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「ご参考までに」の意味と使い方・類語・敬語|送付/メール

初回公開日:2018年06月04日

更新日:2020年03月10日

記載されている内容は2018年06月04日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

ビジネスで使われる言葉に「ご参考までに」という言葉があります。相手方に必要な書類の確認や判断の材料を提供する時によく使われる「ご参考までに」は意味や使い方を知って使えるようになると便利です。そんな「ご参考までに」について紹介します。

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「ご参考までに」の意味と使い方

「ご参考までに」という言葉を使うには、その意味と使い方を知っていると便利です。ですので次から意味と使い方について個別に紹介します。

意味

「ご参考までに」の意味は、ある判断をする時に判断のための材料となる情報を伝えたり、求めたりするという意味です。この時に伝えるあるいは求める情報は、ある判断をする時に決定的となる情報だけではなく考える程度のものも含めます。

使い方

「ご参考までに」の使い方は、ある判断をする時の材料にはなるが、結論を決めるのに大きな役割を果たさない程度の情報を伝える時に使います。もしくは話題としている内容に直接は関わらないが知っていると便利な内容を伝える時にも使います。

他にも判断材料になり、結論を決める時に大きな役割を果たす情報を伝えると気にも使うことがあります。そのような時は、相手に意見を押し付けていると取られないよう言葉に気遣っている時に使われることが多いです。

「ご参考までに」の例文

ここまでで「ご参考までに」の意味合いや使い方などについて紹介してきました。次からは具体的な使い方について例文を紹介します。

ご覧ください

「ご参考までに」を使った例文のひとつに「ご覧ください」と合わせて使う場合があります。この場合は大きく分けてふたつの状況があり得ます。

ひとつは相手方に積極的に情報を伝えるためではなく補助的な、あるいは消極的に情報を伝える場合に使います。「ご覧ください」は「見て欲しい」という意味合いを持ちますが、見るか見ないかは相手にゆだねる場合です。

これとは別に相手方に積極的に情報を伝えることを前提として、相手方に確認を求める場合に使うこともあります。これは相手方に失礼にならないように言葉遣いを気遣っている場合に当てはまります。前者の例文は次のようなものになります。

「すでにお選びになられた商品以外にも当社は取り揃えておりますので、ご参考までにご覧ください。」

これに対し後者の例文は次のようなものになります。

「買収予定地の写真を用意しましたので、ご参考までにご覧ください。」

送付

「ご参考までに」を使った例文のひとつに「送付」と合わせて使う場合があります。これも前述している「ご覧ください」と同じように大きく分けてふたつの状況があり得ます。ひとつが相手方に消極的あるいは補助的に情報を伝える場合であり、もうひとつが言葉遣いに気遣いながらも積極的に情報を確認して欲しい場合です。

ただし「送付」の場合は相手方に何らかの情報確認を求める物を送り付けることが前提ですので、後者の目的で使われることが多いです。そのような場合は受け取った相手方は送り付けられた物を確認しておかなければ問題が発生する可能性が高くなります。そして例文としては前者の場合は次のような例が挙げられます。

「新商品を開発しましたので、ご参考までにカタログを送付しております。」

後者の例文は次のような例が挙げられます。

「先日成立しました契約内容の詳細について、ご参考までに送付いたしました。」

ご拝読ください

「ご参考までに」を使った例文のひとつに「ご拝読ください」と合わせて使う場合があります。これも前述している「ご覧ください」と同じように大きく分けてふたつの状況があり得ます。ひとつが相手方に消極的あるいは補助的に情報を伝える場合であり、もうひとつが言葉遣いに気遣いながらも積極的に情報を確認して欲しい場合です。

「ご拝読ください」は文章を読んで貰うという積極的な行動を前提としていますので、「ご覧ください」よりも積極的に情報を確認して欲しい場合が多いです。そのような場合は相手方は内容を読んでおかなければ問題が発生する可能性が高くなります。そして例文としては前者の場合は次のようなものが上げられます。

「会誌に寄稿する文章ができあがりました。掲載前ですが、ご参考までにご拝読ください。」

後者の例文は次のような例が挙げられます。

「会議で使う文章になりますので、ご参考までにご拝読ください。」

添付します

「ご参考までに」を使った例文のひとつに「添付します」と合わせて使う場合があります。「添付します」の「添付」は書類などを補足するために添え付けるものを本来は意味します。ですので本来の意味からすれば重要度は低くなります。ですが近年ではメールを使用する場合に使うことが多くなり、意味合いとして変わってきています。

メールの場合は補足するのではなく重要度の高い主体となる情報を別に貼り付けて送り付けるという意味合いで使われることが多いです。ですので言葉遣いに気遣うために「ご参考までに」という言葉と合わせていても、積極的に内容を確認して欲しい場合に使うことが多いです。例文としては次のようなものが挙げられます。

「今回の契約について、ご参考までに関係書類を添付して送っております。」

「ご参考までに」の類語・言い換え

言葉は類語を知っていると言い換えができて便利です。ですので次から「ご参考までに」の類語と言い換えについて紹介します。

ご参照までに

「ご参考までに」の類語として「ご参照までに」という言葉があげられます。読み方は「さんしょう」と読みます。これを使い「ご参考までに」を言い換えることができます。「ご参照までに」の「参照」は、ある事柄にある事柄を照らし合わせて判断の材料とするという意味を持ちます。「参考」と同じような意味合いです。

