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【種類別】コウモリがなつく飼育方法・許可はいるのか|餌

更新日:2020年08月20日

コウモリというと民家やビルなどに住み着き、感染症で人体に悪影響を与える害獣などと聞くせいか、あまりいい印象のない生き物です。ところがコウモリはペットとして飼育することができ、人に懐く生き物です。ペットとしてはマイナーですが、飼育方法や魅力についてご説明します。

コウモリの紹介

コウモリというと怖いとか害虫などといった、あまりよくないイメージがありますが、コウモリはペットとして飼う事ができることをご存知でしょうか。また、数は多くないとはいえ、ペットショップでも購入できる動物です。

ペットとしてのコウモリの飼育方法にふれる前に、知っているようであまり知らないコウモリとはどんな生き物なのか、コウモリの生態などご紹介します。

分類

脊椎動物亜門哺乳綱コウモリ目に属する動物で、ネズミが飛んでいるようだということから、別名に天鼠(てんそ)または飛鼠(ひそ)とも呼ばれるようになりました。コウモリ目は翼手目とも言い、約980種ほどが報告されています。また、コウモリ目はオオコウモリ亜目(大翼手亜目・オオコウモリ)とコウモリ亜目(小翼手亜目・ココウモリ)に分けられています。

分布

コウモリ目は変温動物と違い、外気温度に関係なくほぼ一定の体温を維持し寒さにも強いので、生息範囲は非常に広く、南極以外の全大陸に分布しています。また、鳥類と同様に飛行能力にも優れており、海上を飛んで移動することが可能のため、海洋島にも広く分布しています。

主に周辺が密林に囲まれているような洞窟や洞穴などを住処としていますが、日本国内では市街地を中心に民家などを住処とするコウモリが増えています。なお、北海道の中央部から北を除いたほぼ全域を生息地としており、日本には約30種類ほどが生息しています。

生態

コウモリ目は翼を持ち完全な飛行ができる動物であり、前肢が翼として飛行に特化する形に進化しており、鳥類の翼とは大きく構造が異なっていますが唯一空を飛ぶことができる哺乳類です。

翼は飛膜と呼ばれる伸縮性のある膜でできており、他にもムササビ、モモンガなど被膜を広げて滑空する種が知られていますが、コウモリは鳥類と同様に完全な飛行能力を有しています。

また前肢は親指に鉤爪があり、人差し指以降の指の間から後肢の足首まで飛膜が伸びています。なお腕と指を伸ばせば翼として広がり、腕と指を曲げれば折りたたむことができます。休息時は後ろ足でぶら下がりますが、後ろ足は弱く立つことができず、移動時は前肢の鉤爪と後ろ足で這って移動します。

平均寿命

コウモリの種類によっては平均寿命異なりますが、イエコウモリと呼ばれるココウモリの平均寿命は約5~6年とされています。

なお、ペットとして飼育されているフルーツコウモリとも呼ばれるオオコウモリは、平均寿命が15~20年で、最高寿命はオリイオオコウモリの23年と記録されています。

コウモリの種類

ココウモリ

ココウモリは小翼手類(しょうよくしゅるい)に分類される、オオコウモリ科以外のコウモリを指します。ココウモリの視覚はあまり発達しておらず、超音波を用いた反響定位(エコーロケーション)を行い、光のないところでも障害物にぶつかることなく飛行することができます。そのため、目は小さく耳が大きめの姿をしています。

基本的に虫食性ですが、魚や肉、雑食であったり、また熱帯では花の蜜や花粉を食べる種など、あらゆる種が存在します。

なおコウモリというと吸血蝙蝠などを想像する人も多いでしょうが、南北アメリカ大陸に分布するチスイコウモリ科に属するコウモリは、主に家畜の血液を摂取します。人間の血液を摂取することもありますが、人家の中に侵入することが困難なため、人を襲う事はごく稀だとの事です。

アブラコウモリ

アブラコウモリは日本に生息する小型のコウモリで、家屋を住処とする習性があるためイエコウモリ(家蝙蝠)という別名があります。東京都心をはじめとする都市部市街地に数多く生息し、夕方の空を飛びまわる姿が目撃されています。

人家周辺のカやユスリカなどの害虫を主食としているため益獣とみられることもある一方、糞や尿などによる匂いやダニの発生や病気の保有など、人の生活に悪影響を与えることを危険視し、アブラコウモリの飼育は禁止されています。

オオコウモリ

オオコウモリは大翼手類(だいよくしゅるい)に分類される大型のコウモリです。翼を広げると2mに達するものもあるほどです。また、オオコウモリ類は視覚に頼って飛行するため、昼行性といえます。目は大きく耳が小さめで、キツネのような一般的な哺乳類の顔に近い顔かたちをしています。

オオコウモリ類は果実や花蜜など、植物質を主食としているため、多くが熱帯に分布しています。日本では琉球列島や小笠原諸島に生息しています。

ルーセットオオコウモリ

フルーツバットとも呼ばれ、体長7~15㎝、体重45~100gと小柄で、果物や花などを食べるコウモリです。ココウモリとは違い、視覚に頼って食べ物を見つけます。

輸入禁止になったために流通も激減し価格が高騰していますが、日本で繁殖したものがペットとして流通しています。ペットとして販売されているのは、『エジプシャンルーセットオオコウモリ』と『デマレルーセットオオコウモリ』の二種類が主で、価格は1匹50,000~100,000円と高値です。

群れで生活する習性があるため、一匹で飼育するよりも、ペアや家族単位で飼育する方が向いています。オスとメスがいれば自然繁殖も可能です。

性格はおとなしく攻撃性はなく、臆病なので静かな場所を好みます。目が大きく円らで愛らしい姿をしており、慣れると人の手から餌を食べます。匂いもなく、騒いだりしないので、ペットとしては飼いやすい部類とも言えるでしょう。

コウモリの飼育には許可がいるのか

初回公開日:2018年02月20日

記載されている内容は2018年02月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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