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2018年04月07日

選挙カーがうるさいときの苦情の入れ方・法律・うるさい時間

選挙カーがうるさいときの苦情の入れ方や方法はどのようなものがあるでしょうか。うるさいことは法律違反にならないのか、うるさい時間はいつなのか、気になる選挙にまつわるルールをご紹介します。うるさい選挙カーにイライラしている方はぜひ読んでみてください。

選挙カーがうるさいときの苦情の入れ方とは?

選挙カーがうるさいときの苦情の入れ方・法律・うるさい時間

選挙カーがうるさいと感じながらも我慢している方は多いことでしょう。苦情を入れてやりたいと思っていても、実際に苦情を言うのは勇気がいります。また、どこにどのように伝えれば良いのかもわかりにくいことです。

赤ちゃんがやっと眠ったのに

子育て中のお父さんお母さんにとって赤ちゃんが眠っている間は、唯一自分の時間を取れるタイミングです。やりかけの家事をこなしたり、リラックスタイムに充てるなどとても貴重な時間です。そんな大切な時間を奪っていくのがうるさい選挙カーの存在です。

ただでさえ赤ちゃんの眠りは浅いのに、選挙カーの大きな音が聞こえてきたらびっくりして大泣きしてしまいます。これには全国のお父さんお母さんが怒りに震えているようで、選挙カーがうるさいという苦情の中で、赤ちゃんが起きてしまうという理由がSNS上で多く見られます。

地域や党の方針などにもよりますが、選挙カーがお昼寝の時間帯に保育園のそばを通る時は、音量を落とすなどの配慮をすることもあります。他にも学校や病院、葬儀場付近ではマイクの音量に配慮することや、踏み切りでは音を出さないなどと決められています。

選挙カーがうるさい時は通報しても良いの?

選挙カーがうるさいという苦情がある場合、警察に通報するという方もいることでしょうが、公職選挙法違反でない場合は選挙活動の権利が認められているため、通報してもあまり意味がない、もしくは効果が薄いといえます。確実に意見を届けるためには選挙管理委員会、選挙事務所に連絡することが一番の方法です。

うるさい選挙カーの立候補者名と時間帯を選挙事務所に報告し苦情を出すことで対応してもらえることもあります。ただ、法律内で認められた範囲で有権者に訴える方法の一つですので、完全になくなるのは難しいことだと思われます。

怒り任せに苦情を入れると逮捕される可能性も!?

選挙カーがうるさいときの苦情の入れ方・法律・うるさい時間

あまりにうるさい選挙カーに苛立ち、暴力を振るったり選挙カーを蹴るなどして逮捕されている方もいます。これは公職選挙法で選挙活動をする権利が守られているからです。つまり、怒り任せに行動しては、逆に逮捕されてしまう可能性もあるということです。

選挙カーに直接「うるさい」と言うこと自体は問題ありませんので、そのように伝えることもできますが、運動員はうるさいと言われることに慣れているため効果は期待できません。前述したとおり、選挙事務所や選挙管理委員会に要望、お願いとして伝える方がスムーズに意見が聞き入れられやすくなります。

選挙カーに関する法律

選挙カーがうるさいときの苦情の入れ方・法律・うるさい時間

選挙関連のニュースの中でたま目にすることがある公職選挙法ですが、これが選挙に関する法律となります。これに違反すると懲役や罰金が科せられてしまうため、選挙運動者や立候補者はルールを守るように気をつけて行動する必要があります。

選挙カーでの一番の問題であるマイクの音量については規制がありません。しかし、音を出して良い時間は決められていますので、その時間外のマイクの使用は違反となります。

選挙カーは1台しか使用できない!

選挙カーはとてもうるさいので各候補が何台も走らせているように思えますが、実は使用して良い選挙カーは1台と決められています。しかし、選挙カー以外にも広報車という投票を促すことを訴える車も大きな音を出して走っているため、選挙カー自体の数が多いように感じてしまいます。

どちらも大きな音を出して走るため、迷惑なことには変わりありませんが、公職選挙法違反にはなりません。

選挙期間前に走っていても良いの?

