Search

検索したいワードを入力してください

「改定」と「改訂」「改正」の違い・意味と使い方・読み方

初回公開日:2017年12月27日

更新日:2020年08月14日

記載されている内容は2017年12月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

「改定」「改訂」「改正」、使い分けていますか?似た様な意味だろうと考えて適当に使ってしまうと相手に失礼になってしまうかもしれません。特に「改定」と「改訂」は読み方は同じですが意味が違います。この機会に見直しておきましょう。

「改定」「改訂」「改正」

「改定」と「改訂」「改正」の違い・意味と使い方・読み方
※画像はイメージです

「改定」「改訂」「改正」意味が違うのをご存知でしょうか。書類などの間違いを正すとき、あるいは書き換える時にあまり意識せずに使っている人も多いのでは。実はニュアンスが違うので、うっかり使い間違えると失礼になってしまうこともあります。

特に「改定」と「改訂」は読み方が同じなのにも関わらず意味が違います。予測変換で何気なく先に出てきた方を使ってしまっている人も多いのではないでしょうか。意識して使い分けられるようになりましょう。

「改定」の意味と使い方

「改定」と「改訂」「改正」の違い・意味と使い方・読み方
※画像はイメージです

初めに「改定」からご説明いたします。「改定」は「新しく定めなおすこと」を意味しています。「書類を改定いたしました」と言うと、特に間違いがあったという訳ではないけれど、新しく定め直した部分があるという意味になります。

「この書類の会議の日程を改定しました。会議は6月6日になります」と書くと、書類を作った後で日付の変更があった。だから書類を新しく作り直した。という意味になります。

法律が作り直された場合には「改定」が使われます。間違いが正されたのではなく、新しく定め直された、と言う意味合いが相応しい場合が多いためです。「改正」でもよいのではないか、と思う場合も時にありますが、不必要な混乱を避けるために法律が作り直されたことを告知する場合は「改定」という言葉で統一されています。

「改定」の読み方

「改定」は「かいてい」と読みます。読み上げることが少ないので読み方を間違ってしまいやすいです。とはいえよく使う言葉なので、間違うと恥ずかしいです。ひねった読み方はせずにそのまま「かいてい」と読みます。

「改訂」の意味と使い方

「改定」と「改訂」「改正」の違い・意味と使い方・読み方
※画像はイメージです

「改訂」は「間違いを正すこと」を意味します。「書類を改訂した」と言った場合、書類に間違いを見つけたのでそこを正した、という意味になります。

「会議の日程が変更になったから新しい日付で書類を作り直した」と言いたい時に、「日付の部分を改訂しました」と書いてしまうと「日付を間違っていたから直した」という意味になってしまいます。

以前の契約が今の状況にそぐわないものになってきたので、二人で話し合って新しく定め直したい。というような場合に「契約を改訂したい」と書いてしまうと、現在結んでいる契約が間違いであるかのようなニュアンスになってしまいます。

「改訂」には「間違いを正す」という意味があると覚えておくようにしましょう。

「改訂」の読み方

「改訂」は「かいてい」と読みます。「改定」「改訂」は読み方が同じなので、口頭で説明する場合は工夫が必要です。

「改訂」と言いたい時は「書類を改訂しました」とだけ言うのではなく、「この書類の此処が間違っていました。そのためこのように改訂しました」と言った方がいいです。「改定」と言いたい場合は「書類のこの部分が変更になりました。そのため改定いたしました」と言えば伝わるでしょう。

「改正」の意味と使い方

「改正」は「不適当なところを改める」という意味です。「ソックスは白のみという校則は意義が無いと生徒会で判断されたので、ソックスの色は自由という形に改正された」などの使い方をします。古い規則を変える場合などによく使われます。

「新しく定め直す」あるいは「新しく定め直すべきだ」という意味あいで使われることが多い言葉ですが、「改定」とは異なって間違いを正す、というニュアンスがあります。

現状の法律が間違っているという意識を持っている人が、その改定を求める時には「法律の改正を求める」という言い方をします。実際に法律が改められた場合は「改正された」ではなく「改定された」と表現します。少しややこしいですが、法律の変更は「改定」で表現を統一すると決められているためにこうなっています。

「改正」の読み方

「改正」は「かいせい」と読みます。正しく改めるという意味の言葉です。

契約を見直したいから話し合おう、というような場合に「契約を改正したい」と伝えると現状の契約に誤りがあるようなニュアンスになります。間違いと言う訳ではないけれど新しく定め直したい、ということを伝えたい場合は「契約を改定したい」と伝えます。

「改定」と「改訂」は混同しやすい

「改定」と「改訂」「改正」の違い・意味と使い方・読み方
※画像はイメージです

「改定」「改訂」は読み方も字面も似ているので混同しやすいです。しかし、間違えてしまっては意味がずれることも多いです。

「定」と「訂」の漢字の意味を押さえておくと、混同しにくくなります。

「定」という字の意味

「定」は訓読みで「さだめる」と読みます。「さだめる」とは「ある形に落ち着かせる。安定させる」という意味です。

「改」は「あらためる」と読みます。「あらためる」は「新しい形に変える」という意味です。

「改定」は「新しい形に変える」「その形に落ち着かせる」と言う字をあてます。「新しい形に変えて、その状態で落ち着かせる」という意味の言葉です。

「訂」という字の意味

「訂」は「間違いを正す」という意味の漢字です。「訂正」「校訂」など、間違いを正すという意味の言葉によく使われます。

「改訂」は、「間違いを正すために新しい形にかえる」という意味です。

Latests