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「お邪魔します」の意味と類語・挨拶で使うのは失礼なのか|関西

更新日:2022年05月27日

海外には「お邪魔します」という言葉は存在しません。「お邪魔します」の言葉には「私のために時間や場所や労力を提供してくださりありがとうございます」という意味が込められており、奥ゆかしい日本の美学を感じます。世界に誇ることができる言葉です。

「お邪魔します」を言わない人の中で最も多いのがこのパターンではないでしょうか。例えば、部屋を訪れた時玄関の広さに感動して忘れてしまった、などがこのパターンです。本人に悪気はないため、部屋に招いた人もあまり気にかけないでしょう。「忘れてるよ」と伝えると素直に「お邪魔します」と言ってくれるでしょう。

2. 他人の空間だと思っていない

こちらは特殊な例です。友人や恋人の家に招かれた時、そこが他人の空間ではなく自分がいて当たり前の空間だと認識していると「お邪魔します」という言葉は出てきません。「お邪魔します」よりも「ただいま」という気持ちが強いためです。異性を自分の部屋に招いた時、「お邪魔します」でなく「ただいま」と言われると距離が縮まった気がする人も少なくないでしょう。

3. 言う習慣が身についていない

こちらも特殊なパターンです。子供の時から「お邪魔します」という習慣がなく、大人になっても言わないことが当たり前になっている人は少なからずいます。このパターンの人を家に招いた時は、少し残念な気持ちになってしまうでしょう。しかし一度伝えれば次からは「お邪魔します」と言ってくれる可能性が高いです。

「お邪魔します」と「伺います」の違いとは

電話で相手の会社に訪問するアポイントメントをとる時、「お邪魔します」と「伺います」はどちらを使うべきか迷います。簡単に言うと丁寧な言い方が「お邪魔します」で、より丁寧な言い方が「伺います」です。ビジネスで使う場面では「伺います」を使えば間違いないでしょう。

また「お邪魔します」と「伺います」には距離間や時間による違いがあります。「お邪魔します」はすでに目的地におり、すぐに入ることができる状況で使用します。「伺います」は目的地から離れていたり、まだ目的にいく時間が迫っていない時などに使います。

関西弁での「お邪魔します」の言い方

関西弁では「お邪魔します」の言い方も微妙に変わります。京都弁では「お邪魔します」を「ごめんやす」という言い方をします。主に年配の方や舞妓さんなどが使う言葉ですが、「お邪魔してごめんなさい」というニュアンスが込められた言葉です。京都の方の柔らかな口調にぴったりな言葉です。

関西では「お邪魔します」のイントネーションも異なります。例えば関西出身だと知らなかった友人を家に招いた時、「お邪魔します」のイントネーションを聞いて関西出身だと知ることができる例もあります。

関西で愛されている「お邪魔します」

関西の特に笑いの世界では「お邪魔します」に関係したギャグがたくさん存在します。吉本新喜劇では「邪魔するで〜」「邪魔するんやったら帰って〜」「はいよ〜」という鉄板のくだりがあります。「お邪魔します」という文化が根付いてるこそ、みんなが笑うことができるくだりになったのでしょう。

同じく吉本新喜劇に所属する安尾信乃助さんのギャグで「お邪魔しますか」「お邪魔するかも」などというものもあります。どちらもお店や部屋に訪れる時にいう言葉で、みんなが「お邪魔します」を期待しているからこそ大きな笑いになります。

必要の無いところで語尾に「か?」を付け、疑問形とする。「おじゃましますか?」「私、ここの店の従業員で安尾といいますか?」などがある。逆に必要なときに「お二人は付き合ってるんです」などと「か?」を省く。また「私、用があって来たんですか?」 (私、用があって来たんですが)などと「か」に濁音を付けず、「点々を付けてくれんと」と共演者に指摘されると、全ての文字に濁音を付けて話す。
舞台に登場しながら「お邪魔するかも」などと言う。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E5%B0%BE%E4%BF%A1... |

「お邪魔します」に見る日本の美学

海外のドラマなどを見ていると「お邪魔します」と同様の意味合いのセリフはあまり登場しません。日本のように、部屋に招かれた時「お邪魔します」と伝え、頭を下げ、場合によってはお土産を持っていく文化を持っているのは世界でも多くないのではないでしょうか。

ただの言葉ですが、言うか言わないかで相手に与える印象は大きく変わります。ブログやSNSに訪問する時も「お邪魔します」という言葉を使う人もいます。

「お邪魔します」という言葉には、奥ゆかしい日本の美学を感じます。「おもてなし」という言葉が有名になり世界中で使われていますが、「お邪魔します」にもそれに負けないくらいの想いが込められています。世界に誇るべき日本の美しい言葉のひとつと言えるでしょう。

初回公開日:2018年04月03日

記載されている内容は2018年04月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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