選挙カーらしき車が選挙期間前に走っていることがあります。選挙期間前とは告示、公示がされる前のことですが、公職選挙法では選挙期間外の選挙運動を禁止しています。

しかし定められたルールによって、選挙カーに個人の名前が書いていなければ選挙期間前に走行していても問題はありません。またマイクを使っての運動も、投票を呼びかけるものでなければ選挙期間前に許されている政治活動となっています。

選挙期間中にも走行している広報車を使って、選挙期間前に政治活動をしている候補者も多くいます。この時に行われる街頭演説でも投票を呼びかける内容は禁止されていて、これまでの実績の報告や顔を覚えてもらう、やる気をアピールするなどの目的があります。

選挙期間前は練習時間

選挙といえば聴衆に向かって街頭演説を行うものですが、誰もが最初からマイクを使って自分をアピールすることが得意な訳ではありません。

日常生活の中で、道路に立ち、人前で演説をする機会など滅多にあるものではないことです。これは政治家を目指す人にとってもおなじことです。ですから、選挙期間に入る前にマイクを持ち、人前で喋ることに慣れるために練習を兼ねて街頭演説をしています。

特に初めて立候補する候補者にとっては、選挙活動の全てが初めてのこととなるのですから、選挙期間が始まる前に準備をしておく必要があります。

街頭演説に慣れていない新人立候補者の演説は、噛んでしまったり、何が伝えたいのか分かりにくかったり、マイクに慣れていないためとても大きな音を出してしまったりうるさいと感じますが、しっかり聞いてみると新人らしい熱意ややる気を感じ取れることもあります。

選挙期間前の選挙カーも練習中!?

選挙カーがうるさいときの苦情の入れ方・法律・うるさい時間

選挙カーで喋る女性のことをウグイス、男性のことをカラスと呼びます。このウグイスやカラスも経験豊富なベテランもいれば、初めての経験となる人もいます。前述のとおり、公職選挙法によって決まられたルールが細かくありますので、ぶっつけ本番という訳にはいきません。つまり、ウグイスやカラスも本番である選挙期間を迎える前に練習をする必要があります。

実際に選挙期間に使われる文言を外で言うことは違反となりますので、まず広報車などに乗車し、走行中の車からマイクを使って喋ることに慣れる練習を行います。そして選挙期間までにマイクに慣れ、ルールを学んでいきます。

選挙期間中にはうるさく迷惑だと感じているウグイスやカラスの声ですが、人知れず努力をした結果でもあります。

なぜ名前を連呼しているの?

選挙カーから聞こえるお馴染みのフレーズといえば、名前の連呼です。これは公職選挙法で定められらている規則で、走行中の選挙カーでは選挙運動は一切できないと決まっているのですが、名前を連呼することは許されています。そのため、走行中の選挙カーでは連呼行為を行っています。逆に車が停まっている間は名前の連呼は禁止されています。

シートベルトはしなくて良いの?

一昔前は映画やドラマで車に乗るシーンでシートベルトをしていないこともありましたが、今では道路交通法でシートベルトの着用が義務付けられたことは一般的な常識です。しかし選挙カーでは、候補者やウグイス、カラスが箱乗りをしているのを見かけます。これは選挙カーでのシートベルト着用が義務付けられていないからできることです。

通常であればシートベルトはもちろん、箱乗りも禁止されている行為ですが、これも選挙カーには当てはまらず、選挙運動のための車両であれば箱乗りをすることが許されています。

選挙カーの乗車には細かいルールがある

普通の乗用車とは違い、シートベルト着用義務が無いことや箱乗りOKという特別ルールもありますが、他にも細かく決められたルールがあります。

選挙カーに乗車できる人数は、運転手を含め5人と決まっています。つまり、運転手一人、候補者一人が乗れば、残りの3人はウグイスやカラスが乗車します。応援弁士や地元市議などだけで5人に達してしまえば、ウグイス、カラスが乗車することはできません。定員以上になる時には、オーバーしている人数降車することになります。

また、選挙カーに乗車する時は、乗車用腕章をつける必要があります。乗車している5人全員がそれぞれつける決まりです。

選挙の七つ道具公開!

