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コートのボタンの付けの仕方や縫い方・付け替え方法|後ろ/肩

初回公開日:2018年02月17日

更新日:2018年02月17日

記載されている内容は2018年02月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

寒い時期になると欠かせないアイテムがコートになりますが、コートのボタンが取れかけていてはせっかくおしゃれに着こなしても良さが半減してしまいます。家庭科の授業で教わった人もそうでなかった人も、おしゃれな着こなしのためにちゃんとボタン付けを復習しましょう。

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コートのボタン付けの仕方・縫い方について

冬時期になると活躍するのがコートなのですが、ふと見た時にボタンが取れかけている時があると、インナーをたくさん着込むつもりのある時は不安に感じてしまいます。これ以外にも、買ったばっかりなのにもうボタンが取れかけている、という場合もあります。

これは、機械によるボタン付けが主流である現代において仕方のない事なのですが、実は自分で付け直す事で解消する事ができます。

今回は、忘れている方はもちろんの事、そもそもボタンが取れかけていたら母親か姉か妹に修理を依頼する方まで、誰でも強力なコートのボタン付けができる方法を紹介します。

糸と針の選び方

初心者の方に向けてボタン付けに必要な針と糸について紹介します。まず、外れてしまったボタンを直す程度であれば、針と糸のついたボタン直しセットで十分です。

しかし、薄手の生地の服をたくさん持っている人と、厚手の生地を大量に持っている人となると、ボタン付けセットだけでは対応しきれなくなるので、ボタン付けセット以外にも揃える必要があります。

まず、薄手生地の場合は、どうしてもしっかりとボタンを縫い付ける事ができませんので、頻繁にボタン付けをする事を前提に、薄手用の手縫い糸になる50番と薄手用の針を用意しておきます。そして、厚手の生地をたくさん持っている人は、厚手用の糸になる20番の手縫い糸と厚手用の針を、ボタン付けセットとは別に用意しておきます。

基本のボタン付け

基本のボタン付けはすごく簡単です。まず、手縫い用の針と糸を手に取り、針の後ろについている糸通しに糸を通し、少し長めに引き出します。この時、引き出す糸の長さは長ければ良いというものでもなく、大体自分の指先から肘までが扱いやすい長さになります。

そして、玉止めをしたら生地の裏側から針を入れ、ボタンの穴1つに針と糸を通し、反対側に針と糸を通します。そして、生地の針を最初に入れた部分から少しずれた所に針を差し、再び少しずれた所から針を刺しボタン穴にいれて、という作業を5回ほど繰り返します。

ボタンの穴の数によりますが、大体これを2回ほど繰り返し、最後に糸をボタンの下に巻きつけ、軽く引いて固めにします。そして、この糸を巻きつけた部分に針を刺し、完全に貫いて仕上げます。この仕上げをした後、そのまま切る人と仕上げの玉止めをする人とに分かれますが、それはお好みで構いません。

動画版

この基本のボタンの付け方は、覚えておくとコート以外でも使用する事のできます。また、非常に作業工程がわかりやすい動画があったので、文章でよくわからなかった方は、こちらをご覧ください。

肩のボタン

トレンチコートなどには、エポーレットと呼ばれる肩にボタンが付いていますが、このボタンはトレンチコートが開発された当時、水筒を下げておくためのストッパーとしての役割がありました。

ちなみに、現在でもバックの持ち手を肩にかけて持つ持ち方をする時やリュックを背負う時、このエポーレットの中持ち手を入れるととても便利です。

このエポーレットですが、ボタンの付け方は基本の付け方と同じです。しかし、装飾としての意味が強い部分なので、仕上げにやる糸の巻きつけを省略して外れない程度にしておけば良いです。

ただ、裏地があるコートの場合だと、裏地に糸を通すのは少し違いますので、裏地を縫わないように、ひと針目はボタンで隠れる程度の範囲で表側から入れます。これ以降の行程は、表地だけを縫う事だけが違うだけで、基本のボタン付け方法と同じになります。

後ろのボタン

Pコートなど特にそうなのですが、背中の後ろについているベルトは、現在においては装飾目的だけになっています。なので、この部分のボタンが取れてしまった場合は、トレンチコートのエポーレットと同じく、裏地に糸が出ないようにボタンを縫い付ければ良いです。

