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「ペンディング」の意味・ビジネス用語としての正しい使い方

初回公開日:2018年03月15日

更新日:2020年03月13日

記載されている内容は2018年03月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

ビジネスでよく見かける「ペンディング」という用語ですが、実は意味を理解して正しく使えている方は意外と少ない用語です。「保留」「先送り」として認識される「ペンディング」の意味を正しく身につけ、ビジネスの場で活用していきましょう。

「ペンディング」の意味

ビジネスでよく見かける「ペンディング」という用語ですが、実は意味を理解して正しく使えている方は意外と少ない用語です。こちらでは「ペンディング」の意味を確認し、使い方を正しく身につけます。

ビジネスの場で「ペンディング」を正しく用いることで、できるビジネスパーソンとして活躍していきましょう。

ビジネス用語としての「ペンディング」の正しい使い方

ビジネスにおける打ち合わせの場において、「その件はペンディングでお願いします」、「ペンディング事項を確認しよう」といった場面が発生します。あるいは、プロジェクト管理の現場では、「ペンディング事項は期限管理されているか」、といった照会などがあります。

まず初めに「ペンディング」の言葉の意味を確認します。そして正しい使い方を理解しその用法を身に付けます。

ペンディングとは?

「ペンディング」とは「未解決の状態にとどまっている」という意味や、「保留」、「留保」といった意味を持ちます。英語のpendingは上記よりも意味の対象は広くなっています。似たような意味である、「未決定の」、あるいは「審理中」といった意味に加え、「宙ぶらりん」、「係争中」という意味も含まれています。カタカナのペンディングと英語のpendingでは多少意味の幅が異なります。

ビジネスの場では、進捗報告、課題管理打ち合わせのような場で、管理項目毎のステイタスを確認する場面において、「当該事項はペンディングにしましょう」といった伝え方で使われる場面が多い用語です。

ビジネスにおいて、「ペンディング」が使われる具体的なシーンはこの後で整理します。

仕事におけるペンディングが使われる場面

仕事において「ペンディング」が使われる場面を整理します。「ペンディング」が使われる場面を整理するには、何が「ペンディング」として扱われるのかを確認する必要があります。

ペンディングとして扱う対象として、各人が仕事を進めていくうえでとても大切な単位である「タスク」について最初に確認します。

プロジェクト、案件におけるタスクとは?

まずは「ペンディング」という用語が使われる対象の「タスク」について整理します。通常の仕事は、タスクの組み合わせになります。プロジェクトや案件、あるいは日常の事務作業などをタスクとしてブレイクダウンし、ある程度の塊り(かたまり)として分解したあと、1~3時間程度で対応する程度のもっと細かいタスクまで分解します。

タスク分解したタスクは、単独で対応できるタスクもありますし、別のタスクの結果を受けてようやく進めることができるタスクもあります。自分独りで進めることができるタスクであれば、順番にこなしていけば各タスクは完了していきます。他人の作業タスクが自分の作業タスクのインプットになる場合や、業者さんからの見積りをもって決裁回付するなど、外部要因により自分で制御できないタスクもあります。

タスクとステイタス管理

実際の業務では、上記のように単純にタスクが進むことは珍しく、たいていは複数のタスクが別のタスクと関係しており、状況に応じて順番や内容を組み替えるなどしてタスク状況を整理する必要があります。

タスク状況を整理するとき、あるタスクについては推進を「保留」あるいはタスク内容を「先送り」して、別のタスクと優先順位を変更するケースが発生します。この「保留」や「先送り」したタスクは「ペンディング状態」として取り扱われます。また、タスクを「保留にする」ことや「先送りにする」ことを「ペンディングにする」と表現します。

営業におけるペンディングの使われ方は?

営業といっても、タスク分解されたタスクについては、通常業務とそれほど違いはありません。しかし、業者さんや開発部署といった他部署との共同・調整事項が多い業務であることから、共同してタスクの管理にあたる場面は多くなります。

自分自身だけでは制御できないタスクが多くなり、タスクリストの確認や他社・他部署を含めたタスクの状態確認など、複数関係者と調整が必要なタスクは多くなります。そのようなタスクは「ペンディング」対象として管理対象の一覧に加え、適切にコントロールしていく必要があります。

会議におけるペンディングの使われ方は?

自部署の他のメンバーとの会議であっても、異なる職種・会社との会議であっても、共同で進めているプロジェクトや案件があれば、個々のタスク進捗は共有する必要があります。進捗していないタスクについては、課題を明確にしたうえで「ペンディング」対象として管理します。

一方、複数のメンバーが参加する会議においては、会議の目的に応じて議事を進行させる必要があります。結論が出ないような議題や誰かが持ち帰って確認しないと進まないような議事は速やかに結論保留、結論先送りとして会議を進行することが求められます。この場合にも「この議題はペンディングにしましょう」といって打ち切りにする場合があります。

なぜ「保留」「先送り」といわずに「ペンディング」というのか?

「仕事」「営業」「会議」といったシーン別に「ペンディング」が用いられるケースを確認しました。実際にはどのシーンでも「保留」や「先送り」といった表現で代替することができ、わざわざ「ペンディング」といったカタカナ英語で表現する必要はないとも考えられます。

しかし、取引先などと進めているような案件の場合、案件停滞がイメージされる「保留」や「先送り」といったネガティブワードはプロジェクトの印象を悪くしてしまいます。また、「先送り」といった言葉は「後回しにしている」といった印象を持たれる場合もあります。

ビジネスの場では、「保留」「先送り」といった言葉を「ペンディングする」「ペンディング状態」として言い換えることで関係者が抱くイメージを変え、不要な心配や誤解を避けることも必要です。

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