選挙カーがうるさいときの苦情の入れ方・法律・うるさい時間

公示、告示日、つまり選挙期間の初日の朝8時半から17時までに立候補届けを出すことによって、選挙運動をすることができます。この時、通称「選挙の七つ道具」が交付されます。これがないと選挙運動をすることができないというとても重要な道具です。

その中身とは、選挙事務所の表札、選挙カーに取り付ける表示板、選挙カーに乗るときの乗車腕章、選挙運動用拡声器の表示板、街頭演説時に掲げる標旗、街頭演説時につける腕章、個人演説会用の立て札となっています。

これらの七つ道具はとても大切なもので、無いまま選挙運動をすると公職選挙法違反となってしまいます。

党によっても独自のルールが存在する!

公職選挙法を守るのはもちろんのこと、党や選挙対策委員会によって決められた独自のルールも存在します。選挙カーどうしがすれ違う時、前後左右に並んでしまった時にも、お互いが同時にマイクで喋ってしまうとうるさいため、配慮している党もあります。街頭演説も2台同時に行えばただうるさいだけなので譲り合うなどされています。

その土地土地で決められているルールもあり、絶対に音を出してはいけない場所なども事前に党に通知されている場合はこれも厳守されます。破ってしまっても公職選挙法違反にはなりませんが、大切な票が失われてしまうことは確実なので決められたルールは守られています。

選挙カーがうるさい時間

選挙カーがうるさいときの苦情の入れ方・法律・うるさい時間

期間中は一日中うるさい選挙カーが走っているイメージですが、公職選挙法によって選挙カーが音を出せる時間は決まっています。この時間に選挙カーに近づかなければ、うるさい思いをせずに期間中を過ごすことが可能になります。

朝は何時がうるさい?

朝は8時から選挙カーを走行させながら音を出すことができると決まっています。夜の時間帯は住民などに配慮し、住宅地などは音量を控えて走行していることもありますが、朝の時間帯は候補者やウグイスも元気なため、とてもうるさい時間となります。一日の選挙活動が始まってすぐの8時から1時間程度が午前中のうるさい時間です。

夜は何時までうるさいの?

選挙カーがうるさいときの苦情の入れ方・法律・うるさい時間

公職選挙法では選挙カーでの選挙活動、街頭演説は夜8時までと決められています。これ以降の時間は外でマイクを使って喋ることはできないので、うるさい時間は遅くても夜8時までということになります。

もちろん1分でも過ぎてはいけませんので、これを違反している選挙運動者がいたら、録音録画などで証拠を残して通報しましょう。

うるさい場所はどこ?

選挙カーで走行しながらの場合は、うるさくても通りすぎてしまうまでの間だけ我慢すれば良いのですが、街頭演説になると10分以上はそこに留まることになります。長いものでは30分以上になる場合もあり、近隣住民にとってとてもうるさい時間となります。

街頭演説がよく行われる場所は、支持者の多く棲む団地や住宅の一角や人通りの多い場所、駅などです。特に駅は朝8時から街頭演説が行われることが多く、出勤で急ぐ方たちにビラを配ったり挨拶をしたり、迷惑と感じられるようなことがあります。

朝の駅でうるさい時間を避けるためには、朝8時以前、もしくは演説が終了した9時以降だと静かな駅を利用できる確立が高くなります。マイクを使って喋ったりはしていませんが、8時少し前からビラ配りなどは行われていますので選挙運動員に会いたくない場合はこの時間も避けた方が良いです。

最もうるさいタイミングは?

選挙期間中で最も選挙カーがうるさいタイミングは、後半から最終日にかけてです。前半も勢いがありうるさいのですが、後半から最終日は投票を強く訴えるようになり、力強くなっていきます。特に最終日は最後の訴えとなり絶叫に近い声を出す人もいるなど、熱のこもった演説が多くなります。

一番うるさい最終日は、大きい通りを選挙カーが走ることが多く、できるだけ広範囲に訴えるため一つの場所に長く留まることはあまりありません。街頭演説は駅などの人が多く集まる場所で集中して行われています。

選挙カーがうるさいから投票しない人はいるの?

