「お加減」の意味と使い方を解説!例文や相手にたずねる際の注意点も
更新日:2022年04月25日
「お加減いかがですか?」という言葉を聞いたことがあるという方は多いでしょう。
これは目上の人の健康状態をたずねるときに使う言い回しとなっていますが、「正しい使い方が分からない・・・」「上司や取引先に対して失礼にならないだろうか?」と不安に思ってしまい、心配している気持ちを伝えられずにいる人も多いのではないでしょうか?
この記事では、「お加減」という言葉の意味と、正しい使い方や注意点について紹介していきます。また、自分が連絡をもらう側になったときの返信のポイントも、例文をまじえてご紹介します。
ビジネスシーン、プライベートを問わず、手紙やメールでも使える言い回しのため、目上の人の健康状態をたずねる前にぜひ確認してみてください。
「お加減」の意味と正しい使い方とは?
「お加減」とは、目上の人の健康状態をたずねるときに使う言葉です。名詞の「加減」に、接頭語の「御」がついたもので尊敬語のため、目上の人にのみ使いましょう。
ビジネスシーンではもちろん、恩師などプライベートでお世話になった人の体調をたずねるときにもおすすめです。ただし、健康な人へ使うのは失礼にあたるため、注意が必要です。
「お加減」の意味と類語
「お加減」には意味が2つあります。正しい意味を知って、間違った使い方をしないようにしましょう。
また、類語についても紹介していきます。別の言葉に言い換えることができるようになると、さまざまな場面で応用して使うことができます。
「お加減」の意味は2つある
「お加減」には「目上の人の健康状態」という意味があります。「お加減いかがですか?」と、相手のことを気遣って丁寧にたずねるときに使う言葉です。
尊敬語のため、上司などの目上の人や取引先の担当者へなど、特にビジネスシーンで使うことが多いでしょう。
もう1つ、「物事の具合」という意味もあります。「お湯加減いかがですか?」「ちょうどいい塩加減ですね」「取引先との打ち合わせはどんな加減ですか?」など、程度や量、物事の状況で使います。
「お加減」の類語
「具合・調子・体調」が「お加減」の類語として挙げられます。「具合」は「今日は具合が悪いので休みます」など、自分のことを話すときにも使うでしょう。
相手を気遣うときは「お身体の具合はいかがですか?」「身体の調子はいかがですか?」「その後、体調はいかがでしょうか?」など、言い換えて使うことができます。
ただし「お加減」よりやや砕けた表現ですので、注意が必要です。自分と近しい間柄の人に使える言葉として覚えておきましょう。
「お加減」の使い方と例文
初回公開日:2022年04月25日
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