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【宗派別】喪中の初詣のルール・期間|おせち/会社の初詣

更新日:2020年08月20日

喪中の初詣は控えるべきでしょうか?実は、喪中でも神社や寺院に初詣に行けます。ここでは、忌中と喪中の違いや概念、神社や寺院への初詣のルールや喪中に会社で初詣に行ってもいいのか、また喪中のお正月の過ごし方などを紹介していきます。

喪中とは

喪中とは、身内に不幸があった場合にお祝い事を慎しむ期間のことです。明治時代には、実父母や夫が亡くなった場合は13カ月で妻や兄弟は3カ月など、喪中期間が細かく定められていました。現在では、亡くなってから1年間を喪中と捉えるのが一般的となっています。

喪中と同じく忌中というのもありますが、忌中は仏教では四十九日が過ぎると忌明けとなります。忌中の間は、一切のお祝い事を慎まなければいけないとされています。身内だけでなく、友人の結婚式なども控えることになります。

喪中は、忌中と違いそこまで慎むことはありませんが、社会通念的にあまり目立つ行動は控えて身を慎むべき期間と言えます。結婚式の日程をずらしたり、新年を祝う年賀状を出すのを控えたりします。年末が近づき喪中はがきが届いたら、身内で不幸があったため喪に服しているということです。

喪中と初詣とは

初詣とは、新年になって初めて神社や寺院に参詣し、これからの一年が良い年になるように祈願することです。喪中は、身内に不幸があって身を慎むことなので、そう考えると新年の幸せを祈る初詣も慎むべきと考えがちですが、実際はどうなのでしょうか。

初詣は、一年の幸せを祈るだけではありません。その年が厄年だったり合格祈願や安産祈願をしたい人は、やはり正月に初詣として神社に行きたいと考えるでしょう。ここでは、喪中の初詣のルールや宗派によっての違い、喪中のお正月の過ごし方などを紹介します。

喪中の初詣のルールや期間

初詣と言えば神社に参拝に行く人が多いですが、寺院への初詣もあります。初詣のルールや初詣を避けるべき期間などは、神社と寺院によっても違います。ここでは、神社と寺院それぞれの初詣について紹介します。

神社への初詣

喪中は、神社に初詣に行くのはNGと思われています。なぜ神社がだめかというと、神道では死を穢れと捉えているので、聖域である鳥居の中に入ることは聖域を穢すとされるからです。そのため、神社では忌中は参拝を控えます。

では、喪中はどうかというと、地域によって違いはありますが、神道での忌中は50日間なので、それが明ければ初詣してもいいということになります。ただし、喪中は目立つ行動は慎むものなので、お正月を避けて小正月の15日以降か、立春の頃に初詣に出かけるのが良いでしょう。

また、中には喪中でも鳥居をくぐらなければいい、神殿に参拝せず離れたところから一礼すればいいと考える人もいます。しかし、これは間違いです。鳥居をくぐらず脇から入ることは、玄関から入らず窓から侵入するのと同じことですし、神殿で参拝をしないことは神様に挨拶をしていないことと同じです。

神社へ参拝するにはルールがありますので、まずこれを守るのがマナーです。その上で喪中であることを考慮し、時期を選ぶ・派手な服装は控えるなどの配慮を持って初詣に行きましょう。

寺院への初詣

なぜ、初詣に神社に行くのかというと、お正月が神道の行事だからです。では、寺院に初詣に行くのは意味がないかというと、そうではありません。仏様に一年過ごせたことを感謝し、新たな一年健やかに暮らせるようにお参りするという意味では、寺院への初詣も正しいと言えます。

寺院は、神社のような死を穢れと捉えることはありませんから、喪中はもちろん忌中でも参拝することができます。神社は憚れるけれど初詣に行きたいということであれば、寺院に初詣に行くと良いでしょう。

宗派別:喪中の初詣の対応

喪中なので神社への初詣は避けたい、この機会に寺院に初詣に行きたいと考える方もいるでしょう。仏教は、さらに宗派によっても考えが違います。ここでは、宗派別に喪中の初詣について紹介します。

また、参拝の仕方は神社と寺院では違います。初めに手水舎で身を清めるのは同じですが、お賽銭は、寺院では自分の欲を捨てるためのお布施です。祈願して入れるお賽銭とは違いますので気を付けましょう。

神社の鈴のように鰐口(わにぐち)と言われる鐘が吊るしてある寺院は、それを鳴らします。一礼して合掌し、また一礼します。神社と違い柏手は打ちませんので、間違って手を鳴らさないように注意しましょう。

真言宗

なんとなく初詣イコール神社と捉えがちですが、神奈川県の川崎大師や千葉県の成田山新勝寺は、初詣に大勢の人で賑わう有名な寺院です。どちらも真言宗のお寺ですが、現在の日本では宗派を気にせず初詣に訪れている人が多いでしょう。

真言宗も喪中の参拝は特に制限していませんから、お正月に初詣に出かけても構いません。ただ、喪中は目立つ行動や賑わいのある場所へ行くことは避けましょう。大勢が集まる大きな寺院は避けたり、お正月の時期をはずすなどして、静かに過ごすことを考えると良いでしょう。

初詣でもの高い川崎大師

真言宗の川崎大師は、初詣の先駆けとも言われています。江戸時代には、現在のような初詣の習慣はなく、江戸後期に方角の良い寺社を詣でる恵方参りが習慣になりました。その後明治時代になり鉄道が発達すると、川崎大師への恵方参りが行楽も兼ねてが出たと言われています。

そう考えると、寺院への初詣もありではないでしょうか。川崎大師までは無理という方も、歴史に思いを馳せて初詣に寺院に行ってみるのもいいでしょう。また、寺院であれば喪中に捕らわれず参拝できるのでです。

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初回公開日:2017年11月30日

記載されている内容は2017年11月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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