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「オブラートに包む」の意味と使い方・言い方の例・類語と語源

初回公開日:2018年03月28日

更新日:2020年08月14日

記載されている内容は2018年03月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

「オブラートに包む」言い方は直接的に伝えるのではなく、相手の気持ちを考えて柔らかい言い回しで表現することです。私たちの社会生活の中では、「オブラートに包む」言い方はとても大切な表現です。「オブラートに包む」という使い方や語源などをご紹介します。

「オブラートに包む」の意味と使い方

皆さんも「オブラートに包む」という言葉を今までに使ったことがあるのではないでしょうか。直接的に伝えると相手を傷つけてしまうと感じるときや、言いづらいと思ったときに、間接的な柔らかい表現で伝えることを「オブラートに包む」と言います。

語源であるオブラート自体があまり見られなくなっていますが、「オブラートに包む」言い方はあらゆる場面で必要になります。その「オブラートに包む」の意味や使い方をご紹介します。

「オブラートに包む」言い方の例

「オブラートに包む」と言ってもさまざまな言い方があります。その一例をご紹介します。

ハゲ

ハゲの人は大抵ハゲていることを気にしています。その人にハゲと言うのはまさに失礼に値します。しかし、カツラのお店など職業柄ハゲていることを言葉しないといけない場面もあります。また、ハゲ始めていることに気付かせてあげたい時もあるでしょう。そんな時に「オブラートに包む」言い方が役に立ちます。

「ハゲている方」→「御髪の薄い方」

太った

親しい仲にも礼儀ありというように、「太った」や「デブ」といった言葉も親しい人に言われると傷つくものです。しかし、付き合っている相手に健康のことも考えて太ったことを口にしないといけないときや、夫婦でも太ったことを相手に分かってほしいときはあります。そんな時の「オブラートに包む」言い方をご紹介します。

男性が女性に言う場合
「少し太った?」→「少しふくよかになった?」

女性が男性に言う場合
「少し太った?」→「少し恰幅が出てきた?」

お見合いをしたが容姿や性格が合わず断りたい

お見合いをしたはいいけれど、相手のことをどうしても好きになれないことはあります。そんな時に、直接的な表現であなたのことが好きではありませんと伝えてしまうと、相手を傷つけてしまいます。そんな時は、「オブラートに包む」言い方で断りましょう。

「あなたのことが好きではありません」→「あなたのような素敵な女性(男性)は、私にはもったいないです」

ダサい

付き合っている恋人の服のセンスが悪く、なんとか気付かせたいと思ったことはないでしょうか。しかし、好きな相手からセンスが悪いと率直に言われると、相手を極度に落ち込ませてしまうかもしれません。そんなときに役立つ「オブラートに包む」言い方をご紹介します。

「服のセンスがダサい」→「こっちの服の方が似合うと思うよ」

「オブラートに包む」言い方をするには

「オブラートに包む」言い方をするにはどうすればいいのか、についてご説明します。

反対の言葉を否定する

「オブラートに包む」言い方は、直接的な表現で相手に伝えるのではなく、遠回しな表現で伝えるので、とても難しいように感じます。例えば、直接的に伝えるのであれば、自分の感情のままに、あなたの性格が嫌いですと言えます。しかし、「オブラートに包む」言い方は、嫌いですを言い換えないといけません。一番簡単なのは、反対の言葉を否定する方法です。

「あなたの性格が嫌いです」→「あなたの性格が好きではないです」
「この料理は不味いです。」→「この料理は口に合わないです」

肯定してから意見を言う

反対の言葉を否定する言い方は、直接的な表現よりは刺激は少ないですが、これだけではまだ強い言い方が残っています。その場合は、もう一段階付け加えます。一度肯定文を入れてから自分の意見を言います。

「あなたの性格が嫌いです」→「あなたのはっきりとものを言う性格は素敵です。しかし、もう少し相手の気持ちを考えた言い方のほうが良いと思います。」

「この料理は不味いです」→「この料理の具材はとても美味しいです。しかし、もう少し出汁をとった方がもっと美味しくなります」

オブラートに包む」の類語

オブラートに包む」の類語は、さまざまありますが、その一部をご紹介します。

慣用句

「オブラートに包む」 の類語は、「遠回しに言う」「言葉を選ぶ」「婉曲的に言う」「間接的な言い回し」「柔らかい表現で伝える」などです。

どれも相手に刺激を与えないようにそれとなく気付かせたり、言葉の表現を選んで伝えるという意味です。しかし、あまりにも遠回しな表現をしてしまうと、言いたいことの本質が相手に伝わらなかったり、違う意味に捉えられてしまうこともありますので注意が必要です。

「オブラートに包む」の語源

「オブラートに包む」の語源は、オブラートの使い方に由来します。オブラートとは、でんぷんなどで作られている紙状のもので、水に溶けやすく、苦い薬などを包んで飲むことで苦さを軽減するためのものです。同じように、「オブラートに包む」とは、薬の苦さを包み隠すように、直接的に伝えるのではなく、間接的な柔らかい表現で伝えることを意味しています。

以前は子供に薬などを飲ませるために使用していましたが、今では子供でも飲みやすいように薬が甘くなっていたり、カプセル状になっているので、オブラートはあまり見かけなくなりました。

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