

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