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中小企業診断士の難易度・大学で資格をとる難易度|一次試験

更新日:2020年08月20日

中小企業診断士という国家資格についての特集です。比較的に難易度の高い資格という印象があり、経営に関する広義な知識を要します。大学で資格をとる難易度なども含め、中小企業診断士とはどのような資格で、取得するとどんな良さがあるのかという点もご紹介します。

中小企業診断士とはどのような資格

中小企業診断士とは、国内唯一の経営コンサルタントのための国家資格と言えます。経済学を始め経営全般を体系的に学ぶことができ、その範囲も広義にわたります。難易度も高く合格率も極めて低い資格試験の一つです。

経済学、人事管理、マーケティング、財務・会計といった、経営に関わる知識が必要なので、十分な準備時間や勉強をしないと合格できない難易度の高さがポイントです。

中小企業診断士の難易度

中小企業診断士の資格試験は難易度も極めて高い位置にあります。超難関と言われる司法書士や公認会計士、医師資格ほどの難易度ではないにしても、概ね一級建築士、社労士、獣医師、知的財産管理技能士1級などと同レベルな広い知識や実務経験も問われる資格です。

偏差値の観点から見る中小企業診断士の難易度

過去の受験勉強の際にお世話になった「偏差値」という観点から、中小企業診断士についての難易度を示すとなれば、さまざまな資格試験の中で平均「67」くらいだろうと言われています。それ相応に試験問題などは難易度の高いものが出題されると考えていいでしょう。

また、中小企業診断士の資格受験者の出身校は、東京大学、大阪大学、一橋大学、早稲田大学、慶應義塾大学、東京工業大学といった国公立や有名私立大学がほとんどです。しかし必ずしも学歴が優秀だから合格しやすいといった特別待遇などは一切ありません。

大学で中小企業診断士の資格を取る難易度

通常ならば中小企業診断士の資格取得といえば、一般的な社会人の方々が受験するケースが目立ちます。しかし難易度の高い中小企業診断士の資格を大学生が取ることは可能なのでしょうか。これは結論から言えば「不可能ではない」という答えが適当です。

大学生の頃から、中小企業診断士の資格難易度を知って頑張ろうする心掛けは、とても良いことですし将来性があると見なされます。社会人が受験するよりも遥かに利点が多い部分があるとすれば、何といっても受験勉強に費やす時間が多く取れることです。経済学や経営に関する講義やゼミに参加すれば相乗効果も見込めます。圧倒的に社会人よりも有効です。

採用要素になるか

しかしその反面、難易度の高い資格だからと言って、必ずしも合格後に就職時の採用要素になるか否かは別問題です。明るい題材にはなっても、採用の決め手としての判断はどこの企業もしないでしょう。特に中小企業診断士の場合は、むしろ実務経験が豊富な有資格者のほうが待遇されやすい資格だからです。

学生には学生らしいやり方がある

中小企業診断士の資格難易度を意識し、大学生のうちに目指すという志はとても立派ではあります。しかしそれよりも世間は、実務経験のある人の即戦力に期待する向きがあります。新卒者には新卒らしいアピールのほうが就職には有利です。

それよりも近年ではスマホに夢中な若い世代が多いことに注目しましょう。パソコンに興味を示さず所持していない人も増えていて、新人研修などに支障をきたしているという話も多くなってきました。中小企業診断士になろうという者が、パソコン操作一つできないことのほうが不利な題材になります。

資格もいいのですが、まず新卒者が考えるべき難易度とは、ビジネスの基本的ツールであるパソコン操作を人並みにできるようになることのほうが先決です。

中小企業診断士の二次試験の難易度

中小企業診断士の資格試験の中で、最も不透明かつもっとも難易度が高いと言われている関門、それが「2次試験」です。もちろん1次試験をパスした人だけが受験資格を持ちます。二次試験は記述試験と口述試験との二つがあります。

特に記述試験は、4科目あり平均点が60点以上で、1科目でも40を切ってしまうと不合格です。過去問題に関する回答などが出回っていない理由もあり、傾向や対策の掴み方が皆無とも言えます。

中小企業診断士の2次試験内容は、A4サイズ2ページに書かれた事例(ある企業の実情や歴史など)から、ウィークポイントを見出し、その戦略や具体的な策を回答していく方式です。回答があるようでいてないという不透明さが、ある意味で中小企業診断士試験の難易度の高さを象徴しています。

中小企業診断士の一次試験の難易度

中小企業診断士の1次試験の難易度は、広義に渡る知識の必要性にあります。試験はマークシート方式で行われます。科目が多くそれぞれ企業経営理論、財務・会計、運営管理、経済学・経済政策、経営情報システム、経営法務、中小企業経営・政策の計7つで各60分、100点法です。

中小企業診断士1次試験の合格基準は「総点数の60%以上であって、かつ1科目でも満点の40%未満のないこと」という規定になっています。つまり60点以上どの科目も平均して取っていれば合格ですが、どれか一つでも40点以下の場合は不合格です。

合格率は20%前後と言われています。とても難易度の高い試験です。1次試験に合格したら2次試験に進めます。

中小企業診断士の難易度に対応する勉強時間

中小企業診断士を目指して勉強を開始するにあたり、一番気になるところは「勉強する時間の確保」ではないでしょうか。平均して中小企業診断士の難易度を高めているのは、科目や範囲の広さと二次試験で行う記述・口述式試験への対策に充てる時間数です。

以下では一般的にどのくらいの学習時間を充てればいいのかをお話しします。難易度の高い試験なだけに計画的な取り組み方が重要です。

中小企業診断士受験の平均勉強時間

中小企業診断士の1次試験通過までに要する平均勉強時間は、約800~1000時間といわれています。一日3時間勉強時間を確保したとしても一年近い日数を掛けて勉強されている方々が多いという目算です。1次試験の場合はマークシート式なので、ほとんど暗記力が勝負になりますが、膨大な量の中から出題されることで難易度が高いです。

一方、2次試験については記述式や口述式の問題で、事例に則った解釈をするため、学習方法も、考えを集約し時間内に記述して仕上げる能力が問われます。この2次試験こそ難易度を最も高めています。

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初回公開日:2017年11月27日

記載されている内容は2017年11月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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