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「最終学歴」の定義とは|書き方(中卒/高卒/大卒/大学院/中退)

初回公開日:2017年07月23日

更新日:2020年06月01日

記載されている内容は2017年07月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

就職活動・資格試験・上位学校への進学などの際には、応募資格にも関わってくる「最終学歴」。わかっているようで、意外に誤解している人が多いのです。ここでは、最終学歴の考え方や具体的な書き方をご紹介します。正しい書き方を知って、他の応募者に差をつけましょう。

「最終学歴」の定義

最終学歴とは、“最も高い教育機関”の“卒業歴”のことをいいます。「最終」=最後と考えて、最後に卒業した学校であると誤解している人が多いので、注意しましょう。

教育機関の”高い低い”は?

“最も高い教育機関”といわれても、どのようなランクで考えればよいのでしょうか?特に、高専や専門学校などは悩みどころですが、これは編入条件や入学条件を考えることで判断できます。

高等専門学校(高専)は5年間の修業年限を持つものです。卒業後は大学に編入が可能なところから考えて、短期大学と同等となります。

専修学校は、中学(前期中等教育)を卒業していることが入学条件なので高校と同等となります。一方、専門学校(専修学校の専門課程)は、高校(後期中等教育)を卒業していることが入学条件です。2年以上の修業年限の専門課程を卒業すると大学に編入が可能であることから、短期大学と同等となります。

したがって、以下のような順位になります。

幼稚園<小学校<中学校<高等学校・専修学校<短期大学・高等専門学校(高専)・専門学校<大学<大学院修士<大学院博士

学歴欄と最終学歴の違い

履歴書の学歴欄は時系列で書くため、最後に受けた教育機関を一番下に書きますが、最終学歴欄には、卒業(または修了)した最も高い教育機関を書きます。したがって、履歴書の学歴欄と最終学歴欄は異なる場合もあります。

例えば、大学院を修了した後に大学の学部で学び直した場合、履歴書の学歴欄の一番下には大学の学部を卒業したことを書きますが、最終学歴は大学院修了です。大学を卒業した後に専門学校で学び直した場合、履歴書の学歴欄の一番下には専門学校を卒業したことを書きますが、最終学歴は大学卒になります。

卒業と中退の違いで、最終学歴はどう変わる?

最終学歴とは、 “最も高い教育機関”の“卒業歴”のことですから、中退した場合は最終学歴として認められません。したがって、ひとつ前に卒業した学校が最終学歴となります。

例えば、高校卒業後に大学を中退した場合、最終学歴は高校卒となります。

高認試験は資格試験であって、学歴ではない!

高認試験、正式には高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)は、文部科学省が所管する、高校を卒業した者と同等以上の学力があるかどうかを認定するための資格試験です。したがって、これに合格しても高校を卒業したことにはなりません。

例えば、高校を中退後高認試験に合格し、大学に入学したとします。卒業すれば最終学歴は大学卒ですが、大学も中退した場合には最終学歴は中学卒となります。

高認試験の合格歴については、本来は資格試験欄に書くのが正しい書き方ですが、大学入学の前の空白期間の説明のために学歴欄に書いても間違った書き方とはいえません。

「最終学歴」の書き方

学歴記入の基本ルール

・学歴は高校入学から記入
学歴欄は、基本的に、高校入学から記入するものといわれています。小学校・中学校は義務教育のため、全ての国民がその課程を終えているとみなされるためです。しかし、中卒の場合、また履歴書やエントリーシートに「中学校卒業から記入」と指定がある場合などは、この限りではありません。

・学校名は正式名称で書く
学校の名前は正式名称で書くのが基本です。国立・県立・市立・学校法人名など、設立母体も略さず書きましょう。

<書き方例1>
公立の場合:〇〇県立〇〇高等学校
私立の場合:学校法人〇〇〇〇学園〇〇〇〇高等学校

中卒の場合の書き方

この場合は、高校入学からという基本ルールはあてはまりません。最低2行は埋めたいので、学歴欄は以下のように書きましょう。

<書き方例2>
平成〇〇年 〇月 〇〇小学校卒業 
平成〇〇年 〇月 〇〇中学校卒業

高卒の場合の書き方

高校入学からという基本ルールにしたがって書くと、以下のようになります。

<書き方例3>
平成〇〇年 〇月 〇〇高等学校入学
平成〇〇年 〇月 〇〇高等学校卒業

しかし、学歴欄が少なすぎるという理由で、以下のように書く場合もあります。

<書き方例4>
平成〇〇年 〇月 〇〇中学校卒業
平成〇〇年 〇月 〇〇高等学校入学
平成〇〇年 〇月 〇〇高等学校卒業

また、普通科以外の実業系の学科を出た場合には、学科名も記入するようにしましょう。もちろん、普通科を出た場合でも、普通科卒業と書いて差し支えありません。

<書き方例5>
平成〇〇年 〇月 〇〇中学校卒業
平成〇〇年 〇月 〇〇高等学校工業デザイン科入学
平成〇〇年 〇月 〇〇高等学校工業デザイン科卒業

大卒の場合の書き方

大学の場合は、学部・学科・専攻名まで書きましょう。

<書き方例6>
平成〇〇年 〇月 〇〇高等学校入学
平成〇〇年 〇月 〇〇高等学校卒業
平成〇〇年 〇月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科〇〇専攻 入学
平成〇〇年 〇月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科〇〇専攻 卒業

大学院の場合の書き方

大学院の場合は、「修了」を用います。修了課程によって「修士課程修了」「博士課程修了」と書きわけるのが、正しい書き方です。大学院の正式名称は専攻名まで書くと非常に長いものになりますが、省略せずに書きましょう。

日常会話では、大学院も大学同様に「大学院卒業」「院卒」などと言いますが、学校教育法では、大学は「卒業」、大学院は課程を「修了」と、明確に使い分けているため、履歴書にも「修了」と書くのが正しい書き方です。

第百四条  大学(第百八条第二項の大学(以下この条において「短期大学」という。)を除く。以下この条において同じ。)は、文部科学大臣の定めるところにより、大学を卒業した者に対し学士の学位を、大学院(専門職大学院を除く。)の課程を修了した者に対し修士又は博士の学位を、専門職大学院の課程を修了した者に対し文部科学大臣の定める学位を授与するものとする。
— 学校教育法(昭和22年法律第26号)第104条、「第9章 大学」—

出典: http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S22/S22HO026.html | http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S22/S22HO026.html

<書き方例7>
平成〇〇年 〇月 〇〇高等学校入学
平成〇〇年 〇月 〇〇高等学校卒業
平成〇〇年 〇月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科〇〇専攻 入学
平成〇〇年 〇月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科〇〇専攻 卒業
平成〇〇年 〇月 〇〇大学大学院〇〇学研究科〇〇学専攻 修士課程入学
平成〇〇年 〇月 〇〇大学大学院〇〇学研究科〇〇学専攻 修士課程修了
平成〇〇年 〇月 〇〇大学大学院〇〇学研究科〇〇学専攻 博士課程入学
平成〇〇年 〇月 〇〇大学大学院〇〇学研究科〇〇学専攻 博士課程修了

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