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ビジネス実務法務検定の難易度と勉強方法|資格の合格率と勉強時間

更新日:2020年08月20日

ビジネス実務法務検定は、企業人に必要な法令知識が身に付きます。コンプライアンスの必要性が注目れるようになり、後援する企業も増えています。ビジネス実務法務検定はどれくらいの勉強期間が必要なのか、独学でも目指せるのかなど詳しくご紹介します。

ビジネス実務法務検定とは?

ビジネス実務法務検定は、企業人に必要な法的知識の習得のため東京商工会議所が設立した公的検定試験です。自分を守る仕事の法律入門と呼ばれる検定試験です。

ビジネス実務法務検定は法務部門だけではなく、営業、販売、総務、人事など幅広い職種で必要な法律知識が身に付きます。営業で取引先とのトラブルでの場面も、正しい判断がつけば未然に防ぐ事ができます。

働くうえでトラブルはつきものです。ビジネス実務法務検定で法律の知識を身に着けておけば、業務上のリスクを減らす事ができます。この検定は、主要分野を幅広くカバーしているので、業種を問わず役立ちます。

キャリアアップになる!

ビジネス実務法務検定に合格すれば、仕事の質がアップします。管理職には部下のリスク管理が幅広く対応できるようになります。たとえ、人事異動で他の部署に異動しても知識が生かされてスムーズに新しい仕事を処理する事ができます。

実際に検定で使う公式テキストには、ビジネスシーンで使う法律知識が題材となり、実務を行う時に大変役立ちます。業務の流れがわかってくるので、仕事に対して面白みがでて自信がもてるようになります。今や社会人必須のスキルと言っても良いでしょう。

例えば、会社で働いていると仕事でミスをすることがあります。大きな失敗ですと会社に損害を与えることになります。うっかりして行ったことが、後々大変な事態を招くことがあります。このような事も、ビジネス実務法務検定で学んだ法律知識を知っていれば未然に防ぐことができます。

資格難易度

ビジネス実務法務検定は1級から3級までありますが、最低合格ラインは70%です。3級と2級は100点満点中70点、1級は200満点中140点分正解すると合格です。1級は共通問題と選択問題の2種類に分かれており、各問題で最低50%の正解率が必要です。

そして、問題形式は3級と2級がマークシート方式、1級は筆記試験になります。3級の難易度は低く合格率が高いですが、2級になると出題問題の難易度にバラつきがあるため、合格率が大きく変わります。

1級はやはり難易度が高く合格率も10%程度、バランスのいい学習で勉強をして突破するのがカギでしょう。

ビジネス実務法務検定独学での勉強方法

ビジネス実務法務検定を独学で目指す場合、どうしてもスケジュール管理が甘くなる場合があります。スケジュール管理が上手くいかず、最悪の場合試験1か月前になっても勉強する時間が無く、試験当日をむかえ結局不合格になる場合もあります。

このような状態にならないようにするには、資格を取ると決めたら試験日までの日数を計算して1日あたりどれくらいの勉強時間が必要なのか計算をします。そして、ノルマは時間設定ではなく、勉強内容で設定します。

会社の同僚や友人が同じ時期にビジネス実務法務検定を受けるのであれば、積極的にコミュニケーションを取って意識を高めることも重要です。独学は徐々にモチベーションが低下しやすくなります。始めたころの気持ちを忘れずに勉強をすることが重要です。

合格率

ビジネス実務法務検定の合格率は、3級が60%から70%と大変高く、2級が50%~20%、1級が10%と上級になるにつれ合格率が下がり難易度がアップします。2級、3級の試験は合格基準をクリアしていれば合格できる試験です。しかし、過去の統計を見ると合格率が大きく変動しています。

絶対評価試験は、実施年度の出題問題の難易度にばらつきがあります。問題の当たりはずれがあり、運しだいの部分もあります。そして、ビジネス実務法務検定1級の合格基準は、各設問ごとに最低点25点が設けられています。たとえ総得点が合格基準を満たしていても、得点が最低点に達していない設問が1つでもあれば不合格になってしまいます。

