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水引きの種類・色別の種類・正月の結び方・本数の種類

初回公開日:2017年07月28日

更新日:2017年09月11日

記載されている内容は2017年07月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

水引は、のし袋の添え物のイメージが強いものですが、慶事か弔事かで使う水引の色や結び方の種類も違っていて、本数によっても格が違ってきます。失礼にならないように適切な使い方ができるよう、色や本数、結び方に込められた意味を理解するようにしましょう。

水引の基礎知識「水引ってどんなもの?」

「水引」は、ご祝儀や香典を包むのし袋の中央についている、色のついた細い紐を束ねてくくったものことです。リボン結びのようになっているものが一般的ですが、複雑な飾り結びにしてあるもの、そのまま置物としても使えるような豪華な鶴や亀、宝船のモチーフになっているものもあります。

「のし」というのは、のし袋全体のことではなく、のし袋の右肩にある紅白の紙を折ったものの中央に入れられている茶色い薄いものをさしていて、元はアワビを細く割いて伸ばした「のしあわび」が使われていました。

水引の一般的な種類

一般的な水引は、細く切った和紙を「こより」として細くより、全体に水糊をつけて(水糊を引いて)乾かしたものなので「水引」と言われていて、太さが均一になるように作られています。
白いままのもののほかに、金銀や色とりどりの薄紙やごく薄い布などを白い水引の上に巻き付けて作られたものもあります。

水引1本1本に太さはありませんが、しっかりとよられて糊付けされているため丈夫で折れにくく、こより全体をしごくことでしなやかになって細工がしやすくなります。

水引の色別の種類

水引をつけるのし袋は、白い奉書紙を折り方の決まりに従って折ったものに、慶事か弔事かで水引の結び方の種類を変えて結んだものを用います。

水引は単色で使われることもありますが、一般的には2種類の色の水引を使います。結び方の種類にかかわらず、のし袋の表側の右に濃い色が、左に薄い色が来るように結びます。

慶事に使う水引の色の種類は豪華で鮮やかなもので、祝い事全般に使われるのが「紅白」、婚礼用に「金銀」、神札や門松飾りに使うのが「赤金」です。

弔事や仏事(法事)に主に使われる水引の種類は「黒白」のみと思いがちですが、関西や北陸の一部では仏事(法事)で「黄白」がつかわれます。

より格式の高い種類の「双銀」、神事の香典に「双白」、かつては仏事(法事)に使われ現在はほとんど使われなくなった「青白」と言った種類のものもあります。

水引の慶弔結び「あわじ結び」「蝶結び」「結び切り」

結婚式や出産といった慶事や、お葬式や法要といった弔事では、どういった種類の水引を用いるのか、色だけでなく、本数や結び方でもルールが決まっています。

お祝いの気持ちやお悔やみの気持ちが相手に伝わらなかったり、誤解を招いてしまうことのないように、マナー違反にならないようにする必要があります。

慶事や弔事ののし袋であるご祝儀袋や香典袋に使う水引の結び方は、「あわじ結び」「蝶結び」「結び切り」の3種類が主に使われ、他にもそれから派生した結び方が数種類あります。

慶事にも弔事にも使える「あわじ結び」

「あわじ結び」は「あわび結び」ともいわれていて、結び切りのように解きにくい結び方であるとともに、両端を引っ張るとさらに強く結ばれます。そのことから「末永くお付き合いできますように」とも取れるので、慶事にも弔事にも用いられています。

あわじ結びを繰り返した結び方を「より返し」「あわじ返し」ともいいますが、繰り返すことを基本とした種類の結び方なので、しっかりとした結び方ですが、度重なることを嫌う婚礼には使えません。

あわじ結びの場合は、水引の色の種類によって、慶事か弔事かに分かれます。

何度繰り返してもうれしいことに「蝶結び」

引っ張ると簡単にほどけるいわゆる「ちょうちょ結び」は「蝶結び」「花結び」と言われ、何度も結びなおしてもよい、つまり、繰り返してもうれしいことに用いられます。

出産祝い、進学祝いなど、たびたびあってもうれしい種類の祝い事に適した水引の結び方になります。

本来水引はしっかりと梱包することを目的として使われる種類の梱包材なので、繰り返し使える蝶結びは、水引本来の使い方とは違った種類の結び方になります。

二度と繰り返さないでほしいときは「結び切り」

水引を堅結びにした「結び切り」は「二度と繰り返さないでほしい」という願いをこめて結ぶので、慶事の婚礼祝い、全快祝い、弔事全般にも用いられます。ただし、水引の両端が慶事は上を向き、弔事は下を向くように結ぶ決まりがあります。