ただし参照は、ある事柄からある事柄に指示を与えるという意味合いも持ちます。ですので「参考」よりも強く対象となる相手に情報を示す意味合いで使われることが多いです。より積極的に相手方に情報を確認して欲しい時にも「ご参考に」を「ご参照までに」と言い換えて使うことがあります。例文として次のようなものが上げられます。

「こちらが新しく納品した機械の注意書きになりますので、ご参照までにご確認ください」

お目通し

「ご参考までに」の言い換えの言葉として「お目通し」があります。読み方は「おめどおし」になります。「お目通し」の意味は目上の相手が何らかの判断の材料となる情報や実物を全体を通して確認することを意味します。「ご参考までに」には判断の材料となる情報を提供するという意味合いもありますので、そういう意味合いで「お目通し」は言い換えに使えます。

ただし「お目通し」の場合は一部ではなく全体を見ることを意味し判断の材料として確認して貰う意味合いが強いです。そのため相手方に対して積極的に内容を確認して欲しい場合に使います。そのような時に相手方への言葉を気遣う場合に「お目通し」は「ご参考までに」の言い換えとして使われます。例文としては次のようなものが上げられます。

「明日の会議で取り上げる議題に関する資料をお渡ししますので、お目通しをお願いします。」

「ご参考までに」の敬語

「ご参考までに」という言葉は、相手に対して気遣う場合に使われる言葉です。そのような場合に気を付けないといけないのが敬語としての使い方です。ですので次から「ご参考までに」の敬語について紹介します。

尊敬語

敬語には尊敬語・謙譲語・丁寧語がありますが「ご参考までに」の場合は尊敬語として使われます。この場合「参考」に接頭語として「ご」を加え「ご参考」という形で使われます。そこに副助詞である「まで」に格助詞である「に」が付けられたものが「ご参考までに」になります。ここでの「までに」はある事柄の程度をあらわしています。

ですので「ご参考までに」は「参考にする程度」という意味合いを持った「参考までに」に接頭語として「ご」を付けることで尊敬語にしたものになります。そのため「ご参考までに」自体が尊敬語であるため敬語として使えます。ただしそのまま使うと相手に敬意を示していないと取られる場合があります。

これは「ご参考までに」が相手の受け取り方に任せるという意味合いも持っているため、相手方に丸投げしているようにとられることもあるからです。そういったことを避けるために必要なことを次から紹介します。

丁寧な形にする

「ご参考までに」を使う時に気を付けなければいけないのは、使用する文章全体を通して丁寧な形にすることです。「ご参考までに」には判断して貰う内容の材料となる情報を渡すという意味合いも持っています。ですので確認して貰うという意味合いも同時に持ちます。

そのため「ご参考までに」を使えば「ご覧に」や「拝読」などの確認をする言葉を後に付け足さなくても国語としては不要です。ですがそれですと相手に対して失礼に当たる場合があります。例文としては次のようなものが上げられます。

「ご参考までに資料を送りました。」

国語的な意味合いとしてはこれでも間違いではありません。ですが相手方に対して言葉を省き失礼だと思われる可能性が高くなります。そのため全体を通して丁寧な形にする必要があります。例文としては次のようなものが上げられます。

「ご参考までに資料を送らせて頂きましたので、お手数ですがご確認ください。」

言い換える

丁寧な形にしても「ご参考までに」という言葉から相手方に丸投げしているように思われ、失礼だと取られることもあります。そのような場合に便利なのが言い換えることです。前述していますが「ご参考までに」の言い換えの言葉に「お目通し」があります。「お目通し」は目上の相手に使う言葉ですので失礼だと思われることが「ご参考までに」よりも少ないです。

ですので「ご参考までに」を使うと気にされる相手に対しては「お目通し」で言い換えると便利です。例文としては次のようなものが上げられます。

「資料を送らせて頂きましたので、お手数ですがお目通しください。」

ビジネスでの「ご参考までに」の使い方

ここまでで「ご参考までに」について意味や使い方など紹介してきました。この「ご参考までに」ですがビジネスで使われることも多いです。ですので次からビジネスでの「ご参考までに」の使い方について紹介します。

判断材料として

ビジネスでの「ご参考までに」の使い方のひとつに判断材料として使って欲しいものを提供する場合に使うことがあります。提供した情報をどう受け取り判断するのかは相手方に任せる場合に使います。

確認として

ビジネスでの「ご参考までに」の使い方のひとつに相手方に確認して貰う時に使う場合があります。相手方に確認を強制するような意味合いで取られないよう言葉を気遣って使う場合です。あくまでも気遣いで「ご参考までに」を使っていますので意味合い的には積極的に確認をして欲しい時に使います。

ですので自分が「ご参考までに」という言葉を使われた場合でも内容を積極的に確認して欲しい時があり得ますので注意が必要です。

メールでの使用

メールで「ご参考までに」を使うこともあります。メールのような文章ですと話し言葉よりも丁寧さが求められることが多いため、積極的に内容を確認して欲しい場合でも「ご参考までに」は気遣いとして使われることが多いです。ですがメールを送ってきた相手は積極的に確認して欲しい場合が多いので注意が必要です。

「ご参考までに」を上手に使っていきましょう

「ご参考までに」は使い方によって相手に言葉を気遣う場合に使うことができます。また補助的な情報を知らせるといった目的でも使える言葉です。そのため使い方によっては相手方にこちらの意図が伝わらなかったり、逆に自分が受け取った時にそれほど重要でない情報だと思い確認を怠るといったことが起り得ます。

そういったことに注意して意味や使い方を知っていると、ビジネスなどで使うことのできる便利な言葉ですので上手に使っていきましょう。

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