合格率を上げるには、自分の得意分野と不得意分野を見極めて、各設問の回答率が50%を切らないようにバランスのいい学習をする必要があります。

ビジネス実務法務検定のテキスト

ビジネス実務法務検定の3級は、入門的な基礎知識を試す試験内容です。特別な分野の深い知識を必要としていないので基礎的な内容でしょう。ですから、独学で目指すなら手を広げすぎない事です。

あれこれ知識をつけようとして、基本的な問題集の他に解説書など複数の書籍を購入して、もっと勉強しなければ不合格になるのではないかと不安になります。しかし、これは逆効果です。ビジネス実務法務検定を効率的に勉強するには「基本テキストと問題集2冊」で大丈夫です。

テキスト問題集は、自分がわかりやすいものを選びます。問題集の内容は全範囲をまとめ網羅してある内容であれば問題ないです。まずは、テキストを一通り読んで、問題集を解きます。わからない問題が多いのが当然ですが、中には解ける問題もあります。すでに解ける問題は取り除き、つまづいた問題をピックアップしてテキストに戻り確認します。

問題集を中心に勉強を進めて、本番に必要な解決力を身につけて学んでいきましょう。

勉強時間

ビジネス実務法務検定の資格取得にかかる期間は、3級と2級なら平均6か月から1年程度、スクールに通って学んだ場合は、もっと短い期間で取得する事ができるでしょう。勉強時間は1日1時間から2時間程度です。

3級の合格まで必要な勉強時間は60時間程度、それほど難易度の高い資格ではありませんので、働きながらでも十分合格は目指せます。多くの方は働きながら合格を目指すことになりますが、コンスタントに勉強時間を確保することが大切です。

週末だけ勉強をして、次の週末まで空いてしまうと知識が抜けてしまいがちになります。こうなると効率よく勉強はできませんのでスケジュール管理が必要になります。3級なら、およそ3か月程度で合格することを考えて、勉強時間のスケジュールをたてることが肝心です。

ビジネス実務法務検定の実用性はあるか

知識を身につける事以外で実用性があるのかは、働いている会社によって違います。ビジネス実務法務検定を後援している企業では、資格の必要性が伝わっているため取得者は昇進や評価の対象になったりします。

しかし、法務部門がない会社だったり、法令遵守の意識が低い会社は名前も知らない事がありえます。ビジネス実務法務検定が実際に役立つのは2級からです。まずは3級に合格をしてから2級を目指してみると良いでしょう。

そして、司法書士や行政書士、弁理士を目指す時に役立ちます。法務検定がこれらの試験と重複しているからです。ビジネス実務法務検定を足掛かりにして、更に高い資格へとステップアップする事ができます。

ビジネス実務法務検定の受験概要

「受験資格」
3級・2級:誰でも受験可能
1級:2級合格者のみ

「申し込み方法」
インターネットか電話による申し込み登録。個人申し込みと団体申し込みがあります。

「申し込む期間」
3級・2級:4月下旬から5月下旬、9月下旬から10月下旬
1級:9月下旬から10月下旬

「日程」
3級・2級は7月
3級・2級・1級は12月

「試験地」
全国各地

「受験料」
3級:4320円
2級:6480円
1級:10800円

「合格発表」
試験後成績表を送付

実用を考えるなら2級にチャレンジ

ビジネス実務法務検定試験の内容が詳しくわかりました。3級はとても難易度が低いので受けやすく入門編で考えるなら、まずは3級から受けてみるといいでしょう。実際のビジネスで役立てると考えるなら2級からとなり、難易度もかなり高くなります。

実用性が考えられビジネスでも役立つ知識が身に付くので、ぜひ2級の合格を目指したいです。試験は年に2回受けられるので、モチベーションも保てます。これからビジネス実務法務検定を受ける方は2級合格を目指してみてはいかがでしょうか。

初回公開日:2017年09月06日

記載されている内容は2017年09月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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