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「最終学歴」の定義とは|書き方(中卒/高卒/大卒/大学院/中退)

更新日:2022年06月28日

就職活動・資格試験・上位学校への進学などの際には、応募資格にも関わってくる「最終学歴」。わかっているようで、意外に誤解している人が多いのです。ここでは、最終学歴の考え方や具体的な書き方をご紹介します。正しい書き方を知って、他の応募者に差をつけましょう。

大学の場合は、学部・学科・専攻名まで書きましょう。

<書き方例6>
平成〇〇年 〇月 〇〇高等学校入学
平成〇〇年 〇月 〇〇高等学校卒業
平成〇〇年 〇月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科〇〇専攻 入学
平成〇〇年 〇月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科〇〇専攻 卒業

大学院の場合の書き方

大学院の場合は、「修了」を用います。修了課程によって「修士課程修了」「博士課程修了」と書きわけるのが、正しい書き方です。大学院の正式名称は専攻名まで書くと非常に長いものになりますが、省略せずに書きましょう。

日常会話では、大学院も大学同様に「大学院卒業」「院卒」などと言いますが、学校教育法では、大学は「卒業」、大学院は課程を「修了」と、明確に使い分けているため、履歴書にも「修了」と書くのが正しい書き方です。

第百四条  大学(第百八条第二項の大学(以下この条において「短期大学」という。)を除く。以下この条において同じ。)は、文部科学大臣の定めるところにより、大学を卒業した者に対し学士の学位を、大学院(専門職大学院を除く。)の課程を修了した者に対し修士又は博士の学位を、専門職大学院の課程を修了した者に対し文部科学大臣の定める学位を授与するものとする。
— 学校教育法(昭和22年法律第26号)第104条、「第9章 大学」—

出典: http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S22/S22HO026.html | http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S22/S22HO026.html

<書き方例7>
平成〇〇年 〇月 〇〇高等学校入学
平成〇〇年 〇月 〇〇高等学校卒業
平成〇〇年 〇月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科〇〇専攻 入学
平成〇〇年 〇月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科〇〇専攻 卒業
平成〇〇年 〇月 〇〇大学大学院〇〇学研究科〇〇学専攻 修士課程入学
平成〇〇年 〇月 〇〇大学大学院〇〇学研究科〇〇学専攻 修士課程修了
平成〇〇年 〇月 〇〇大学大学院〇〇学研究科〇〇学専攻 博士課程入学
平成〇〇年 〇月 〇〇大学大学院〇〇学研究科〇〇学専攻 博士課程修了

中退とは?

中退とは、中途退学の略で、本人及びその保護者の意思で自主的に退学することをいいます。ただし、自主退学の場合であっても、大学院の博士後期課程などでは事情が異なる場合もあり、これについては、「中途退学と満期退学の違い」で説明します。

中退という言葉が一般的に広まっているため、履歴書でも「中退」と記入する人が多いようですが、「中途退学」という名称を用いるのが正しい書き方です。

高校中退の場合の書き方

<書き方例8>
平成〇〇年 〇月 〇〇中学校卒業
平成〇〇年 〇月 〇〇高等学校入学
平成〇〇年 〇月 〇〇高等学校中途退学

「卒業と中退の違いで、最終学歴はどう変わる?」でも触れたように、この場合の最終学歴は、中学卒となります。

大学中退の場合の書き方

<書き方例9>
平成〇〇年 〇月 〇〇高等学校入学
平成〇〇年 〇月 〇〇高等学校卒業
平成〇〇年 〇月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科〇〇専攻 入学
平成〇〇年 〇月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科〇〇専攻 中途退学

「卒業と中退の違いで、最終学歴はどう変わる?」でも触れたように、この場合の最終学歴は、高校卒となります。

<書き方例10>
平成〇〇年 〇月 〇〇中学校卒業
平成〇〇年 〇月 〇〇高等学校入学
平成〇〇年 〇月 〇〇高等学校中途退学
平成〇〇年 〇月 文部科学省高等学校卒業程度認定試験 合格
平成〇〇年 〇月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科〇〇専攻 入学
平成〇〇年 〇月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科〇〇専攻 中途退学

「高認試験は資格試験であって、学歴ではない!」で触れたケースにあたります。この場合の最終学歴は、中学卒となります。したがって、中学についても記入するのがよいでしょう。

大学院中退の場合の書き方

<書き方例11>
平成〇〇年 〇月 〇〇高等学校入学
平成〇〇年 〇月 〇〇高等学校卒業
平成〇〇年 〇月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科〇〇専攻 入学
平成〇〇年 〇月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科〇〇専攻 卒業
平成〇〇年 〇月 〇〇大学大学院〇〇学研究科〇〇学専攻 修士課程入学
平成〇〇年 〇月 〇〇大学大学院〇〇学研究科〇〇学専攻 修士課程修了
平成〇〇年 〇月 〇〇大学大学院〇〇学研究科〇〇学専攻 博士課程入学
平成〇〇年 〇月 〇〇大学大学院〇〇学研究科〇〇学専攻 博士課程中途退学

この場合の最終学歴は、大学院修士課程となります。

中途退学と満期退学の違い

大学院中退の場合には、「中途退学」という書き方の他に、「満期退学」などの書き方をする場合があります。

<書き方例12>
平成〇〇年 〇月 〇〇大学大学院〇〇学研究科〇〇学専攻 博士課程満期退学
平成〇〇年 〇月 〇〇大学大学院〇〇学研究科〇〇学専攻 博士課程単位取得後退学

これは、以下のような理由によります。大学院の場合には、規定の単位をすべて取得し、博士論文を提出して論文審査に通り博士号を取得してはじめて課程修了となります。しかし、博士論文を提出したものの、論文審査がほとんど通らないような時代がかつてありました。そのときの名残で、単位はすべて取得していることを示すために用いられたのが、「満期退学」などの呼称です。

どのような書き方をしても、中途退学であることに変わりはありません。したがって、この場合の最終学歴は、大学院修士課程となります。

在学中の場合には?

在学中の場合、「在学中」もしくは「〇〇見込み」と書きます。

・在学中のアルバイトなどへの応募
<書き方例13>
平成〇〇年 〇月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科〇〇専攻 在学中

・新卒採用への応募
<書き方例14>
平成〇〇年 3月 〇〇大学〇〇学部〇〇学科〇〇専攻 卒業見込み
平成〇〇年 3月 〇〇大学大学院〇〇学研究科〇〇学専攻 修士課程修了見込み
ただし、年度末までに必要単位を取得し、卒業または修了できる場合に限ります。

応募資格にも影響する「最終学歴」を正確に書こう

最終学歴とは、最も高い教育機関の卒業歴であって、最後に行った学校ではありません。また、最終学歴は、就職活動・資格試験・上位学校への進学などの際には、応募資格にも関わってきます。正確に把握しておくとともに、履歴書やエントリーシートなどへの記入にあたっては、正しく書けるようにしておきましょう。

初回公開日:2017年07月23日

記載されている内容は2017年07月23日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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