チェスターコート

ビジネスからカジュアルまで、幅広く使える事で人気のチェスターコートですが、このコートのボタンが取れた時も、ボタンの縫い付け方は基本の縫い付け方と同じになります。

ただ、チェスターコートに限らず、フライフロントと呼ばれている前たて部分を2重にしてボタンが見えないようにしているデザインのコートの場合、ボタンホールが前たてで隠れているので、ボタンをつける部分が見つけづらいのが難点です。

この難点を解消する方法はいくつかありますが、最も簡単なのは、前たてを合わせた状態で糸の付いた縫い針をボタンホールの隙間から刺し、目印とする方法です。

この方法だと、前たて部分を取った時目印として針と糸が残っているので、ボタンをつける場所が簡単にわかるのでとても便利です。しかし、この目印の部分を中心にボタンをつけ始めるので、ボタンホールのちょうど真ん中に針を刺すようにしましょう。

コートのボタンの付け替え・交換方法とは?

コートのボタンの付けの仕方や縫い方・付け替え方法|後ろ/肩
※画像はイメージです

では次に、購入したコートのボタンが好みではなかった場合のボタンの付け替え方法に関して紹介します。まず、新しいボタンを用意しますが、このボタンは必ずコートのボタンホールに入る事が前提となりますので、ボタンホールの横幅を図り、この横幅よりも数ミリ小さいボタンを選んで購入しましょう。

次に、付け替えをしたいボタンを外すのですが、この時できるだけ生地を切ったり引っ張ったりしないようにしたいので、リッパーと呼ばれるミシン糸を解くのに使う糸切りを使います。

このリッパーは、押す事で糸を切る構造になっているのですが、これをボタンと生地を縫い付けている糸の隙間に入れ、そのままボタン側に持ち上げるようなつもりで糸を切ると、生地を切る心配がなく安全です。あるいは、少しづつ切り進めていくという方法でも、このリッパーで安全にボタンを外す事ができます。

おしゃれ

コートについていたボタンを取り外す前に、まずは新しいボタンを購入する必要がありますが、どうせだったらありきたりなものではなく、個性的でかわいらしボタンが良いです。可愛らしいボタンは、手芸店で豊富に取り揃っていますので、ぜひ足を運んでみてください。

あるいは、ブラバンでボタンを自作する事も可能ですし、くるみボタンなら制作キットも用意されているので、この制作キットで世界で1つだけのオリジナルくるみボタンを製作する事もできます。

ラインストーン ボタン 飾りボタン アクセサリーパーツ

ラインストーンとパールの組みわせがとても可愛らしくて個性的なボタンになります。ボタンなのでもちろん実用性もあるのですが、暗めの色合いのコートだった場合、このボタンをつける事でパッとした華やかさを演出する事ができます。このようなボタンの難点は、少し壊れやすいのと言う事にありますが、いくつか多めに購入しておけば安心です。

コートのボタン修理の注意点って?

コートのボタン修理の注意点ですが、それは「裏地を縫わない」と言う事の1点に限ります。裏地がない薄手のコートだった場合はこの限りではないのですが、裏地と言うのは本来表地の縫い跡を隠すために使用されている部分もあるので、ボタンの縫い目も裏地に出ないようにします。

この対処方法なのですが、まず、表地だけをつまみ最初のひと針目をボタンで隠れる場所に入れます。その次に、ボタンを取り付けるのですが、必ず最初につまんだ表生地だけを縫うようにし、裏地は縫わないように気をつけて縫い進めていきます。

しかし、ボタンの強度を考えますと、裏地まで一緒に縫った方がより強度が高まります。なので、薄手のコートだったり厚手のコートだったりした場合は、あえて裏地まで針を入れ、完全に縫い付けてボタンをつけると言う方法もあります。

コートのボタンの種類について

コートのボタンの付けの仕方や縫い方・付け替え方法|後ろ/肩
※画像はイメージです

ところで、手芸店に行くとよくわかるのですが、ボタンと一言で言っても色々種類があり、ボタンだけでワンフロアー売り場を持つ手芸店もあります。ここでは、そんなボタンの種類について紹介します。

まず、ボタンには生地に設置する方法で2種類分ける事ができます。1つ目の方法は、今回ご紹介している針と糸で縫い付ける方法になり、これが最も一般的なボタンの付け方になります。2つ目が、専用のゴム板と木槌を使用して生地に打ち付ける方法になります。