選挙カーがうるさいときの苦情の入れ方・法律・うるさい時間

ネット上でよく見かける意見として、選挙カーがうるさい候補者には投票しないというものがあります。実際にそのような意見を述べた方が、誰に投票しているのかは知ることができないので、うるさいことが原因で票にどのような影響が出ているのかはわかりません。しかし、ネット上ではうるさい選挙カーには投票しないという意見に賛同する声が多いのは確かです。

それでも、選挙カーがうるさいからという理由だけで投票しないと判断をするのは良い結果を生まない可能性もあります。うるさいと感じた時点で候補者が何を訴えているのかを聞いていない方もいるでしょうが、一度しっかり耳を傾けてみると、その考え方、意見に賛同できることもあります。

投票先の決定は、選挙カーがうるさいという理由だけに委ねず、中身を冷静に判断する必要があります。

選挙カーがうるさい党はどこ?

各党ごとに選挙カーで喋る内容は違っています。ただ名前を連呼しているだけに聞こえても、テンポの違いやリズムや音程がついていたりと変化があります。期間中に何度も聞いているとだんだん特徴的なウグイスの声が気になってきたり、ただうるさいだけではない発見をすることがあります。

一番うるさいのは共産党か!?

ネット上で、うるさい党といえば共産党という意見もありますが、共産党だけが特別うるさいわけではありません。もちろん選挙カーや街頭演説をしている党は全てうるさいのですが、他の党より少し独特な演説方法をすることがあるので耳につきやすいのでしょう。候補者やウグイスの喋り方によっても、受け取る側のうるさいという印象は大きく変わります。

また、自分が支持している党はうるさいと感じなくても、それ以外の党はうるさいと感じることもあります。

選挙カーは必要なもの?

選挙カーをうるさいと感じている方はかなり多くいます。選挙カーが使われるようになった当時とは生活リズムも大きく変わり、現代の生活には全く合っていない選挙活動のように思えます。しかし、候補者が直接有権者に訴えることができる方法は限られており、今のところ選挙カーが最も有権者に近づいて訴えかけられる方法のため、今も続けられています。

選挙カーが喜ばれる場所

選挙カーがうるさいときの苦情の入れ方・法律・うるさい時間

都市や人が多い地域ではうるさいと言われる選挙カーですが、地方へ行くと喜ばれることも多くあります。候補者の出身地や所縁のある土地などに行く場合は、待ちわびている有権者がいるほどです。地元から巣立った人が政界で活躍するならば応援してあげたいという気持ちがあるからでしょう。また、仕事の関係で恩恵を受けている人も多くいるためという理由もあります。

大きい選挙や注目度の高い選挙となると、地方にも大物政治家が応援に来たり、めったに生では見ることのない政治家と直接話すことができたり握手ができるので、アイドルのライブさながらに人が集まることもあります。

都会ではビルが建ち、音の反響も大きく住宅も密集しているため、とてもうるさいと感じますが、土地の広い場所ではそれほどうるさいものではないのでしょう。若者には敬遠され、高齢者には喜ばれる傾向もあります。

必死に選挙活動をする理由

なぜ「うるさい」と言われながらも選挙カーを走らせ選挙活動をしているのかというと、世の中を変えたいなどの熱い思いももちろんありますが、選挙に落ちると無職になってしまう候補者もいるからです。それまで政治家であった人も選挙に落ちた日から一般人、無職になってしまうことが多くあります。

つまり、人生をかけて選挙に臨んでいるため、必死の思いで選挙活動をしているということです。うるさいと言われても、限られた方法の中で自分をアピールするために選挙カーは必要な手段となっています。

迷惑だけど興味をもってみよう!!

選挙カーがうるさいときの苦情の入れ方・法律・うるさい時間

選挙カーに関するルールなどはお分かりいただけたでしょうか。うるさい選挙カーが走っているのは選挙期間中の朝8時から夜8時までの間だけです。どうしても我慢できない時は、怒りに任せて行動せず冷静な判断で苦情を伝えてください。

投票率が上がらない原因の一つには選挙カーや街頭演説がうるさいという理由も考えられますが、いまだに候補者の熱い思いを伝える術として利用されています。はじめから拒否するのではなく、しっかり耳を傾けて意見を聞いてみると選挙自体に興味を持てるでしょう。

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