結び方の種類としては、「結び切り」は「あわじ結び」よりも軽い結び方になるので、入れる金額が高額になる場合は結び方の種類は「あわじ結び」にした方がふさわしくなり、結び切りの方がより軽い気持ちで用いるのがふさわしくなります。

正月用の水引の結び方

お正月には神様をお迎えし、お供えをするために水引を使うので、お正月にふさわしい水引の結び方の種類は、使いまわししないためにも結び切りにするのが一般的です。地方によっては、結び方の種類が、何度もお祝いができるように蝶結びを使うこともあります。

「縁起を切らない」「滞りなく丸くおさまる」ように願いを込めて、余った水引を切らないようになるべく輪にして収める結び方にする、婚礼にも使われる結び方の種類の、「輪結び」「引き結び」を使うこともあります。

使う水引の色の種類は、赤金や紅白など、鮮やかで豪華な種類のものを使います。

法事で使う水引

法事ではのしを使わないのにのし袋と言われることもありますが、正しくは、香典袋、不祝儀袋になります。葬儀で使う香典袋(不祝儀袋)は「御霊前」と書かれたものを使うのが一般的で、水引の色の種類は黒白を、結び方の種類は結び切りかあわじ結びを使うのが一般的です。

葬儀の後に行われる法事で使う場合は、黒白の水引を使うのが一般的ですが、関西地方や東北地方の一部では黄白の水引を使う場合もあります。黄白を主に使うところの法事で黒白の水引を使ってもマナー違反ではありませんが、相手方の風習に合わせるようにしましょう。

法事での水引は、奉書紙の金封の口を裏で上から下におろした上に掛けるようにします。

結婚式のマナーに沿った水引

結婚式では、のしのついた祝儀袋を選びますが、中身の金額が多いときはより豪華な格の高い水引のものを選びますが、2~3万までの場合はオーソドックスな祝儀袋やカジュアルな祝儀袋を、1万円までの場合は水引が印刷のものでも構いません。

結婚祝いには慶びが重なるように願いを込めて、5本の水引ではなく、「5本2束」を意味する10本の水引のものを選ぶようにしましょう。水引の色は紅白や金銀など豪華な種類のものを、結び方は、一度結んだらほどけない「結び切り」「あわじ結び」、丸く収まる「輪結び」を選ぶようにしましょう。

奉書紙を折った金封の口を裏で下から上に向けて折った上に水引を結びます。

香典にふさわしい水引

水引きの種類・色別の種類・正月の結び方・本数の種類

お葬式の時に香典を包むのにふさわしい水引の種類は、黒白のものを使うのが一般的ですが、包む金額が多い場合は双銀のものを使います。

まれに、紅白の赤が黒にも見えることから、黒白を使わずに黄白を使う場合や、四十九日以降の法要では黄白を使う場合もあるので、不安なときは事前に確認するようにしましょう。相手方に直接聞きにくいときは、近くの仏具店に尋ねてみるようにしましょう。

いずれの場合も、のしは使わす、水引の結び方の種類は結び切りかあわじ結びにして、奉書紙を折った金封の口は裏で上から下に向けて折り、その上に水引を結びます。

本数で違うの?水引の本数の種類

水引の本数は、慶事では奇数の3本、5本、7本、9本のものの4種類があり、婚礼関係については祝い事がかなさなるようにとの思いを込めて、5本を2束使って10本のものを使用します。3本は5本を簡略化したもので、粗品などに使い、7本は通常使う5本より格式ばったときに使います。9本は、「苦」に通じて縁起が悪い問うことで、使われなくなっています。

逆に弔事では、水引の本数は偶数の2本、4本、6本の3種類があります。包む金額が多い場合は本数の多い水引を使うようにします。

「ちょっとした」水引アイテムも

水引きの種類・色別の種類・正月の結び方・本数の種類

最近、水引そのものが100均でも手に入るようになり、ちょっとしたお礼やお土産などを包んだ小さな包みに自分で結んだ水引をつけたり、お年玉などを入れるポチ袋にも水引が付いたものもみられるようになりました。水引を使ったアクセサリーや文房具なども登場し、のし袋の添え物以外の用途も広がりつつあります。

TPOに合った水引使いをマスターしよう

祝儀袋や香典袋は、市販されているものを買ってきてそのまま使うのがほとんどなので、それについている水引の色や本数、結び方について、どういった種類のものが使われているのか、気にしないことが多いのですが、それぞれに意味があり、格式の違いもあります。

失礼にならないように、気持ちがしっかりと伝わるように、TPOに合わせた水引のものを選べるよう、使い方をマスターしておきましょう。

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