針と糸で縫い付けるボタン

針と糸で止めるタイプのボタン、と言うとすごく簡単ですが、この針と糸で止めるタイプのボタンは、それこそ十字軍遠征の頃にはあったと言う程長い歴史があるため、素材別に整理しないと分からない位豊富に種類があります。

まず、現在販売されているボタンの筆頭がプラスチックボタンになり、手芸店はもちろん、100均からホームセンターまでありとあらゆる所で手に入ります。

次に、貝殻をくりぬいて作る貝殻ボタンがあります。このボタンは、独特の光沢と貝殻由来の柄を持つのが特徴です。そして、次は縫い付けるタイプのスナップボタンが筆頭になる金属製のボタンになり、一般的にはアルミとステンレスで作られています。

これ以外にも、木製のウッドボタン、紐製のチャイナボタン、自作もできるボタンであるくるみボタンと、それこそこの世にある素材の数だけ存在すると言っても過言ではありません。

木槌で打ち付けて止めるボタン

木槌で打ち付けるタイプのボタンは、千枚通しなどの生地に穴を開ける事ができる道具を使用して、取り付けたい部分に穴を開けてから出っ張った部分を穴に通し、対になる留め金をセットし、そのまま木槌で打ち付けるか、専用の道具を使って打ち付けるという方法になります。

その取り付け方法から金属製だけが存在するボタンとなり、主にジーンズに使用されるタックボタン、打ち付けて使用するタイプのスナップボタンが存在します。

このボタンの最大の利点は、しっかり打ち付ければ頻繁に外れると言う事が少なくなる点です。しかし、その反面、失敗した時に取り返しがつかなくなる事も多く、取り付ける前に必ずボタンフックの確認をしっかりする必要があります。

コートのボタンを無くした時の対処法は?

コートのボタンの付けの仕方や縫い方・付け替え方法|後ろ/肩
※画像はイメージです

コートのボタンを無くした場合、極力デザインが似たように見えるボタンを探して購入するしかありません。その場合は、コートを持参して、可能な限りボタンの種類が豊富な手芸店に行くだけなのですが、探すのにとても時間がかかる場合は、全面的に付け替えると言う方法もあります。

この場合は、元のボタンと全く違うものでも良いのですが、後々無くしてしまった時の事を考えると、可能な限りシンプルなデザインのボタンを選ぶと良いでしょう。

コートのボタンの付け替えを依頼した時の料金について

服の修繕に関して、どうしても自分でする自信がない時や時間がない時などに頼りになるのが、ショッピングモールなどに入っている洋服のお直し屋さんになりますが、このお直し屋さんでボタンの取り付けを依頼するとどのくらいになるのでしょうか。

このお値段ですが、大体300円位が相場のようで、これ以上高いところというのはあまりありません。しかし、ボタンのお直しをしているかどうかはそのお直し屋さんによって異なりますので、必ず事前にボタン修理のお直しをやっているかどうかを確認してから行きましょう。

コートのボタンがすぐ取れる時の対処法は?

コートのボタンがすぐに取れてしまう時の対処方法はいくつかありますが、「あらかじめ取れそうになっているボタンを自分で付け直す」と言うのはその1つになります。しかし、自分で付け直しても、すぐにコートのボタンが取れてしまう時は、いくつかの理由が考えられます。

まず1つ目の理由は、ちゃんと仕上げの玉止めができていなかった。糸が抜けている場合はこれが原因と考えられますので、次は少し太めの糸でしっかり玉止めを作りましょう。2つ目は、負荷に対して糸が細過ぎた。糸が擦り切れている場合はこれが考えられますので、次は少し太めの糸を使用してちゃんと2本どりで縫いましょう。

ボタンがちゃんとしているからコートは着こなせる

ボタンの付け方の基本やコートの修繕方法について紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

これはコートに限らずすべての服に言える事ですが、ボタンがぶら下がっているような状態では、どんなに高価な服でもがっかりしてしまいます。特に、コートは一番外側に着る物ですし、何枚か重ね着した上に着るのが前提になっていますので、ボタンがちゃんとついていないとすごく目立ちます。

おしゃれな人は着こなしというのにすごく気を使いますが、ボタンがちゃんとついているかどうかと言うのは着こなし以前の問題なので、きちんと修理の方法を覚えて自分でできるようにしましょう。

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