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IT業界のケース別就職志望理由|文系/理系/営業/未経験など

更新日:2020年08月20日

IT業界で働きたけど上手く志望動機が書けないと悩んでいませんか?志望動機とは、業界や企業を選んだ理由です。時にそれは、夢や希望につながります。今回は、IT業界の職種や経験の有無を切り口に、志望動機に盛り込む内容や心構えについて説明します。

IT業界のケース別志望動機

IT業界で働きたい気持ちは確かだけど、志望動機を聞かれて頭が真っ白になってしまった。それはきっと、自分がIT業界で何をしたいのかが良く分かっていなかったから。自分がIT業界で何に携わりたいのかを具体的にイメージしながら、志望動機を考えてみましょう。

志望動機の前にIT業界を知ろう

希望する職種が決まらなければ志望動機は生まれません。見つけた職種のことをよく知らなければ志望動機は現実味を持ちません。まずは、IT業界のことを知りましょう。

IT(information technology)は情報技術と訳され、情報に関する技術の総称です。 情報を使うのは顧客であり、ユーザーが使いやすい仕掛けや手段を提供するのがIT業界の役割です。ITを動かすための仕掛けをインフラ、手段をアプリケーションと表現することもあります。IT業界では、その両方をうまく組み合わせて問題を解決します。

ITを使いやすくする仕掛けに携わる

分散している情報を一か所に集約し、取り出しやすく分類して蓄積するのはデータベースです。情報を共有する範囲を制御し、ストレスなく持ち運ぶ経路はネットワークです。IT業界には、動かすハードウェアに携わる技術者だけでなく、データベースやネットワークに専門性を持つ技術者も必要です。

ITを使いやすくする手段を提供する

ユーザが情報の出し入れや編集を行うには端末装置が必要になります。ATMやPOS端末のような専用のハードウェアを使うことも有れば、パソコン上にアプリケーションを組み込んだり、Web上に実現する方法も増えています。

ユーザが直接触れるのは、ここだけになりますので、この仕掛けには顧客の業務の一部として組み込める形で表現されなければなりません。業務デザインの得意な技術者の持ち場です。さらに、こういった難しい仕組みを維持管理し、運用を管理する技術者も必要です。

IT業界の役割を果たすために必要な職種は、こういった技術者だけではありません。

顧客の問題解決を請け負う営業

顧客が抱えている問題は、もともとITで解決できる形になっている訳ではありません。特に、企業が抱える問題は売り上げの向上であったり市場の拡大、作業の効率化や情報の管理といった、漠然としたものになります。そういった漠然とした問題の一部をITシステム化することによる解決を提案するのは、営業の役割です。IT業界の営業には、既製品の売買を扱う営業とは異なった特徴があります。

IT企業を支える事務職

技術者はそれぞれの分野の専門家です。提示された要求に対して、最も効果的で効率的な方法で実現を試みます。営業は顧客の問題解決の請負人です。最もユーザが使いやすい形での実現を求めます。この2つの立場からの要求を両立させるのは簡単ではありません。

コントロールしなければ労働時間は大幅に増え、作業環境は悪化し続けます。彼らが行き過ぎないように管理するのは企業という枠組みです。労働量を数値化して抑制し、作業環境に不具合が出ないように気遣い、必要であれば改善のための手配をします。その役を担う役が事務職になります。IT業界だって、企業を動かしているのは事務職なのです。

文系出身者にはなにが出来るんだろう?

IT業界には、文系スキルが必要です。ITは情報を扱う仕掛けで、その仕掛けを作ったり導入したり運用したりするのがIT業界の役目です。そのための技術はあくまでも理系の分野内で、それらを実現するのは理系スキルです。ところが、それらを顧客に提供するとなると、理系スキルだけでは上手く行かなくなります。

顧客が必要としている仕掛けの提案には、顧客から業務内容を引き出す力が必要です。伺った話をシステム要件に組み立てなおし、システムをデザインする技術者に伝える力が必要です。組み立てられたシステムを、顧客に理解し納得していただく力が必要です。これら全てはコミュニケーション力、文系スキルの出番です。

文系スキルは顧客の希望をITを使って実現するスキル。そのスキルを使って実現したい事こそ、志望動機と言えるでしょう。

理系だからなんとなくってのはダメ?

大学が理系の学部だったから、就職の斡旋が有ったので、という「なんとなく」IT業界を志望しているという人も居るでしょう。確かに理系の学部で身に付ける「理論を組み合わせて結論にたどり着く」というスキルは、IT業界で扱うシステムの構築には必要不可欠です。

しかし、企業が欲しいのは目的を共有して仕事をする仲間。できるだけのメンバーより、楽しく仕事のできる仲間を選びます。その仕事ができたら嬉しいのだということを伝えるようにします。せっかくの選択のチャンスなのですから、自分が実現したいことをイメージし、それを夢として志望動機として表現してみましょう。

IT業界の営業って何が特別?

企業の持つ技術力を自分の武器として理解し、それらを駆使して顧客の抱えている問題を解決することが営業の役割です。その本質は同じでも、IT業界の営業には少し特徴があります。

営業が主役の打ち合わせは、どんな問題をどういう形で解決するかのグランドデザインが決まるまで。商談が纏まった後は、打ち合わせの主役は技術者に移ります。IT業界の営業は、システムの規模や性質によっては数十回と繰り返される打ち合わせをコーディネートする役に回ります。ここまでは「ものづくり」の業界には共通すると言えるでしょう。

IT業界特有なのはシステムが納入された後です。設計段階では最適と思われていた仕様であっても、実際に運用に際してみると使い辛い点が見つかります。動いているシステムを壊さないように「何処をどのように調整するか」の打ち合わせも営業のコーディネートです。最終的に、利便性の拡大や適用範囲の拡大の商談に結び付けて行くことが、IT業界特有の営業と言えるでしょう。

顧客と技術者の間をとりもち、コントロールする醍醐味を思い描きながら、何を作りたいかを志望動機にしましょう。

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初回公開日:2017年10月25日

記載されている内容は2017年10月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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