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「老婆心ながら」の意味と例文2つ・「老婆心」の言い換え表現

初回公開日:2017年12月23日

更新日:2020年08月14日

記載されている内容は2017年12月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

アドバイスや注意をするときによく使われるやや古風な表現に「老婆心ながら」というものがあります。この表現は主にどのような読み方をし、どのような立場で使われるのでしょうか。今回は「老婆心ながら」という表現について、使う時に気を付けるべき点も含めて見ていきます。

「老婆心」とは

よくアドバイスや注意をする方が使う、やや控えめな表現として「老婆心ながら」というものがあります。まずは「老婆心」の部分の読み方ですが、皆さんはどう読むのが正解と考えますか。

一見すると「ろうばごころ」と読みたくなりますが、実は正解は「ろうばしん」です。なかなか間違いやすい読み方であるともいえますので、ビジネスシーンなどで使う時に恥ずかしい思いをしないようにきちんと覚えておくようにしましょう。

「老婆心ながら」の意味

必要以上の世話焼きをしたり、度をこしてあれこれ言うことを「老婆心」と言います。

おばあさんが、必要以上に子供や孫に対して世話を焼くことがあります。時にそれがお節介にまで達してしまうことがあります。そういったことから「お節介とわかっているのだけど」という意味を含んだ表現をするときに使う言葉です。

「老婆心ながら」の使い方と例文

「老婆心ながら」の意味と例文2つ・「老婆心」の言い換え表現
※画像はイメージです

これからご紹介していく「老婆心ながら」ですが、いまいち使い方が分からないという方も、中にはいらっしゃるのではないでしょうか。「老婆心ながら」はどのような場面で使われているのか、使い方と例文に分けてご紹介させていただきます。

使い方1:アドバイスをするときに使う

会社の先輩が、後輩に対して必要以上な忠告やアドバイスをするときに「老婆心ながら言わせてもらいます」などと使います。「老婆心ながら」をつけると「お節介だとはわかっているけど」という謙遜する意味が含まれています。

使い方2:心配するときに使う

「老婆心」とは、おばあさんが子供や孫に対してあれこれ心配をしてしまい、必要以上に口を出してしまうことです。

あまりに心配をしすぎて、相手にとって有難迷惑になってしまうこともあるようですが、必要以上に心配する気持ちに対して「老婆心ながら」をつけることで「口うるさいことを言うだろうけど聞いてほしい」というニュアンスを持った言葉になります。

例文1:「老婆心ながら言わせていただきますと」

「老婆心ながら言わせていただきますと、挨拶くらいしっかりできないと社会人としてこれからやっていけませんよ。」「老婆心ながら言わせていただきますと、間違った認識をしていては仕事に支障がでますよ。」「老婆心ながら言わせていただきますと、あなたのやり方は間違っていますよ。」

例文2:「老婆心ながら心配です」

「老婆心ながら、あなたが一人で生活していけるのか心配です。」「老婆心ながら、体に悪い物ばかりを食べていると体調を崩さないか心配です。」「危ないことばかりをしていると怪我をしないか、老婆心ながら心配です。」

今回ご紹介している「「老婆心ながら」をはじめとして、日本語は使い方を間違うと全く別の意味になってしまいます。

そうならないためにも、実は間違っている、敬語の使い方を紹介しています。「これはどい言えばいいのだろう」と悩んだ経験はありませんか。こちらは、そんな悩みを解決してくれる本です。普段使う敬語に疑問を感じたら、ぜひ読んでみてください。

「老婆心ながら」は目上の人に使えるか

目上の人が後輩に対して使う「老婆心ながら」ですが、上司や先輩など目上の方に使ってもいいのでしょうか。

結論から言うと、目上の方には使ってはいけません。「老婆心ながら」は年上、または自分より経験が豊富な方が使う言葉であり、目上の方に使う言葉ではありません。

では、目上の方に進言したい場合どういった言葉を使えばいいのかをご紹介します。

目上の人に使える「老婆心ながら」の言い換え表現

仕事をしている際、上司や先輩も人間ですので間違ったことをいう場合があります。後輩からすれば、進言しにくい場面も多々あります。

しかし、どうしても進言しなくてはならない場面もあります。そういった時には、「老婆心ながら」ではなく同じ意味ではありますが、別の表現で言い換えましょう。

「失礼ながら」

基本的に目上の人に進言することに抵抗を感じます。しかし、上司も人間です。ときに間違えてしまうこともあります。どうしてもその間違いに対して、こちらから指摘しなくてはいけない場合、「失礼ながら」を使いましょう。

「失礼ながら」は「老婆心ながら」の言い換え表現ですので、意味としては同じですが少し柔らかい意味でとらえられるのではないでしょうか。

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